トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

TWE-Lite DIPのアナログ出力について

2014-05-29 17:34:53 | PIC

 現在、TOCOS製TWE-Lite DIPを使ってアクセルをアナログポートで制御する様、試作を行っておりますが、送信機の電源がOFFの状態で受信機の電源をONするとPWMがMAX(ONしっぱなし)になり、送信機の電源を入れて初めて、Minに戻ります。
例えばラジコンカーの場合、モーターフルで走り出してしまい具合が悪いです。
(先に送信機ONした状態で受信機をONした場合には、1秒程度Maxになり、戻ります)
親機/子機の関係(設定)を逆にしても、動作は変わりません。
プログラムはオリジナルのままで、アナログ空きポートは全てVCC接続です。
アナログポートは1を使用しています。
空きアナログ入力ポートは全てVCC接続ですが、1のみオープンにしてみましたが変わりません。
この状態でPWM2~4の波形を見ましたが、同じ現象で送信機OFFの状態では、すべてVCC近い電圧(3V)になり送信機をONすると1秒ほどおいて0V付近になります。
送受信機を新規購入品に変えても変化有りません。
現状の回路ではOP-AMPとRV接続していますが、これを切り離し参考回路の様にLED負荷のみにしましたが現象は変わりません。
RESETをすると、一旦0Vとなりますが、送信機がONになっていないと1秒ほどで、VCCに戻ります。
このため、TOCOSサポートに問い合わせたところ、早速、回答とファームウェアを送ってくれたので、TWE-Lite プログラマとUSBアダプター TWE-Lite R(トワイ・ライター)を使用して書き込んでみました。
要望に近い形で動作しました。
制御が入るまでの時間も短い(5mS以下)し、電圧も0.3V程度ですので、問題無いと思います。

【回答】
起動直後は該当ポートが Vcc レベルになる点でしょうか?
リセット時の状態が Vcc レベルですので、無線制御がくるまではこの状態を維持するようにしています。
マイコンがリセットされたような場合などには、この状態に戻りますのでこの状態を規定とする方が都合が良いためですが、お客様のような使用方法においては不都合があるかもしれません。
添付は、起動時に 0V に設定するように変更したファームウェアですが、制御が入るまでの短い間は Vcc になります。

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ブログ更新について

2014-05-29 11:54:57 | おもちゃ病院

 会員様より、「楽しみにしているこのブログが最近更新されていない」というお声が協会に有りました。
言い訳にはなってしまいますが、アルバイトで勤めていた仕事が、昨年末、従業員の退社で、毎日連続で、更には仕事柄、土日に対応しなければならないことも多く、ブログ更新がままならなくなっているのが実情です。
しかし、私のブログ「トラブルシューター」では出来るだけアップする様にしておりますので、今後は下記リンクアクセスし、その中で、右サイドにあるカテゴリーから「おもちゃ病院」をクリックしていただくと、おもちゃ病院の記事だけが表示されますので、ご利用下さい。
Toidoc1Toidoc2_2
忙しくても、会員の皆様のテクニカルコンサルタントは、従来通り迅速に対応しますので、下記メールアドレス宛てにメールお願いします。
その際に必ず会員番号も記載お願いします。
htanaka@mist.ocn.ne.jp
また、会員の皆様より修理情報をメールしていただければ、このブログで紹介していきたいと思います。
今後も、初歩的なことでも構いません。
おもちゃに関した測定器や電源を作りたい。
など気軽に相談下さるよう、お待ちしております。

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ヘッドライトの電池1本化

2014-05-27 13:27:00 | 通販・買い物

Cam00346_r  仕事で使用しているヘッドライトだが単四×3本で、消耗してくると暗くなるので、単三×1本とDC/AC昇圧ICを使って点灯させることにした。単三は電池ボックスごと元の電池スペースにすっぽりと収まる。
   使用したのは[I-06465] LEDドライバIC CL0117(4個入)100円でインダクタに推奨の47uHを使ったがいまいちなので、可変してみる。
Cam00344_rCam00345_rCam00342_r見た感じでは100uHが良かったので、これにした。
部品は空中配線でスペースに収めた。
ICとしては0.8Vまで動作する。

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TA48M033Fの出力コンデンサに注意

2014-05-20 16:19:00 | 通販・買い物

 3.3Vの安定化電源用に秋月より販売されている3端子レギュレーターのTA48M033Fを良く使っており、入出力には、セットにあるコンデンサを使用。
ところが、出力に入力電圧(今回は5V)と同じ電圧が出ており、慌ててOFFにした。
使用したワイヤレスモジュール(TWE-001L-DPC-WA)が動作電圧:2.3~3.6Vだからで、以前5Vを直接印加して壊した苦い経験が有る。
今回は幸い、壊れてはいなかった。
接続を確認したが、合っている様だ(データーシートでは番号の振り方が1、3、2と順番になっていなかったので、もしやと思ったが、左から入力/GND/出力だったのでOK)。
負荷回路を切り離して、再度電源を入れてみる。
出力のコンデンサに電圧が出ていない。どうやら半田付け不良の様だ。
これをちゃんと半田付けすると、3.3Vが正常に出力された。
半田付けのプロとしては情けない不良である。反省!
(スズめっき線は古くなると酸化して、半田が付きにくくなる)
たぶん発振していたと思われる。
今回のことで、入出力コンデンサがセットで販売されている意味が理解出来た。
(このICは発振しやすい様だ)
今回のワイヤレスモジュールは、業務用R/Cのアクセル制御をしたいという要望で実験開始したもので、基本動作的には使えそうだが、出力波形を見ると1kHzのPWM波形となっているので、積分回路が必要の様だ。

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winsows Live メールのアップグレード

2014-05-13 20:08:00 | アプリ・ソフト

 Windows7、8にはMailソフトが標準でインストールされないので「Windows Live Essentials 2012」の中のLive Mailを自分でインストールしなければならない。
ところが、今までインストールしてみて4台もエラー内容は異なったりするが、どうしてもインストール出来ないという現象が出て、ネット検索すると
windows Live メールのアップグレードのメッセージが来たので、インストールしようとするのですが、最後までインストールされた後、表記エラーが出て、インストールされませんでしたと表示されます。
という現象の事例が有った。
私のは、あるdllファイルが無いとエラーメッセージが出て、トラブルシュートの様に試したがうまく行かない。
色々と検索して、解決出来そうなソフト(お試し版)DLL-Files Fixer が有った。
その他の評判は宜しく無い様だが、試して見たら、見事にそのdllがダウンロードされエラーが無くなった。ただ、その他の機能は、制限があったり、しつこく購入のメッセージが表示されたりするので、用済み後はアンインストールした。

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TADANO製RCS-250修理

2014-05-13 14:02:00 | アマチュア無線

Img_7190_rImg_7183_r RC送信機で電源が入らなくなったという修理依頼があり、送ってもらった。
分解してみると入力の電解コンデンサが2個パンク(黒変)している様で基板も液漏れで腐食していた。
Img_7179_rImg_7182_rImg_7177_rImg_7199_r47uFは電解コンに、10uFはセラコンに交換してみたが、それだけでは動作せず。
Img_7181_r電圧を確認すると3端子レギュレータらしい素子2個のうち1個の出力が出ておらずショートモードで壊れていたので、電源OFFでも電池を消費していた。修理実績から3.3V用なのだが、SMD部品は手持ちが無いのでデスクリート品で代用して交換。出力電圧は出る様になり、たまに電源ONする場合もあるが不安定である。
Img_7186_rImg_7176_r他の部品を見て行くと、電源の押しボタンSWの戻りが悪く交換。なおも問題で、ロジックIC(SOP)を押すと良くなるポイントが有り半田し直したら今のところ安定に動作するようになり、返却する。
依頼主でも確認したところ問題無く動作している様です。
Img_7196_rマイコンクロック用のセラミック発振子1.84MHzも問題無さそうだが、同じ周波数の水晶発振子に交換した。
電源ON/OFFはマイコンで制御し、ON/OFFの毎に周波数も切り替わる。
でも、こんな不良は、また他にも原因があるかもしれないので、再発するかもしれませんが。

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HP3070A スキャナとしては動作OK

2014-05-12 15:24:00 | パソコン

Img_7167_rImg_7169_rImg_7170_rImg_7171_r以前、2980円で購入したHP製インクジェットプリンタ3070Aだが、インクタンクが引っ掛かって動かなくなった。原因は、その下にあるインクパッドが外れていたのだが、これを戻したのだが、エラーは消えず、同じインクが使えるプリンタに買い換えた。
Img_7168_rImg_7166_r複合プリンタなので、スキャナー部分だけでも使えれば、何かの用途に活用出来るのではと考え、動作確認すると、スキャナー単独でも正常に動作する。
今までに使用実績のあるEPSON製はプリンタ部分がエラーになると、機器自体が全て動作しなくなり使えなかったのだがHP製は安い割に、何とか生かせる様だ。     

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県西おもちゃ病院(2014/05)

2014-05-10 15:33:00 | おもちゃ病院

 今月は6件の修理依頼があった。
1.相変わらず、プラレールの依頼はコンスタントにある。
①電池BOXの接触不良にて、分解し、接触部分を磨いて改善。
②ギアボックスのパワーが弱く、修理が得意な小島ドクターが対応。
私も、経験しているが、ギアを差し込んだあと、ばねがあるのでボックスケースのはめ込みに非常に苦労する。10回以上挑戦し何とか組立完了。
③連結器が取れて紛失とのことで、購入部品を入れて組立完了。
2.デカレンジャー・ピストル
トリガーを引いても音が出ない。
分解すると、スイッチを押すモールド部が折れて無くなっているので、ねじを引き金モールドにねじ込んで代わりとした。
3.歩くねこちゃん
スイッチを入れても、全然動作(歩かない)という症状で、ぬいぐるみを剥がしてメカ部分を出す。
モーターには電圧が印加されている。モーター軸を回してやると少し回りだしたのでセラミックグリスを塗布すると正常に回り出した。
4.しまじろう教材「ステッピー」ベネッセ製
本の絵を付属ペンでタッチするとメッセージが出るという教材で、まずはタッチペンの断線が無いかテスターで導通を見る。なぜかシールド部分(0V)が断線しているので、触針式?でさしながら断線場所を探す。やはりペンの接続部(可動)近くで断線していたので切断して接続し直すと正常に感知する様になった。
不思議なのは、今まで修理実績のある教材と異なり、本を本体とは別の場所に置いてペンタッチしてもちゃんと反応することだ。
時間が無いので、原理まで探ることは出来なかった。実に興味がある。

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火災発信機フォークリフト追突注意LED点滅

2014-05-09 16:12:00 | 悩み

 手伝い先で、火災報知設備の発信機が目立つ様に出来ないかと相談が有り、検討した。
発信機のLEDが暗くフォークリフトを引っ掛けることがあるとのことで、場所を移動するのが一番良いのだが、配管が何本も入っており基礎のコンクリートから壊さないと移動出来ず、移動の際に断線などの2次災害が怖いので動かしたくないとのことである。
Cam00349_r表示は秋月製テープLED(黄)を4本使用することにし2本ずつ交互に点滅する様にaitendo製「簡易LEDフラッシュライト[AKIT-115]」を使用した。
発信機はDC24V(後日設置時の確認で、実際はAC19Vだった)なので、基板のLEDシリーズ抵抗を大きくする。また、発振周波数設定用の固定抵抗は二連ボリュームに交換して点滅周期を変えられる様にした。トランジスタの耐圧は問題無さそうだ。
テープLEDはDC12V用なので2本をシリーズにして各コレクタとVCC間に接続する。
実験ではうまく行ったので、現地に持ち込んで接続しようと電圧(赤色表示灯)を測定すると、AC19V(ポンプからの供給)だったので、このままでは使えない。
赤色表示灯のLED基板を持ち帰り、この整流出力に接続することにしたが、電流制限抵抗後整流しているので、整流後に制限抵抗を入れる様にパターン改造する。ついでに、手持ちの高輝度赤色LED(3個)に交換したら非常に明るくなった。
Cam00351_rこれで、うまく行くだろうと再度現地に行き、接続したらLEDが高速のチカチカ点灯となっている。平滑コンデンサが無いので、これが影響している様で、また持ち帰る。(車で5分程度なので良かったが)
コンデンサ(220uF/35V)追加ついでに、安全の為に整流ダイオードも容量の大きいものに交換。
再度、持ち込み接続すると、今度は問題無く動作した。
LEDと基板はスポンジタイプの両面テープで左右側面に  貼り付けたが、翌日見ると基板が剥がれていたのでさらに接着して対応した。

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YAMAHA P-2200トランジスタ交換

2014-05-09 12:26:00 | オーディオ

Img_7205_r_2 先のブログで紹介したP-2200パワーアンプ(300+300W)だが、超音波洗浄機(38kHz)のドライブ用に入力トランスを使ったBTL接続で実験していたところ、熱暴走のせいか、出力が出なくなり、また出力に直流電圧が掛かり保護回路も働き動作しなくなった。
使用しているトランジスタは2SA909と2SC1586というTO-3タイプで現在では入手困難であり、高価でもある。そこで、現在入手可能なモールドタイプを探してみた。
サトー電気で入手出来る2SA1987(@300円)と2SC5359(@280円)というコンプリメンタリ品を使うことにした。
現状のトランジスタはソケットを使用しているので簡単に取り外しが出来た。
元々のコレクタ(ケース)固定ねじ穴を1個利用してモールドトランジスタを固定するが、フィンのスペースがギリギリなので、立ち上がり部分には綿テープを張り付けて絶縁する。トランジスタカバーも淵にテープを貼るが、1枚だけではスパークした部分もあった。電源容量が馬鹿でかいので、ショックがすごい。
Img_7219_rImg_7221_rImg_7221_r_2EとBはTO-3の足径がφ1mmなので、φ1の単線を利用して接続する。
片CH配線したら電源を入れて動作確認し、OKであればもう片側も配線する。
Img_7214_rImg_7213_rImg_7208_rImg_7209_rImg_7211_rImg_7212_rImg_7215_rImg_7206_r出力波形や、出力メーターを確認したところでは正常に動作しており、CH差も無い。
300W/CHまではクリップせず、300Wを超えたあたりからクリップします。
ところが、片CHだけ、入力が無くてもフィンが熱くなっている。
Img_7203_rImg_7222_rアイドル電流はサービスマニュアルに書いてあったのでテストポイントで10mVに合わせました。これがずれていました。
OUT(-)側の未入力時電圧はL:21mV、R:30mVと問題有りませんでした。
アイドル電流は、出力MAXにしても、10kHz程度までは変化しませんが、それ以上の周波数になると増加し数百mVになります。
なので、38kHzでは、温度上昇したと考えられます。
やはり音声帯域用AB級アンプなので、フルパワーで超音波には使えそうに無さそうです。
どうやら、出力トランジスタだけの焼損の様でした。
外した2SA909と2SC1586をテスターで簡易的(E-B間に0.5~0.7V程度印加し、アナログテスターE-C間の抵抗を測定する)に確認したら、壊れていたのは各1個だけでした。(他のも特性劣化はあるかもしれませんが)

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マッチングトランス基板作成

2014-05-08 15:20:00 | オーディオ

先日のブログで紹介したYAMAHA製パワーアンプP-2200だが、モノラル切り替えのスイッチは無く、そのままでは対応してないので、マニュアルにあったトランス式の方式で試すことにした。
Img_7163_rImg_7164_rImg_7165_r使用したのはaitendo製小型ドライバートランス[ATD-T1]で、二次側が2巻線なので、片側の位相を反対にして接続する基板を製作してみた。
どうも、周波数特性はあまり良く無く、周波数が高くなるにつれ、レベル差が出て来る。
この他に100円充電器のACトランスも試したが、これも使えそうではある。

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VAIOマルチ映像出力(HDMI)

2014-05-02 15:26:00 | アプリ・ソフト

  最近のノートブックはスペース(薄型)の関係で外部映像出力がHDMI形式になっているというのを、今回購入したSONY VAIO Fit (15ASVF15N2A1J)で初めて知った。
(デスクトップでも、そうなって来ている)
Img_7175_rImg_7172_rImg_7173_rImg_7174_rケーブルと対応のディスプレイが有ったので、早速試して見た。
当たり前なのだが1920×1200DPIで綺麗に表示した。
因みにRenovo IdeaPadMiixは、更に小さいMicroHDMIコネクタで接続する様になっている。

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姪のノートブック修理

2014-05-01 10:08:00 | パソコン

Img_7157_rImg_7160_rImg_7153_rImg_7154_r  仙台の姉のところに遊びに行った時に、姪からNECのノートブックPC-LL750FS6W(Windows7なので、まだ新しい)の電源が入らなくなったので、ダメ元で見てもらえないかとのことで、預かった。
私に依頼する前に、近くのパソコン修理専門店に見てもらったところ、本体側の不良で修理代が相当掛かるとの診断だったとのこと。
Img_7152_r_2今回は車に一式、部品と測定器を載せていったので、取り敢えず泊まったホテルでACアダプターの電圧を測定する。単独では表示通りDC19Vが出ているのだが、パソコンに差し込むと保護回路が動作するらしく、0Vになり、コンセントから抜かないと復旧しない。
アダプターの不良も考えられるので、ジャンク品が入手出来るハードオフが近くにないかスマホで検索すると、偶然かホテルの裏手にあったので翌朝出掛けた。だが、あいにくと、この様な大容量のアダプタは無かった。バッテリーを外して放置したりとか考えられる原因については試したがダメだった。
自宅に帰り、実験用定電圧電源で供給するも、やはり動作しないが電源LEDだけは点灯する。
ダメ元で良いとのことだったので、分解することにした。
ノートブックの分解経験は少なく、自信は無かったのだが・・・
原因が電源部らしいことは想像が付くのだが、どの部分が電源部なのかも、今時のスイッチング電源は高効率で部品も他の電子回路と見分けが付きにくい。
Img_7144_rImg_7144rtImg_7146rtImg_7150_r_2Img_7162_rテスターで測定するとチップのヒューズ(10Aらしい)が切れていたがチップ部品は無いのでミゼットヒューズをスペースにテープ絶縁して押し込む。それでも、DC/DCの出力がどこかでショートしている様なので、原因となりやすい電解コンデンサやセラミックコンデンサを外して行く。最後にマイラーシートを剥がした部分にあったチップセラコンを見ると放電した様な外観になっていて、シートにもその痕跡があった。早速、外して測定すると0Ωだった。
10uFだがチップタイプが無いので手持ちのリード線タイプのセラコンに付け替える。
Img_7155_rImg_7156_rそして、電源を入れると正常に動作した。
原因が見つかって安堵した。外したねじもぴったり過不足無く組立出来て、送ったところ問題無く動作して感謝との返事だった。
他人のであれば、ここまでリスクを負って修理に挑戦することは無いが。

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