トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

靴も、おもちゃ修理の手法で

2016-04-28 11:40:20 | おもちゃ病院

 3年前だろうか、帰省した時に雪道用に買った靴の縫い目が1年位前にほつれて口が開いてしまった。
何度か接着剤で応急処置したが皮が固いので、歩くことにより合わせ目に力が掛かり剥がれてしまう。
そこで、おもちゃ修理では良く使うステンレス細線で縫うということを思い付き、試してみた。
細いので縫い針の穴に入り、これで縫い合わせる。

縫い合わせたところはクイックボンドでシーリングする。

見た目は悪いが、これで、もう少し防水にはなりそうだ。

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安価に連続可変電源製作

2016-04-27 17:57:55 | 電子工作

 aitendoで「多回転精密ポテンショメータ」が、なんと200円で発売されていたので購入。
これを利用して連続可変電源を全てaitendo販売品で構成してみた。
電源モジュールは「DC/DC昇降圧モジュール [DSN6000AUD] 」を使用。
これはSEPIC方式で、一種類の電源で入力電圧に関係無く、それより低い電圧から高い電圧まで連続可変出来る特徴がある。
基板上の多回転半固定抵抗(10kΩ)を取り外して、これとポテンショメーターを接続する。
注文時は10kΩが在庫切れで22kΩを入手した。これが検討不足でモジュールを壊してしまった。
ポテンショメーターが途中で33Vになった後も回し続けた(電圧は33Vから上がらない)ら、出力が出なくなってしまった。
ICの手持ちが有ったので交換したが動作しない。仕方が無いので、もう1台のに交換する。
その後の調査で、壊れていたのはスイッチングのダイオード(SS34)で、最大定格40Vに対し、それ以上の出力電圧になった為に破壊したものと思われる。実際、同一品に交換してみたが再現するので100V耐圧のものを使用したところ問題無かった。
ポテンショメーターには15kΩを並列に入れて、モジュールが壊れない様にする。
今日現在では10kΩの在庫が有るので、これを使えば問題無い。
電圧計には「極小電圧表示器 [VM3D-30V-036] 」を使用し、電源と測定電圧端子を分離し、電源は入力に、測定電圧端子は出力に接続する。
今回は青色発光品を使用したが、5Vではちょっと暗くなる。6V以上であれば良い。
見やすい様に偏光フィルムを貼り付ける。
入力電圧は5Vとし可変してみる。
リファレンス電圧1.25Vから33Vまで可変出来る。
入力を12Vにしても、出力電圧の変動は0.1~0.2V程度と安定している。
負荷変動は引き続き調査したいと思う。

まだバラックの状態だが、今後は電流計の回路も追加してケースに入れ、完成させたいと考えている。
【昇圧コンバータをSEPIC方式に改造】
降圧コンバータの手持ちが無くて「DC/DC昇圧モジュール[M6009-S]」が沢山有ったので、どちらにも使える今回のSEPIC方式に改造してみた。
改造は簡単で、カット1箇所、コンデンサとインダクタ各1個追加、配線4本で済む。
コンデンサには10uF/25Vチップ型セラコン4個を直並列にして耐圧を稼ぐ。インダクタは手持ちの56uHチップ?インダクタを使用。
スペースが無いのでチップコンデンサは基板裏面に接着。インダクタは現状のインダクタに2階重ねし接着する。
スイッチングダイオードは100V/3Aのものに交換。
モジュール価格は100円しか差が無いので、最初から購入する方は昇降圧モジュールをお勧めするが。
問題無くSEPIC動作した。


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ラズパイでハイレゾDACを構成する

2016-04-24 14:06:10 | オーディオ

 おもちゃ病院と電子工作でコンビの吉本先生から、ラズパイDACをやってみたが、最近パソコンの表示がおかしくなって操作出来なくなったので、見てほしいと依頼された。
ラズベリー・パイ2(Model B)とスイッチサイエンス扱いDurio Sound BASIC(192kHz/24bit対応オーディオ拡張ボード)の組み合わせです。
ソフトウェアにはPCから操作出来る無償の「Volumio」を使用している。
標準でWebRadioも聴ける。
ラズパイは有線LANでルーターに接続し、PC側(Windows10)のブラウザ(IE11)で見るが、確かに表示がおかしい。
(後に、IE11はフリーズし易い様で、その際に画面がおかしくなるのでChromeが良さそうだ)
SDカードの容量を見ると8GBのはずが50MB程度の表示になっている。
これは私の勉強不足で、Linuxのソフトをインストールするとその領域が作られて、FAT32と違ってWindowsからは見れない関係でそうなる。
取り敢えず「SDFormatter」でフォーマットし直す。
「Volumio」はイメージファイルをダウンロードして「Win32DiskImager」でSDカードに書き込む。
これを差し込み電源を入れると、ちゃんと表示された。
ラズパイはパソコンだと思って良い。だから起動中に電源がOFFになると、最悪SDカードのセクターまで壊れてしまう。必ずソフトで電源OFFの処理を行う必要がある。
ソフトでのネット接続設定は簡単だが、Linuxの知識が皆無に近い(数十年前に勉強したことは有ったが)ので、これで良いものか良く分からない。実際、電源のON/OFFのたびに接続しなくてはならない。有線で接続出来たので、無線のドングル(相性がある様だ)でも接続してみる。これは有線以上に接続が不安定だが、何とか接続出来た。
接続にはブラウザのアドレス欄にhttp://volumio/を入力するが、接続出来ない場合には直接IPアドレスを入力する
(例:http://192.168.0.5/)。ネットワークアイコンをクリックして接続機器にvolumio.rootが有れば、これをダブルクリックすると表示される。また、IPアドレスを調べるには、「NetEnum」というフリーソフトがある。
何故か、PC側の無線LANを切断/接続することで、接続が復旧する。
興味が出て来たので、私もDACを購入することにした。
安価で32bit/384kHzまで対応しているサインスマート HIFI DAC サウンドカード モジュール I2Sインターフェース Raspberry Pi B+、2 Model B対応」をAmazonより購入。

先の経験が有ったので、同様にインストール・設定を行うと問題無く動作した。
Durio Sound BASICもそうだが、このカードも無音時、ヘッドホンから聞こえる雑音は一切無い。
尚、ヘッドホンを指すとRCAジャックの出力がOFFになるので、ご注意下さい。
32bit/384kHzまで対応していることから、何かサンプル音源が無いか検索するとノルウェーの2L High Resolution Music .. free TEST BENCHというサイトが有り、24BIT/352.8kHzがダウンロード出来る。但し、ファイル形式がFLACなので、WAV形式に「freac - free audio converter」を使って変換する。これをUSBメモリーに保存して、再生してみる。

音楽月刊誌の付録に付いていた、同じ演奏の44.1kHz/16bit、44.1kHz/24bit、96kHz/24bit、192kHz/24bitを切り替えてヘッドホンで聴いてみる。
かえって44.1kHz/16bit(CDと同じ)のが華やかに聞こえ、192kHzは優しい(原音に忠実?)感じがした。
DACからはハイレゾで出ているのだが、手持ちアンプやスピーカーは従来仕様なので、本当のハイレゾは再現出来ないが、音は良さそうだ。

次は、これ用のNASをラズパイで構成したいと考えている。
ラズパイは最近「Raspberry Pi 3 Model B」が販売開始になり、64bit対応、CPUスピードアップ、Wi-Fi(無線LAN)、Bluetooth(近距離無線通信)標準搭載となり、価格はAmazonで6980円とそれほどアップしていないので、これも試してみたいところだ。

ラズパイ・オーディオについてはトランジスタ技術2015/9号の特集を参考にした。
その他では、トラ技2016/3号や日経Linux2016/5号でラズパイを特集している。

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ユニックRC-30R-3修理

2016-04-24 13:43:55 | ラジコン

 隣接市の方から、メールで修理依頼があった。
一番修理依頼の多いRC-30R-3という機種である。
症状は「突然、送信機の電源が入らなくなって(インジケータが振れない)、受信していない」というもの。
送ってもらい、確認するとやはり、送信機が動作していない様だ。
バッテリーの入っているグリップ下部が割れており、電池ケースも自作品になっていた。
ケースを外し、電圧を測定してみると出ないが、動かすと6V出たりする。グリップに入れるとケースが矯正されて電圧はちゃんと出るので、原因は他に有る様だ。
蓋を外し、基板を外してみると、シールドケースの半田は吸い取られて外れていた。どうやら、修理を試みた様だ。

確かに、電池からのコネクタには電圧が来ているのでクロックの水晶2MHzの波形を見てみるが発振波形が出ない。回路電圧を測定すると0Vだ。
良く見ると、操作部のホーンスイッチ端子の共通線(緑色)が切れている。
これを接続したところ、正常に動作した。再発防止のためにシリコン接着剤で固定した。
電池ボックスは、外れない様にアルミ粘着テープでテーピングする。

受信機をONにし、受信確認してみたが、全ての操作に対してLEDが点灯するので、問題無さそうだ。
家から20km(車で30分)程度で宅配便より安いので、事前に連絡をとり持参した。

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ユニックRC-100T修理(ID合わせ)

2016-04-22 11:47:05 | ラジコン

 同県の方から「症状は、リモコンの操作時、動いたり動かなかったりします。」ということで修理依頼が有った。
なぜか、送信機2台と受信機1台が届いた。
受信機のアンテナコネクタは珍しく民生品のF型が使われている。

確認したら、環境の悪い所用と使い分けているとのこと。
RC-100Tは、何台か修理実績がある。周波数はGRとCHをDIPロータリースイッチで切り替えるタイプだ。
GRは6と7で異なっていたが、6に合わせていた。CHはどちらも0である。

まずは、送信機の電波(429MHz帯)をモニターするが、周波数は同じで変調も掛かっている。
次は受信機に電源+24V(+12V以上であれば正常に動作することを確認)を接続して動作確認する。
片方は、不安定ながら操作によって至近距離でRECと操作LEDが点灯することもある。もう1台はRECのみ点灯するが操作LEDは点灯しない。
この機種はID合わせを受信機で行える様になっているので、設定ピンを入れ替えてやってみたが、認識しない。

以前にも同じ症状が有り、原因は設定ピンからの信号パターン切れだったので、ヘッダピンを外して調べるが導通は有る様だ。念の為、パターンのレジストを剥がして半田メッキする。
ヘッダピンを手持ちの新品に付け直して、ショートプラグも手持ちの接触が良さそうなものに交換。すると、正常に認識する様になった。
IDが送受信異なっていると、依頼時の症状になるというのが確認出来た。
送信機のIDは異なっていた(送信機にID設定機能は無い)ので、同時使用は出来ず、依頼者に確認の結果、綺麗な方を取り敢えず使うというので、これにIDを合わせた。

予備品を使用する場合の簡単なマニュアルを作成して同封した。


【再発の連絡有り】
やはり、同じ現象になるというので、アンテナに問題無いか、コネクタに銅線を接続してもらったが変わらないというので送ってもらった。
現象が再現しました。
このとき、送信機の周波数が時々、勝手に切り替わっていました。
CH切り替えロータリーDIPスイッチ回りが怪しいので、半田を付け直したり、接点復活材塗布(これは内部なので効果が無いかも知れませんが)したり、ダイヤルをぐるぐる回したりして接触改善しました。

以前、同機で確認の周波数
CH0:429.3MHz
CH1:429.3MHz
CH2:429.4MHz
CH3:429.5MHz
CH4:429.6MHz
CH5:429.7MHz
CH6:以降は出力無し

それで再発はしなくなったのですが、念の為CH設定を送受信共に、0から3にしました。
これで、振動を与えても切り替わることは見られませんでしたので、発送しました。

【それでもダメ・現地で何とか原因が】
取り付けたが、症状は変わらないという連絡が有り、ますます分からなくなった。
実機で確認しないと分からないので、伺うことにした。
距離は75kmほどあるが、北関東道で行くと1時間ちょっとなので近い。
確かに、数10センチ離れると電波受信状態LEDが赤(正常)から緑(弱い)になってしまう。
IDを認識させようとしても、うまく認識しない。
基板を押すと赤になる時があり、探してみると電源入力マイナス線(黒)のソケットが緩くなっていたので、これをペンチで狭くしてから差し込むと現象が無くなった。
電源電圧は約24Vで正常だが、おそらく、この接触不良により回路電圧がドロップして正常動作してなかったと思われる。
自宅で動作確認している時は、このソケットにワニ口クリップで電源を供給していたので、正常に動作していると確信してたのだが。
今後は、コネクタ入力からの供給を確認する必要が有ると反省である。

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LED手持ち拡大鏡を改造する

2016-04-20 13:11:05 | 電子工作

 aitendoで販売されている手持ち拡大鏡(5倍) [CY-001]が安価だったので購入したが、スイッチのON/OFF不良が多く、交換してもらったが、それでも、あまり良く無い。
分解したついでに、LEDの明るさを確認してみると、やはり単四2本では電圧が不足するので、昇圧式コンバータを組み込むことにした。(電池1本で動作)
PFMステップアップDC/DCコンバータ [HT7733] を使用することにし、電池スペースに入る大きさのユニバーサル基板に外付け部品を含め実装する。

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USB電源チェッカーの動作範囲を広げる

2016-04-20 10:35:15 | 測定器

 aitendoより購入したUSB電源チェッカー [CKR-3570]が安価で、また便利に使用しているが、電流と電圧が交互に表示出来ることから、他の用途(実験用可変電源装置)に改造して使えないか、回路図に落として検討してみた。
面白いことに、同時に購入したのに2種類のタイプが有った。
(7segと基板の間に部品のあるタイプはちょっと改造しにくいかも知れない)

電流は0V側に0.05Ωをシリーズに入れており、ICの2番ピンに入っている。
電圧は2kΩと1kΩで分圧(1/3)して、ICの1番ピンに入っている。
ICの電源は6番ピンがoV、12番ピンがVCCの様だ。
VCCはTL431で入力電圧から120Ωで印加されるので約2.5Vに安定化されている。
120Ωと電源入力を切り離し、これに5Vを印加、入力電圧を可変して表示を見る。

下表の様な結果となった。(個体差も、少しある様だが、調整個所は無い)
入力が1/3分圧なので、この値がLM431の基準電圧以上は測定出来ない様だ。なので7.5V以上は変化しない。
これ以上の電圧を測定したい場合には、分圧比を1/30にすれば1/10の値に表示(誤差は大きいかも知れないが)出来るかと思う。

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電池式スタンドライトをUSB接続に

2016-04-19 16:10:37 | 電子工作

 随分前におもちゃの様な、安い乾電池式のスタンドライトを購入して、ACアダプタ用に改造(単三×3本でも使用可)したが、結局ACアダプタのコンセントが不足したりと、使わないうちに落下させてしまい、モールドがあちこち割れてしまった。
修理ついでに、USB供給にすることにした。
時代の変化で、マイクロUSBの充電器やコードが今では安価に入手出来る様になったからである。
LEDは12個が並列接続されており、パソコンからだとUSB2.0の規格から0.5Aまでしか流せないのでそれ以下の0.4Aとなる様に4.7Ω2本並列してシリーズに入れる。

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USBハブ付き、高速カードリーダー/ライター・修理

2016-04-19 11:28:34 | パソコン

 buffalo製「高速カードリーダー/ライター・USBハブ付(BSCRH01U2)」を以前便利に使用していたが、突然カードが認識しなくなり、別なリーダーに買い替えたが、今日は暇だったので、もう1度見てみることにした。

内部に12MHzの水晶が使われており、オシロで波形観測してみるが、発振波形が出ない。
手持ちのリード線タイプ水晶に交換したところ発振し、カードが正常に認識する様になった。
(水晶がベタパターンにしかり付いており、無理矢理引っ張ったらパターンがそっくり剥がれてしまったので、近くのチップ抵抗に半田付けする)
当然、水晶はシリコン接着剤で固定しておく。

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+5V,-5V・DC/DC-CONV(MC34063)製作

2016-04-17 15:55:40 | 電子工作

 標準信号発生用に使用する10MHzOCXOだが、以前、ジャンク扱いで落札したクラニシ製周波数カウンターに使われており、現在、このカウンターは使用していないので、流用することにした。
電源は、シリーズレギュレータにより+5Vと-5Vの2種類が使われており、+5Vが0.7A、-5Vが0.5Aの消費電流があり、出力素子がかなり発熱する。+5Vだけにしたかったのだが、回路分析が大変なので、両電源を製作することにした。
電子工作サークルの場を借りて、内職?で製作する。
使用したのはaitendo製「降圧型DC-DC基板 [P-5V34063]」で回路等詳細は「5V定電圧DC-DCコンバータ [AKIT-5V34063]による。
手持ち部品で構成し、出力電圧設定用の抵抗は半固定抵抗とし、可変出来る様にした。
USBコネクタ出力となっているが、この部分に接続用端子を付ける。
-5VはMC34063の場合、簡単な改造(カット:4箇所、ストラップ:3本)で-5V出力回路に変更出来る。
レジストが黒色でパターンが全く見えず、ホームページにあるパターン図を参考にカットする。
(詳しくは、データーシートに参考回路が書かれています)
写真左が-5V出力、右側が+5V出力

出力電流が大きいので念の為、ICのMC34063に放熱フィンを「固まる放熱用シリコーン SCV-22」で接着する。

【発振モジュールと組み合わせ】
今日は発振モジュール基板に接続してみた。

問題が現れて来た。
周波数微調整のVCO電圧は-5Vをそのまま使用しているので、これが安定していないと出力周波数が変動する。

また、VCOがマイナスなので、GPSによる制御回路を工夫しなければならない。

【もう1つのOCXOを試す】
大きくなるが、以前、これも安価に落札した用途不明の10MHz発振器が有り、これを久々に引っ張り出して、電源電圧等を調査した。
OCXOの供給は+24V、周波数微調整の標準電圧は、このモジュール内で安定化している様で+6Vとなっている。
微調整はポテンショメーターにより行っているが、それでも10MHzに調整出来なかったのでOCXOの中央に有る穴から内部コアを調整する。
このOCXOはGPS制御発振器に、そのまま使えそうだ。

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井戸ポンプを新品に交換する

2016-04-16 18:26:50 | スイッチ

 注文していた日立製浅井戸用ポンプWT-P125Wが翌日には届いたので、交換作業を行った。
押しばねは想像していたのと全然違っていて、結構、ばね圧の強いものだった。
これを逆止弁に入れる。

既存品を取り外す。全てボルトを外すだけで可能。
吐き出し口の位置が標準と異なるので予備フランジと付け替える。
またフランジの取り付けピッチが異なっていたので、パイプ側を外して、今回のフランジにシールテープを巻いてねじ込む。
吸い込み口は既存と取り付けフランジと30度ずれているので回して接続する。

電子制御になっており、圧力、お知らせ等が表示される。また圧力設定も簡単に切り替え出来る。

外したポンプを見てみると型式はWT-P125Hで1993年製だったので23年持ったことになる。
これに交換する前のは1987年製だったので6年しか持たなかったことになる。

問題無く運転開始となったので、運転圧力を「高」に切り替える。
PAMインバータ制御方式で、非常にON/OFFがスムーズで従来品より非常に静かという印象だ。
思ったより簡単に、1時間ほどで交換出来た。

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10MHz矩形波を正弦波に・Xtalフィルタ実験

2016-04-15 11:04:14 | 電子工作

 GPSモジュールからの出力は矩形波だが、これを測定器用の基準信号とするのには正弦波のが良さそうだ。
原理的には10MHzだけを取り出せば、正弦波になる。
10MHzの水晶発振子は安価に入手出来ることから、これでフィルタが出来ないものか実験してみた。
手持ちの水晶10個をSG(矩形波)とオシロの間にシリーズに入れてみた結果、10.0005~10.0008MHzにピークが有った。
ちなみに、セラロックを測定してみたが、大幅に高い方にずれていた。内蔵コンデンサが影響しているものと思われる。
入力はP-P:5Vだが出力はP-P:44Vにもなった。

単素子の場合、10MHzにピッタリ合っていないと減衰が大きいので、可変出来ないか試してみた。
コンデンサをシリーズに入れると周波数が高くなり、インダクタをシリーズに入れると低くなることから、インダクタを可変してみた。
1uH+3.3uH=4.3uHで丁度10.0000MHzのレベルが最大となった。

スペアナで、高調波を確認すると
20MHz:-58dBm
30MHz:-33dBm
40MHz:-51dBm
50MHz:-53dBm

次に、出力分配用のトランス(各測定器間の絶縁が必要なため)を測定してみる。
aitendoから入手したチョークコイル [T9X5X3-5TX3] を使用。
周波数特性を見ると、丁度10MHz付近のレベルが一番大きい。出力波形も見たが、変化は無く使えそうだ。

その後、在庫品のIFTを調べたところ、インダクタンス値(3.9~6.5uH可変)で使えそうなのが有ったので付け替えて実験する。
(1次/2次側?が接続されており、標準的なIFTでは無い様だ)
コアでピーク調整が出来る様になった。

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井戸ポンプの不具合原因が判明・だが・・・

2016-04-14 18:00:31 | 設備修理

 今の住居を新築(築30年弱になるが)した際に、村の水道圧力が低く2階では不具合が生じるために、一旦タンクに貯めて、そこから井戸ポンプで加圧する様に対応した。

このポンプは23年位前に故障して、業者に交換してもらったが、それ以来、数ヵ月ごとにポンプが間欠運転になってしまい「呼び水」をしなくてはならなくなっていた。
今回も、それを実施しようとしたところ、別な所から、水が噴き出して来た。見ると圧力タンクにφ3mm程度の大きな穴が開いていた。
これはダメだと思い、買い替えようとメーカー(日立製)のページを調べたところ、WT-P125Wが寸法が同一なので、取説をダウンロードしたところ、不具合の原因らしきのが見つかった。
「押込揚程(2m以内)のときは、逆止弁に押しばね(付属品)を入れる」という説明
現状品を分解すると、予想?通り、このばねが入っていなかった。

今更、業者にクレームを言ってもしょうがないので、メーカーに確認したら、サービスセンターで入手出来るとのこと。
名称は押しばね、仕様はWT-PA200G-027、価格は100円
但し、直に取り寄せると送料が800円も加算されるので、ホームセンター経由のが良いのではとのことだった。
どの様なばねか分からないが、取り敢えず手持ちのばねをカットして入れる。
(後にポンプを買い替え、正規品を見たら、全然違っていた)

穴については、同じ大きさのプッシュリベットを差し込んだが、圧力が掛かり隙間から水が漏れる。更にクイックボンドで周囲を接着するが、それでも漏れる。買い替えることにし、届くまでの数日間持ちこたえる様に隙間パテを周囲に貼り付ける。

交換はボルトの接続のみで、自分で出来そうなので、後日対応する。
5.5万円の失費で痛い!

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スマホ用Bluetooth3.0キーボードを購入

2016-04-13 20:16:15 | 携帯電話

 若者はスマホをスイスイと操作しており、羨ましいが、この年になっては、慣れることが難しい。
そこで、慣れたキーボードで入力出来る様にと、Bluetooth対応の小型キーボードを購入してみた。
KKmoon 59キー 超薄型 ミニ Bluetooth3.0キーボード iOS アンドロイド Windows PCタブレッ ト スマートフォン用【並行輸入品】
キーボードは充電式で、電源SWをONし、CONTACTボタンを長押しするとペアリング動作に入るので、スマホ側でペアリング操作する。するとパスワードが表示されるので、キーボード側で入力しEnterするとペアリング完了となる。
キーも合っている様だ。

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タダノRCS-250送信機用発振モジュールを分解する

2016-04-12 17:08:47 | ラジコン

 RCS-250の修理依頼は多く、部品取り用にとジャンク品をヤフオクで入手してある。
今回、RCS-MM2の周波数変更(これはモジュールでは無く、水晶単体を交換)依頼が有り、モジュールとして周波数変更出来ないものかと分解してみた。
シールドケースとは、密閉では無く、3か所半田付けされているだけなので、外すのは割合と簡単。
周波数はA周波でCH1:62.8MHz、CH2:63.1MHzとなっている。
内部に使われている水晶は62.828/63.128MHzと、表示とは0.028MHz高いのを使用している。FM変調用のVCXO回路となっている関係と思われる。
実際、RCS-MM2で使われていた水晶も同じだった。

その後、シールドケースを調べると、シールの下に調整穴が有ったので、シールド後でも調整可能である。

【Cont端子電圧と発振周波数】
3.3V    62.800MHz
2.5V    62.778MHz
2.0V    62.765MHz
1.5V    62.744MHz
1.0V    62.720MHz
0.5V    62.674MHz
0.4V    62.659MHz
0.3V    62.645MHz
0.2V    62.624MHz
0.1V    62.599MHz
0.0V    62.573MHz

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