トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

インバーター修理

2018-02-27 11:46:20 | 家電修理

 友人がDC12V/AC100V/DC5Vインバーターの大橋産業株式会社製No.1757 3WAYインバーター200Wを間違えてトラックのDC24Vに差し込んだところ、煙が出てきて動作しなくなったというものの修理依頼があった。

分解順序:前後のパネルを外す。天板をスライドして外す。ケース放熱を兼ねたアルミケースに放熱する為のトランジスタ押さえ金具を3個外す。基板をスライドして外す。

見ると入力の電解コンデンサ(2200uF/16V)が膨らんでいたので、手持ちの2200uF/25Vに交換する。
LCRメーターで測定すると静電容量は389uFでESRは3.29Ωと正常品に対して、異常値で壊れている。

尚、スイッチングトランジスタはFTP08N06AというN-CHパワーMOS-FETが使われているがこれは壊れていなかった。

入力は実験用可変低電圧電源を使用し12Vを供給、負荷には30w半田こてを接続。
電源を入れると、正常に動作している様だ。

波形を見ると、カタログによると「調整矩形波」となっておりオシロで下記波形になっている。周波数は50Hzと60Hzの間をとって55Hzになっている。
テクトロオシロの専用プローブが無く、分圧レンジが切り替わららず、入力オーバーするので10kと1kで分圧しているので11:1となっている。

入力電圧を可変してみると、11V以下で発振が止まり、出力停止、アラームLEDが点灯する。
出力安定度をデジタルテスターで確認すると(負荷が軽いので参考値です)
11V  101.8V
11.5V 101.1V
12V  100.5V
13V  100.3V
14V  100.8V
と安定化している。尚アナログテスターだと、波形の関係で機種により測定値がずれる。

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Excelで画像の背景を透明にする

2018-02-24 11:01:49 | パソコン

 パソコン相談室での相談。
Excelで作成した文章にスキャナーした印鑑を図挿入すると、バックが透明で無いのでExcelの文字が隠れてしまうので、透明に出来ないかという内容。
ネット検索すると、その方法が見つかった。
実例は個人情報があるので、例が良くは無いが、私の保存文書と画像でやってみた。
【画像背景を透明化】
1.画像を挿入

2.画像を選択してリボンの図ツール>色 をクリックしてプルダウンメニュー表示から「透明色を指定」

3.ポインターが表示されるので、白色部分をクリックする

4.指定した部分が透明となり、Excelの文章や枠が見える様になる

これも同時に相談された内容で、ご存じの方も多いかと思いますが均等割り付けの方法です。
依頼者は、Wordの様に狭い範囲でも文字幅を圧縮して表示する方法が要望だったがExcelでは不可能なのでセル幅を広げて対応する様にした。
【均等割り付け】
1.均等割り付けする範囲を指定して右クリック、セルの書式設定>文字の配置>横位置 で「均等割り付け(インデント)」を選択する

2.均等割り付けになる

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タダノRCS-MM2送信機修理

2018-02-22 10:13:13 | ラジコン

 以前修理したものだが、また電源が入らなくなったということで、見てみた。
電源ボタンを強く押すと電源がON(LEDが点灯)する場合があるので、スイッチの接触不良では無いかと分解してみた。

テスターでは問題無さそうなのだが、一応全てのスイッチ(プッシュ×4個、トグル×4個)を交換してみる。しかし入らない確率が多い。

今までの実績で多い、三端子レギュレータIC不良を確認すると、やはり2個中1個の出力電圧が出ていないので、ピンアサインが同じデスクリートのS812C33Aに交換するが改善しない。

現象として、一旦は正常に動作するかに見えるが、最後電源LEDが点滅して消灯してしまう。
基板の電源電圧をテスターで見ると、電圧低下があり、また細かい変動があるので、電池ホルダーの接触不良が考えられる。
マイナスのばね電極と鳩目の接触が悪くなっている様なのでステンレスフラックスで半田付けする。
鳩目部分がバネに隠れて半田付け出来ないところはリード線を回して、ばね電極に直接半田付けする。

これで確実に動作する様になったが、電波をモニターすると片側(CH2)が出ていない。
CH1(1回点滅)62.826MHz×4逓倍=251.304MHz
CH2(2回点滅)63.126MHz×4逓倍=252.504MHz
水晶を取り換えてみても、CH2部回路が発振していない様で、CH1の回路にCH2の水晶では発振しているので水晶は壊れていない。

チップトランジスタの電圧を比較すると、CH2側はB,E電圧が出ていない。
(正常なCH1側はC:1.7V、E:0.9V、B:1.25V)
マーキングがR24となっているので検索サイトMARKING CODE@wikiで調べるとNEC製の2SC3356か2SC4226の様だ。2SC3356は秋月から入手可能だがRF用の手持ち品を調べると、これも秋月から購入してあった2SC3310が使えそうなので交換する。今まではチップ部品の半田付けに苦労していたが、UV接着剤で容易に固定が可能になり、楽に出来た。
ところがこれでも発振しないので周辺抵抗の値を測定すると、Bのバイアス抵抗の3.3kΩが断線している様だ。
チップ抵抗は無いのでリード抵抗を半田付けすると見事、発振した。どうやらトランジスタは問題無かった様だ。

【地元の方から同機の修理依頼】
起伏スイッチが動作しないという依頼があり対応した。
ところが、電源が入らない。依頼者に確認すると、ちゃんとONはしていたとのこと。
分解してみると、上記の機種と同様に三端子レギュレータが壊れている様で出力電圧が出ないのでHT7533に交換したところ、電源は正常に入る様になった。
電波をモニターしてみると、起伏が反応しない。
基板を外すと、やはりスイッチ自体が破損しており、手持ちの同等品に交換。電波が出る様になった。
しかし2周波のうち1周波(電源LEDが1回点滅側)しか動作しない。
上記品と同じ原因かもしれないが、時間が無く、1周波だけでも問題無いということで、この状態でお返しすることにした。

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Maxellテレビ用サウンドボード修理

2018-02-18 13:56:10 | オーディオ

 先日のおもちゃ病院で、おもちゃでは無いがボランティア活動されているということで修理を引き受けた。
Maxell製テレビ用サウンドボードMXSP-SB1000というもので、音が出ないという症状とのこと。
(下の写真はMXSP-SB2000のもので、SB1000はフロントスピーカー(高音)が直径40mm×2である)

入力を接続すると、問題無く音が出る。天板の一体となったフラットなスイッチ表示部分で切り替わる。
しかし、添付の赤外線リモコンでは動作しない。デジカメで見ても赤外線が出ていない様のあので分解することにした。ボタンのシートが粘着で付いているのでカッターを入れて剥がす。更に皿小ねじ7本を外す。
おもちゃだと単純にボタン裏の導電帯を6B鉛筆でなぞると動作することが多いがダメである。

赤外線LEDを交換しても変わらない。このリモコンは学習機能(LEDは近距離であれば入光で発電する)もある。
基板側スイッチ電極(カーボン印刷)をショートしてやっても動作しないので、全部タクトスイッチに交換してみることにした。スイッチはUV接着剤で固定し細線で接続していくのだが、基板のランドがカーボンの影響か半田がはじけてしまうので、パターンを剥がして半田付けする。

コイン電池CR2025の接触も悪いので電池ボックスに付け替えてみる。
動作したように思えたが、基板をまっすぐにすると動作しなくなる。どうしてもその原因が分からず諦めることにした。(今後、時間があったらスイッチ基板を作り、ICリードに接続して動作するか確認したい)
リモコンICにはAD009-03(GPM6P1009A)を使用しており、2線式EEPROMのT24C08Aが接続。
リモコンについてMaxellに確認したら代引き・送料込みで1800円で提供可能とのこと。
依頼者に確認したら、リモコンは特に使っていないということだったが、説明書が無く操作方法が分からなかったということでネットかえあダウンロードして差し上げた。
【MXSP-SB2000を落札】
先ほどのスピーカーの音が、意外と良かった(サブウーファーが付いている)ので、この上位機種であるMXSP-SB2000を落札してみた。これはHDMIや光デジタル音声入力が追加になっている。

動作すると思ったのだが、電源スイッチを入れても、ONしない(表面LEDの点灯で分かる)。
底板を外すことにしたが、意外なところに隠しねじがある(実際分からず2ヵ所はねじポストを壊してしまった)。
コーナーのL字型ゴムを剥がすとここにある。また中央部は丸形のキャップを外すと有る。

外部のACアダプタ+24Vから内部電源でロジック用の5V?電源を出力している様だが、これが出ていない。

スイッチング用ICではポピュラーなMC34063を使っている。スイッチングダイオードを交換してもダメなのでICが壊れているのかもしれない。DIPタイプは手持ち品が有るのだがSOPタイプは無いので、関連部品も外して、aitendoの降圧モジュールを追加した。

3.3Vの場合もあるので、まずは3.3Vに調整したが動作しない。そこで5.0Vに再調整したところ動作した。
天板のスイッチでは、問題無く動作(音が出る)する様になったが、リモコンで動作しない。
チェッカーで確認すると赤外線が出ていない。
SB1000と同じ様に分解してみる。使われているICはSB1000タイプと全然違う。クロックのセラロック4MHzも付いており、これはボタン操作すると波形が観測されるので動作している。
だが本体に入れてコイン電池動作させると動作しないので、単三×2本の電池ボックスを外付けしてやると、ちゃんと動作したので、これで使うことにする。
メーカーにSB1000とSB2000の互換性について問い合わせてみたが、無いとの回答でした。

迫力ある音が出るので、調子に乗って、電子工作サークルにも持ち込んで試聴していたら突然音が出なくなった。
表面の動作LED表示は、ちゃんとリモコンに反応している。
症状から、メインの+24Vが供給されなくなったのでは想像する。
再度、分解してみて、先日修理した電源基板をテスター測定すると、やはりメイン基板供給用コネクタに電圧が出ていない。たどっていくとDCジャックの+電極ランドとパターンの付け根で切れていたので、配線で接続し、問題無く音が出る様になった。おそらく、基板を差し込む際にジャック部がきついので、これがストレスになって切れたと思われる。

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県西おもちゃ病院(2018/02)

2018-02-17 16:17:31 | おもちゃ病院

 今月は15件(孫の3件含む)の依頼があった。
ラジコンカーの受付が多かった。主要な修理内容を紹介する。
1.乗用バイク
走らないという症状で、まずは鉛バッテリー(6V/4.5A)が劣化していたので、手持ちの新品に交換するが、やはり動作しない。モーター単体では動作する。
まずはアクセルペダルの接点を確認すると、接触部でスパーク跡があり、接触抵抗が大きくなっていたので、この部分に半田を盛る。これで前進は動いたが後退が動かない。タンク部にあるON-OFF-ONのシーソースイッチが壊れている様だ。同じものが無いので依頼者に了解を得てトグルスイッチに交換した。取り付け穴が異なるので、アダプタのプラ板2枚を貼り付けサンドイッチにして締め付ける。
これで完了と思ったが、別なドクターがヘッドライト配線が見えるので、これも点灯するのではというので後日調査した。(本体のバッテリー回路には接続されていない)
メーター部の上に電池蓋らしいのがねじ止めされているので、外すと液漏れした単二電池が2本有った。
分解してみると電極が全て緑青発生で使えないので手持ちの新品に交換。配線も交換。

基板への接続はナイロンコネクタを使用しているが、電池接続はコンタクトが緑青なのでコネクタを外し直配線とする。

これで、ヘッドライトがイルミネーション点灯し、サウンドも問題無く出た。
2.ラジコンカー(ポルシェのパトカー)
周波数表示が49MHzと、私としては初めてのものである。動作しないという症状。

OFF/A/B/Cの切り替えスイッチのあるもので、切り替えても動作しない。
【ペアリング】
従来は送信機と車体両方にABC切り替えスイッチのあるものが多かったので惑わなかったのだが、近年では送信機のみX(OFF)/A/B/Cの切り替えスイッチがあり、車体にはON/OFFスイッチしか無いのが多い。
奈良・健やか交流塾おもちゃ病院 のホームページでも詳しく解説しているが簡単に書いておく。
車体はOFFに、送信機をX(OFF)からABC何れかに設定して、車体のスイッチをONしてステアリングが左右に動作すればペアリング完了です。
送信機と車体間は出来るだけ近付けて下さい。

間違いでは無いかとハンディ受信機でモニターすると50MHz近い電波が出ているので、分解してみると基板表示は確かに49MHzにチェックが付いているので、発振のコイルを調整して49MHz付近まで下げると車が反応したので、一番距離の伸びるところにセットする。49.515MHzだった。

あとは、電池の接触が良くない。+電極がガードで届かなくなっているので電極を内側に曲げた。

3.ラジコンカー(ポルシェのパトカー)
これもOFF/A/B/Cの切り替えスイッチのあるもので、ペアリングしたら動作した。
電池カバーも紛失とのことで、プラ板で製作した。

以下は孫からの依頼です。
4.チョッパー・ランタン
スイッチをONしても点灯しないという症状。
接着や嵌め込みで分解が大変。見ると麦球が使われており断線していた。
私のお遊びで、イルミネーションLED(動作電圧が3.8~5V)に交換することにした。
単三×2本で、動作範囲以下なのだが点灯する。しかし少し電池電圧が低下してくると途中で点灯しなくなるので昇圧ICのHT7733を途中に入れることにした。動作電圧からするとHT7750のが良いのだが、これだと点滅速度が
速くムードが無くなるのでHT7733とした。
組み立てには透明部品を生かすためにUV接着剤を使用した。

5.チョッパー・ぬいぐるみ人形
モーター音はするが歩かないという症状。

ぬいぐるみからギアボックスを取り出し分解してみると、動力を伝達している9T-M0.5のピニオンギアが割れて(見ただけではわかりにくい)シャフトと空回りしていたので、手持ち品に交換して圧入すると、正常に歩く様になった。

6.電動シャボン玉器
スイッチを押してもファン用のモーターが回らないという症状。
分解するのだが、固定の鉄ねじが錆び付いて回らない。マイナスドライバーで何とか外せた。
見ると、電池電極、タクトスイッチとモーターが錆びており、これが原因なので同等品に交換し正常に回る様になった。防水構造では無いので水に入れない様にお願いした。

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差動式分布型感知器の動作確認表示器製作

2018-02-16 11:42:56 | 電子工作

 火災感知器にも種類があるが、差動式分布型感知器(空気管と呼ばれる銅パイプを天井などに張り、火災による急激な温度上昇による空気管内の容器の膨張を検出して火災を感知します)の古い物では表示灯の無いのがある。
点検は注射器で空気管長さに応じた規定量を注入して動作時間・継続時間が規定範囲にあるか確認が必要。
この場合に一般的なのは、ベル鳴動をONにしておくことがあるのだが、音を出せない場合には信号端子間にテスター(電圧レンジ)を入れて電圧変化(正常時は感知器接点がオープンなので供給電圧が掛かり、動作時はショートして0Vとなる)を見る方法があるが、直感的に確認しにくいので、もう1つの方法として24V用2JWランプを接続する方法を従弟から教わった。
ところが、受信機によっては、接続したときフィラメントの抵抗により電流が流れて受信機が動作してしまう場合があるので、電流が少なくて済むLEDで製作することにした。
監視電圧はDC24Vが殆どなので、単純にLEDに制限抵抗(1mAを想定)を直列に入れれば良いのだが、電子工作マニア?としてはTL431とNPNトランジスタによるによる定電流回路を組んでみた。
極性を気にしなくて良い様に入力にはブリッジダイオードを入れる。

あとは、固定出来る様に、鉄板ケースに収納されている場合が多いので、基板裏にマグネットを貼り付け、接続にはミノムシクリップを付ける。

定電流回路の動作範囲を確認したが5V~30Vまで問題無い。

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簡易赤外線チェッカーの製作

2018-02-16 10:47:06 | 電子工作

赤外線が出ているかはデジカメやスマホでも簡単にチェック出来るが、赤外線受信簡単な赤外線チェッカーを作ってみた。
受信モジュールは秋月で販売されている[OSRB38C9AA]を使用。これはDC2.7Vから動作するのでCR2032コイン電池で動作させる。モジュールには5Vで動作するのもあるので確認して下さい。
[PL-IRM1261-C438]は少し高いがDC2.4Vから動作する。

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DC-ACインバータ [V12V-220V40W] を試す

2018-02-03 15:22:19 | 電子工作

 真空管用の高圧B電源に使えそうなスイッチング電源ユニットを探していたが、aitendoに「DC-ACインバータ [V12V-220V40W-B]」(この他に-C,無しの全3種類あるが全て基本的には同じ様だ)があり実験してみた。

使用トランジスタが2SA1441と2SA1443の違いがあるが。

入力にDC12Vを接続すると出力には678V P-P(テスターではAC240Vの表示)、46.3kHzの正弦波が観測される。

これにブリッジ整流器を接続して0.1uFのフィルムコンデンサで平滑してやるとDC366Vが出力される。
正弦波なのでスイッチングノイズは殆ど無い。

無負荷での実験だが、入力電圧3V以上から動作する。
DC3V入力でDC94Vの出力でした。

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ユニックRC-33RをRC-32Rケースに移植?

2018-02-03 12:30:28 | ラジコン

 以前、別機種で修理してあげた沖縄の方から別な業務用ラジコンの修理依頼があった。
使用していたRC-33R送信機だが水に浸かって動作しなくなってしまったので、使ってないRC-32Rと組み合わせて動作出来る様にしてもらえないかという内容である。
届いて確認すると動作しないスイッチがある。
分解(表面のシートを注意深く剥がして内部の皿ねじ6本を外す)してみるとスイッチユニットとコントロールユニットを接続しているFFCケーブルの接点部分が剥がれていたのでこれが原因となっている様だ。修正は不可能なので、以前、修理用にaitendoより購入してあった同一ピン数の物と交換することで動作した。電池からの接続コネクタも緑青状態なので接点グリス塗布で修理。
RC-32Rも、受信機と同じ周波数水晶の手持ちが有ったので交換。IDも幸いスイッチの付いているタイプなので合わせることで、受信機の各LEDが点灯し問題無さそうだ。
受信機の周波数は295.6250MHz(IDはBU672)で送信機の周波数は295.4625MHz(IDはBP0951)になっていた。

送信機RC-32RとRC-33Rの違いはフック格納の押し釦スイッチの有無だが、受信機はどちらも同じ様だ(フック格納のLEDと表示がある)。
(受信機の表示ラベルは別物の様なのでRC-32RになっているがもともとはRC-33Rなのかもしれない)
結局は移植では無く、RC-33Rの修理とRC-32Rの周波数変更ということになった。

【ヤフオク品のRC-32Rを修理】
 動作品で安価に出品されていたので、実験予備機用に入札し、結果的には5250円で落札出来た。
心配していたID設定の有無だが、付いていてラッキーである。
到着して確認してみると巻上/巻下トグルスイッチが動作不安定なので分解してみると、ハウジングのモールドが割れて金属のブラケットが外れていたので手持ちの正常品と交換する。
操作部の押し釦部分は、使われていないフック格納のタクトスイッチも付いているので共通基板の様だ。
(実際、車両で使えるかは不明だが)
そこで、これを利用して延長棒(樹脂六角スペーサーが丁度良い)を差し込み、ゴムパッキンとアルミベース板に穴あけした。防水が必要なので今後シリコンカバーを接着することにする。

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