以前のブログで紹介した、PICを使った「ハニービー用送信機」だが、赤外発光部分(赤外LED×21個)のLEDが良く壊れる(原因は過電流と思われる)ので、電流制限の抵抗方式をやめて、定電流回路を組むことにした。
LM317を使用すれば回路は単純で、Vrefも低くて良いのだが、大きくなるので、コンパクトで部品代が安く出来る回路とした。
部品代比較
1.TL431 10個で100円+PNPトランジスタ(5円)+抵抗2本
2.LM317 4個で100円+抵抗1本
3.定電流ダイオード 50円(3本以上:30円)但し15mAまでで、30mA用は2個で200円
使用したのはシャントレギュレータ(TL431)とPNPトランジスタを使用したもので、TL431データーシートの回路例と、エレ工房さくらいが販売している「0.25~20mA定電流電源キット」の回路を参考にさせてもらった。
LEDの規格から20mA流すことにし、3個直列が7個並列にあるので7回路組まなければならない。
例によって、ユニバーサルプリント基板配線図作成ソフトで設計してみた。
LEDも壊れたとき、すぐ交換出来る様に、安価な16PのICソケットを使うことにした。
全て点灯している様だ。
試しにデジタル一眼で撮影すると、白色では無く、赤く写っているのが面白い。(写真右)
点灯して無い様に見えるのは、LEDの方向が曲がっているためで指向性の関係で写っていない様です。