アンリツ製MS2601Bのモニター画面が横流れする現象はこのブログで何回か報告したが、結局、原因が掴めないので、この為にと、やはりオークションで入札しておいたTFT液晶モニターに交換することにした。
CRTのモニター寸法は6インチなので、同じ6インチ液晶と、一回り小さい5.6インチの二種類を念のため用意。
電源(DC12V)は元々のモニター接続コネクタから1本刺しコネクタで取り出す。
事前に映像確認したところでは、6インチの方が解像度が良さそうなので、これを分解して取り付けることに。
このモニターは電源(+12V)が入力されても、モニター本体上部のスイッチを入れないとONにならないし、入力切り替え(ビデオ/TV)も操作しなければならないので、この辺の操作シーケンスを電源入力検出で行う回路追加が必要となる。リモコンで操作するという方法も有るが赤外線入力モジュールを見えるところに付けなくてはならない。
本体に入れて見ると、ギリギリ入るのだが、液晶の枠右側が少し広いので、左に寄って、左側の画面が少し隠れてしまう。
そこで、今度は5.6インチのモニターを分解してみる。
画面自体は収まるのだが、電源アダプターと映像入力のプラグが真横(左右)に出ており、ぶつかって入らないので、DC入力ジャックを交換して裏面から差し込める様にする。映像入力(スペアナ背面のコンポジット出力BNCコネクタから)はモニター側3Pプラグのスリーブを加工してコードを横から出す様にした。
5.6インチモニターは、幸い電源入力が有ると表示がONになり、入力切り替えもデフォルトのビデオ入力となるので改造の必要が無い。
実装が右寄りになり、モニターは窓に対し少し左が開いてしまうが、見た目スモークで目立たないので、これで良しとする。
古いTFTなので視認角度が狭いが、実用にはなりそうだ。
やっと画面が見られる様になったので、使い方はこれからだ。