トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

FMラジオに周波数カウンタを接続

2015-08-27 11:25:27 | おもちゃ病院

 実は、FMラジオをトイラジコンの電波チェッカーに改造しようと、aitendoのアンプ付きFMラジオ [AKIT-307] と以前製作してあった時計・ラジオ周波数カウンター(V2) [AKIT-3610V2]を組み合わせてみた。
測定器を持っていない「おもちゃドクター」が多いことから、無くても出来る工作にしたかったからである。
FMラジオについて、0.1uFと0.01uFセラコンの実装位置が基板では分からない。またAM受信も出来る様にしているのか実装不要の0.01uF3個(回路図と使用数量は合っているが)の場所を探すのが面倒なので、手持ちのセラコンを3個実装した(HP上の写真も全実装になっているので分からない)。
現在AKIT-307は在庫切れになっているので、少し高くなるがAM/FMラジオキット [AKIT-1800] が使えるかと思う。
FMラジオの局発を直接カウンタに接続すると発振が止まるので、カウンタのHPにある簡易電圧アンプ回路をユニバーサル基板で製作する。

これで、受信周波数が表示される様になったが、バリコンの周波数が低いところで何故か発振が止まってしまう。
原因が分からないので、手持ちの同一品に交換したら問題無くなった。
外したバリコンを測定すると、発振部分の抵抗が無限大のはずが、数十MΩあり、僅かにリークが見られたので、これが原因らしい。
結合のコンデンサは2PFとなっているが、カウント出来る範囲で、出来るだけ小さくしたのが、発振周波数の影響が少なくなる。1PFとした。
出力は368mV/P-Pだった。HPでは0.3V/P-P以上のレベルで動作とある。SGでは-24dBm以上で動作した。

カウンタのDIP-SW 8番(表示範囲の設定)はOFFで□□.□□MHzの表示、ONで□□□.□MHzとなる。
SGからカウンタ入力に入れてみると10.7MHz~283MHzまでカウント出来た。
(表示は、入力周波数-10.7MHzの値が表示される)
これで、オリジナルでの動作確認が出来たので、トイラジコンの周波数27/40MHzになる様に計算したコンデンサを並列に接続したが発振しない。逆にコンデンサはそのままでコイルのインダクタンスを増加したが、これでも発振しない。

ラジオ用ICにはCD2003/TA2003を使用しているが、FM帯でしか発振しない感じである。
データーシートと比較するとFM-OSC(13ピン)とLC間に15PFを入れているのに対し、キットは入っておらず直接接続されているので、VCCが内部トランジスタのBに加わりバイアスがずれてしまうのが関係しているのかも知れない。
周波数の高い方は発振するので、コイルの巻線を疎にすると90MHz以上でも受信可能となり、先日のブログで紹介した茨城放送のFM波(94.6MHz)が綺麗に受信される((カウンターでは94.7MHzで一番良く聞こえたが)。

ここで、気になったのは音声出力を絞った状態でもサー音ノイズが大きいことである。
TDA2822が、元々雑音が多いのか、後日比較してみたいと思う。(電解コンデンサの容量を大きくしても変わらなかった)
今後は、以前実験したことのあるFMフロントエンド用IC(TA7358AP)で27MHz帯が発振出来るか確認したいと思う。

【8/31:回路修正でOSCアンプ不要に】
FM-OSC(13ピン)とLC間に15PFを入れてみた。
発振には変わり無い様だが、コイルのインダクタを大きくしてみても、下限周波数は56MHz程度までで、それより下は発振が停止する(コンデンサを入れない場合よりは低くまで発振する)。
コイルが同じでコンデンサを大きくした場合には発振が停止してしまう。なので、IC内蔵の発振回路では27MHz帯には使えない様で、後日クラップ発振回路で実験してみたいと思う。
しかし、収穫があった。
先の回路ではアンプが必要であったが、今回の改造でカウンターに直接接続しても発振が停止することは無くなり、カウントも正常値を指示した。
但し、カウンターと発振出力間には1~2PFのコンデンサを入れる必要がある。
また、裏面に何かが近づくと周波数が動いてしまうので、銅テープをシールドケースにして半田付けした。

カウンター入力部のレベルをオシロで測定してみると185mV/p-p(プローブが1/10なので画面上では18.5mVとなっている)だった。意外と綺麗な正弦波である。

あとは、コメントいただいたTDA2822パワーアンプの雑音低減回路を試してみた。
Rs=300Ω、Rf=5kΩとしたところ、コメント通り雑音が低下した。ゲインを下げても、パワーは問題無い。

コメント (1)
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auモバイル端末G3回線の速度制限

2015-08-25 17:28:16 | パソコン

 手伝い先の事務所では、インターネット接続にauのWi-Fi WALKER DATA08Wを使用しているが、2週間ほど前から異常にアクセス速度が遅くなって、なかなかWeb画面が表示されなくなった。
環境は全然変わっていないので、auに問い合わせてみた。
数回やり取りしていて、ようやく、その原因らしきものにたどり着いた。
事務所は位置的にG3回線にしか接続出来ず、その場合、下記の様になる様だ。
「DATA08W」の月間の「1x」「3G」通信の合計が5GBを超えた場合、月末まで、「1x」「3G」のデータ通信の速度が最大128kbpsに制限されます。
※「WiMAX」通信は制限の対象外です。※auでは、「5GB」は「41,943,040パケット」に換算します。
間接的にはWindows10アップデートが影響していた様だ。
今月、3台のパソコンでアップデートした関係で、この5GBを超えたのだろう。
今月いっぱいは我慢するか、自分のスマホのWiFiテザリングを利用(これも使いすぎると制限が掛かるので心配だが)しなくてはならない。
auには、速度制限の無くなる「WiMAX」通信のエリアが広がる様、要望を出したが、いつになることやら。
LTEは電波状況が良いのだが、それには端末を変更する必要がある。またLTEになると違った速度制限(7GB)が掛かることにもなる。

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ビデオキャプチャー調査

2015-08-25 16:34:11 | カメラ

 友人から、防犯カメラのコンポジット出力(RCA)をPCディスプレーに接続したいが何か方法はあるかと相談があった。
当初、パソコンに接続するものかと思い、下記の機種を紹介。
BUFFALO モニターモード搭載 USB用ビデオキャプチャー PC-SDVD/U2G
その後、連絡が有り、パソコン用ディスプレー(アナログ/デジタル入力有り)に直接接続するということだったので、下記の機種を紹介した。
エアリア UP KING2 アップスキャンコンバーター コンポジット入力 VGA出力 アップスキャンコンバーター 音声対応 SD-VSC2

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宇宙補給船「こうのとり」は片道切符だが、帰還の構想も

2015-08-25 14:07:23 | ニュース

 今早朝、こうのとり5号は無事ISSにドッキング成功した。
(有人宇宙船と比べ、アームで捕捉してからドッキングするまで結構時間が掛かるものだということも、今回初めて知った)
あと、今まで帰還したという話は聞いたことがなかったので調べてみると、帰りはISSで不要となった物資を積み込んで大気圏突入で燃え尽きてしまう様だ。
費用がいくら掛かっているか分からないが、素人考えでは勿体無い話である。
古い記事(2011年)ではあるが、開発メーカーである三菱電機では、帰還出来る宇宙船を開発する構想もある様だ。
宇宙から「地球に帰る宇宙船」をめざして

ISSは2020年までで終了する予定で、これに間に合えば、メリットは大いにある。
日本の独自技術を是非実現して、今後の宇宙開発を推進してほしいものだ。

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FT-726が受信感度低下

2015-08-25 11:24:49 | アマチュア無線

 愛用している八重洲のV/UHFトランシーバーFT-726の受信SメーターがSSBの時、RFゲイン最大でも目盛り7あたりまで振れっぱなし(FMは問題無し)になり、その分、受信感度が落ちてしまった。

AGCをFASTに切り替えても変化無し。
FT-726に限らず、古いアナログSSBのトランシーバーは、大部分がRFゲインを下げていくとSメーターが上がっていく回路になっている。
メンテナンスマニュアルはダウンロードしてあるので、これを参考に修理することにした。
RX-UNITが関連しており、底蓋を外すと、見えるので、コネクタ(11個と多いが)を外して4か所の固定ねじを外すことで取り出せる。

実は、部品取り用にと、もう1台のFT-726をヤフオクで落札して所有しているので、これのRX-UNIT(メンテナンスしてないので感度は悪いが)を入れ替えて見ると、この現象は無くなる。
逆に、問題のRX-UNITを部品取り用FT-726に取り付けると同じ現象になるので、RX-UNITの不良と判断出来る。
AGC-AMPのQ33(2SC1815BL)と時定数用のC43、C44(10uF/16V)をセラミックコンデンサに交換。念のためD33も交換した。
ユニットを取り付けてコネクタを差し込むと、問題無くSメーターが0付近まで戻った。RFゲインを回すと0~フルスケールまで変化する。

これで運用しながら様子を見ることにする。

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セブンイレブンで北関東限定「めんたいポテトスティック」新発売

2015-08-25 08:24:43 | 食・レシピ

 今朝、職場の途中で近くのセブンイレブンに立ち寄って朝食を購入しようとしたら、新発売が目に止まった。

明太子は好きなので、食べてみることにした。
明太子は県内大洗町にかねふくの「めんたいパーク大洗」が有り、その関係なのかもしれない。
めんたいパークは、通ったことはあるが、まだ入ったことが無い。
先日のボランティア連絡会で10月の研修旅行の希望を取ったが、研修は、ボランティアさんが活動している、映画テルマエロマエのロケ地にもなった水戸市内の「七ツ洞公園」に決定、その後「めんたいパーク大洗」に行くことに決定したので楽しみである。

食べてみたが、私好みの味で、美味しかった。

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エブリィワゴン・パワーウィンド不動作原因判明(ブラシ摩耗)

2015-08-24 14:13:34 | 車修理

 今日、午前中時間が出来たので、中断していたパワーウィンド不動作の原因調査を再開した。
ドア内貼りを外すのにロックハンドルを外さなければならないが、交流のある修理工場の社長さんに聞いてみたら教えてくれた。
ハンドルと内貼りの隙間にウエスを差し込み、左右に引くことで、内部のロックピンがこじられて外れるというもの。
なかなか外れなかったが、何回か繰り返すうちに外れてくれた。但し、ピンがどこかに飛ばされて紛失するおそれが有るので注意のこと。(私も、飛ばしてしまい、見つけるのに大変だった)
ネットでは、先端を引っ掛け形状にした針金で引き抜く方法も紹介されている。
内貼りは、はめ込み式なので、薄い板を間に差し込んで広げることで外せる。
更に内側にはビニールが粘着剤で貼り付けてあるので剥がす。
モーター部分はドア内側の袋ナット3個を外して引き出す。スペースが無いので、方向を考えながらやっと取り出した。
モーター配線は直付けかと思ったが、接続コネクタがドア内部にあり、圧入されているので、外側からモールド(白色)をすぼめて外す。
コネクタで電圧を測定すると、ちゃんと+-12Vが切り替わる。
試しに、前述の社長さんに以前送っていただいた中古のモーターが3個有ったので、それを接続(コネクタ形状は同一)すると、ちゃんと回転するので、やはりモーターが怪しい。

モーター・ギアユニットごと交換しようとしたら、ワイヤーを回している機構部分との接続形状が異なるので、出来ない。
モーターケースの固定ねじ3本を外すとローターが現れる。ねじのナットはモールドに差し込まれているだけで外れるので、取り外しておく。
動作するモーターと比較するとブラシの長さが違う。大分、摩耗している様だ。

交換しようとしたが、エブリィワゴンのは、ブラシ接続の銅網が電極に直接溶接してあるのに対し、中古品のは差し込み端子式になっている。
溶接部分も端子形状が一緒の様なので、銅網を切断し平らに仕上げたところ、差し込み端子が入った。
これで、組み上げると、問題無く動作した。
開閉頻度の少ない窓なのだが、摩耗が原因だったのが疑問なところではあるが。

窓の上端、下端で止まる仕組みは、特別スイッチが有る訳では無く、ネットで検索すると、どうやらモーター負荷増加による電流増加を検出してOFFしている様だ。
だから、途中で何かが挟まってしまった場合にも停止する仕組みだ。
電子工作好きとしては、また新たな原理が発見出来た。

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自動ドアスイッチユニットの修理依頼

2015-08-21 11:32:06 | 設備修理

 知り合いの電設屋さんの、更に友達という方からの修理依頼があった。
自動ドアのセンサーが時々動作しないというので、この「ワイヤレスドアスイッチ」をトントンたたくと、その現象が出るというので、それを外して持って来た。
optex製のOT-2RSという対向型ビームスイッチというものだ。
単体では調べようが無いのだが、取り敢えず蓋を外して電源関係を見てみた。
AC100V入力で、電源トランスにより約13Vを出力、さらに電子回路用には三端子REGにより5Vにして供給している。この電圧は正常だ。
単純に赤外線を検出している様なので、手持ちの赤外線LEDとフォトトランジスタを各端子に接続することに。
負荷電流が分からないので、直列に電流計を入れて測定するが、数mA程度しか流れないので各素子を直接端子に取り付けした。
するとLEDが緑から、赤緑(オレンジ)に変わった。

入出力間を黒い板で遮ると緑になり、リレー出力も(緑時:ショート、オレンジ時:オープン)と変化する。
LEDとフォトダイオードの電圧波形が下のオシロ画面である。
約400Hzのパルスが出ている。

取り敢えず、半田付けの怪しそうなところは付け直し、スライドスイッチには接点スプレーを塗布した。
実際にセットして、確認してもらうことにし、それでも動作がおかしい時は出向いて調査することにした。

【8/30実機取付も動作せず】
取り付けてもらったが、やはり動作しないというので、自宅に伺って、調査してみた。
考えていた接続と違っていた。
私が良しとした、ねじ端子の部分は巻き込み防止のセンサー用で、実際のドア開閉は赤外線リモコン(38kHzで変調)により、ねじ端子下側の3Pコネクタに接続されていた。
現場でオシロ観測したが、プローブ接続が難しく困難なので、もう一度ユニットを外してもらい、持ち帰って調査することにした。
コネクタには、手持ちの赤外線受信モジュールを接続する。
左から+5V/0V/OUTPUTの順である。
調査してみると、巻き込み防止のセンサーが動作(受光)していないと、赤外線リモコンを受け付けない(動作しない)というのが分かった。
受け付けるとLEDがオレンジ色から赤色に変化し、約7秒間保持し、その後オレンジ色に戻る。赤色になっている間、無電圧出力端子がクローズとなる。
DIP-SWの設定に応じ、同じ設定だけ受け付けるので、マイコン部分も正常に動作している様だ。
現場ではLEDが緑色のままで、変化しなかったので、巻き込み防止のセンサーが動作していないことになる。
ということで、今度はセンサー部を調査することにする。
【8/31再度動作確認】
上記の様に動作シーケンスが解ったので、再度、自宅に伺って実機確認を行った。
巻込み防止センサーを接続しても、LEDが緑のままなので、センサーに異常がある様である。
テスターのダイオードレンジで測定(別ブログで詳細を紹介する)すると、受光部のフォトトランジスタは動作しているが、発光部の赤外線LEDが抵抗無限大なので、途中の断線または素子の不良が考えられる。
交換は難しいとのことで、交換せず、ユニットの端子には赤外線LEDとフォトトランジスタを接続し、光結合で常時動作することで了解いただいた。
この状態で赤外線センサーの受光部コネクタを差し込むと、正常に受信してLEDが赤色に変わった。センサーが問題無くてよかった。ドアの動作も問題無く正常に動作した。

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絶縁抵抗計修理

2015-08-20 11:32:02 | 測定器

 手伝い先の従弟から、「絶縁抵抗計」の修理依頼があった。

テスター棒をショートすると、本来は0Ωを指示するのだが1/3位振れて無限大に戻ってしまうという症状だ。
電池は単三×8本の12Vだが消耗はしていない。バッテリーチェック端子でも、ちゃんとOKの範囲にある。
可変安定化電源で供給すると1.7Aも流れる。
基板まで引っ張り出して、取り合えず、半導体(トランジスタ)を交換してみる。
無安定フリップフロップ回路で発振(1kHz程度)させ、電流増幅させ昇圧トランスをドライブしている様だ。
発振用はCANタイプのNEC製2SC943を使用しているが、同一品は無いので足の並びが一緒の2N5551に交換。
ドライブ用はNEC製2SD558を使用しているが、これもダーリントン品の2SD1828に交換。
これでも、不良は治らない。
試しに高圧(DC250V)の平滑に使用しているフィルムコン0.47uF/250Vを外すと、過電流は無くなったので、手持ちの0.47uF/400Vに交換したら、問題無く動作した。
0Ωは内部中央付近の半固定抵抗器で合わせる。
外したコンデンサを測定するが、低電圧では、規格に入っている。
スイッチングのインパルスでリークするのかも知れない。

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ホーロー鍋蓋修理

2015-08-20 09:19:07 | 設備修理

 壊れているものが有れば何でも修理したくなる性分で、今回は長年使っているホーロー鍋の蓋である。
鍋のツマミが取れてしまっているもので、一般の構造と違い、蓋におねじのパイプが溶接されており、これにツマミをねじ込んでいるのだが、ツマミが熱(燃焼に近い)によりガタガタになってしまったというもの。
接着しても、高熱での使用でまた取れてしまうので、今回は100円ショップのねじ式ツマミに交換することにした。
溶接されているおねじ部分をベビーサンダーで切断・平らに仕上げ、中央にφ6の穴あけをする。
このままでは、鉄が露出して内部から錆びて来るので、熱に強いシリコン接着剤をツマミで隠れる部分に塗布する。
ねじ締めしてから、さらに内側のねじにもシリコン接着剤でコーティングして完了。

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今度はエブリィワゴンの左スライドドアのパワーウィンド動作せず

2015-08-18 17:19:48 | 車修理

 我が愛車も、年数が立ち、あちらこちらの動作不良が出て来ている。
今度はスライドドア左側のパワーウィンドが動作しなくなりました。
いつも後部座席は荷物がいっぱいで、普段開け閉めしないので、いつ不動作になったかは分かりません。
チャイルドロックはOFFにしてます。カチャカチャON/OFFやっても変わりません。
ドアのところに車体との接点が縦に5個ついており、接点を磨いてやっても変化無し。もちろんドアは閉めた状態で(開いていると動作しない様になっています)、ドアに直接付いているスイッチでも動作しません。
車体側はキースイッチOFF状態で、全ての接点がアースになっています。
キースイッチをONとし、接点の一番上を1番とすると、スイッチを上昇にすると4番が0V、5番が+12Vになります。
下降にすると1番が+12V、2番が0Vになります。
ドア側ですが、開けた状態で1番と5番がショート、2番と4番がショートになっています。
正常な右のドアと比較すると、接点が180度点対称になっているので、反対で考えると、動作は同一でしたので、車体側までは正常な様です。
考えられるのはモーターでしょうか(モーター音はしない)、あとは、当然内部にリミットスイッチの様なものもあるんでしょうけど。
ドアの内張りを外すのに時間が掛かりそうなので、暇なときに見てみます。
そんな複雑なことはしてないでしょうから、テスターで原因は掴めると考えていますが。

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県西まなびあい講座「電子部品の働きを学ぼう!」開催

2015-08-18 12:36:00 | 電子工作

 電子工作サークルに引っ掛けて、電子回路初心者向けの講座を実施することにしました。
サークルはPM1:00~4:00頃までですが、最初の1時間をこの講座を同時に実施します。
開催日:8/23,9/6,9/27,10/11,10/18(日)の全5回です。(開催日記載ミスがありましたので8/20修正しました)
募集期間が8/16まででしたが、空きがあるかも知れませんので、勉強してみたいという方はセンター(0296-24-1151)へ確認下さい。
詳しくは、チラシに記載されております。

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FM放送・新時代に

2015-08-14 09:52:31 | オーディオ

 災害対策や、電波が届かず聞こえにくい都市部への対策を目的として、FM放送がまた見直されて来ている。
アナログ放送マニアとしては嬉しいところである。
従来アナログテレビのCH1~3(V-Low:90~108MHz)で使用していた周波数を活用する。
いち早く、IBS茨城放送では、FM補完中継局として94.6MHzで放送が始まった。
中継局はNHK-FM(83.2MHz)と同じ加波山から1kwで送信されている。
FM専用のチューナーでは90MHzまでしか受信出来ないが、先頃紹介したONKYO製T-422Mで試したところ108MHzまで受信出来る仕様になっていたので、94.6MHzでばっちり受信出来た。

ラジカセやトランジスタラジオでも、アナログテレビ1CH~3CHも受信出来るものはOkだ。
aitendoで販売されているDSPラジオも、108MHzまで対応しているのが多い。

在京AM局も2015/9より試験放送開始、来春には本放送が開始される。
TBS放送   90.5MHz
文化放送   91.6MHz
ニッポン放送 93.0MHz
だが、心配は中国本土のFM放送局が87~108MHz、韓国が88~108MHzとなっており、Eスポ等が発生するとガンガンこの帯域に聞こえて来て混信を起こすかもしれないということ。
実際、先日は中国本土の局がたくさん聞こえてきた。

AM放送は外交的な政策から、放送停止にはしない様だ。理由としては、放送を停止すると、中国や韓国で、その周波数を使いだすということらしい。

これとは別だが、InterFMが6/30より89.7MHzで放送されており、10/1にはInterFM897という局名になる。
これだと、一般のFMチューナーで受信可能でYAMAHA製CT-800で受信してみた。
従来の76.1MHzに比べるとシグナルレベルが強くなっている。
同じ東京タワーからだが、アンテナの高さを上げた様だ。

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おもちゃ用薄型スピーカーが安価に入手

2015-08-13 20:38:58 | おもちゃ病院

 最近の修理おもちゃで、薄型スピーカー使用のものが数種類あったが、手持ちが無かったので、一般品の外周モールドを切ったりして対応していた。(おもちゃによっては奥行スペースの無いものが有るので)
今回、探してみるとaitendoと共立エレショップで販売されており、購入した。

aitendo製
φ26.5:薄型スピーカユニット(8Ω0.5W)
[SPK8Ω0.5W-26.5] 販売価格: 100円(税別)
φ30.0:薄型スピーカユニット(8Ω1W) [SPK8Ω1W-30] 販売価格: 100円(税別)
共立エレショップ製
28φスピーカ バルク10個入▲航空便不可▲ / SP-281W-10B¥1,836

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タダノRCS−250の修理

2015-08-09 16:26:27 | スイッチ

 長野県の方から下記依頼が有った。 
「はじめまして 私も修理製作好きの60歳の男性です。会社のトラックのタダノクレーンのラジコンが壊れてしまいました 基盤関係は苦手ですが 興味が有りチャレンジしました 受信機がだめと思いオークションで手に入れピン等入れ替えしましたがだめ いろいろなプログで情報をみて試みましたが又だめ、そんな中こちらのプログを拝見し修理をお願いしたいのですが同時にどうしてもどこが悪いのか知りたくて連絡差し上げました。どうぞよろしくお願いします。」

送信機1台と受信機2台(現役で故障品/オークション落札品)を送ってもらった。
【現役品】
MFG-№ A20
ID-№ 3A44
受信モジュール表示 R-20155 4.22
ROM V2.02 1991.MAY.28
CPU RCS-MM2
【落札品】
MFG-№ A01
ID-№ 1C0E
受信モジュール表示 R-7580 11.16
ROM V2.01 1989.APR.26
CPU RCS-250
最初、受信モジュールを確認したら、単体では動作(受信のデジタル信号が出ている)しているので、オークション品と入れ替えました。
モジュールの端子はDET,DATA,CA-DET,VCC,FRQの順で表示がある。
それでも、切り替え動作(FRQ端子をオシロで見ると0-+5Vの矩形波が出ており、受信が確定すると+5Vまたは0Vに固定される)しないので、戻して本体基板を調査。
電解コンデンサ(C11)の液漏れで、パターンが融けて断線。これにより、電源のリップルが大きい(P-P:1V程度ある)ため、CPUのリセットが掛りっぱなしになっていました。
コンデンサを外して、コンデンサを交換して、リード線で接続。その他のコンデンサも怪しいのは交換しました。
C3,4,5 1uF/50V
C7 22uF/16V
C9 220uF/50V
C10 470uF/25V
C11,12 100uF/25V
タダノ製の、この時代の機種は、殆どが電解コンデンサ液漏れによる故障が多い様です。

ついでなので、オークション品も同様にコンデンサ交換とリセットIC交換により動作する様になりました。
リセットICはミツミ製PST529C(マーキングはT529C)を使用しているが、同一品が無いので手持ち品のM51957Bを使用する。
SOP-8Pなので変換基板に実装し、メイン基板の元々のICランドにリード線を付けて、変換基板とは直付けする。
オリジナル品(3端子)と異なり、リセット電圧設定用の分圧抵抗と時定数用コンデンサが必要なので、変換基板に取り付ける。


以上で、周波数は異なるので、実際の信号受信確認は出来ませんが、表面のLED状態が、以前修理した同一品と同じになったので、OKだろうとしました。
【追記】
ROMのバージョンの違いなのか、CH1/2のサイクリック信号が、異なっていました。
V2.02 受信機の電源を入れた時は等間隔でFRQ端子が0V/+5Vを繰り返しますが、一旦受信すると、送信機をOFFしたとき、+5Vが長く、その後0V/+5Vを数回繰り返すというサイクルになります。
V2.01 終始、等間隔でFRQ端子が0V/+5Vを繰り返します。

8/11 無事動作したとの返事をいただきました。

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