トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

LED電球用赤外線リモコンのパワーアップ

2013-11-28 11:41:38 | 家電修理

 あるところから、既存照明器具のLED化を依頼されて、使えそうな機器を購入したが、リモコンが届くか心配なところが有り、改造してみた。
対象の照明は、玄関ホール用で2階天井まで吹抜けのところに蛍光管が4個×3段=12個が使われており、最上部はかなり高く、距離が有る。
Img_6242_rImg_6246_r使用するのはSHARP製[E26口金]一般電球タイプ 調色・調光モデルDL-L60AVという調光・調色(各7段階)がリモコンで調整出来るものだ。現在は品切れ状態で、メーカーでも生産追加の予定は無い様だ。
Img_6236_rImg_6231_rリモコンの到達距離を確認すると6m程度と、1つのリモコンで12個のLED電球をコントロールするには、やはり問題が有りそうだ。電池はCR2032で赤外線LEDはφ3が1個だけである。
リモコンを分解してみる。表面シールと本体モールドとが両面テープでくっついているので、カッターナイフ等で注意深く剥がす。
Img_6232_rImg_6235_r手持ちのφ3LEDが有ったので、スペース的に2個追加することにした。
回路的に、現状でもトランジスタでドライブしているので、そのまま並列(本来で有ればVfの差をカバーするのにシリーズ抵抗を各LEDに入れるのだが)に接続。
Img_6237_rImg_6234_rこれにより消費電流が増加するので、電池は単三電池2本を外付けすることにし秋月のリード・スイッチ付きボックスを本体裏に接着。
リード線はボタン電池接点を外して、そのランドに半田付けする。
デジカメで点滅を確認すると、3個共に光っている。
リモコンで距離を離していくと10m以上は届く様になった。

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DSPラジオ/クリーム半田でQFPを初めて半田付け・意外と簡単

2013-11-27 15:09:00 | おもちゃ病院

  QFPの半田付けに挑戦?と、aitendoの「最強版!DSPラジオキット[AKIT-6955]」を購入。
Img_6228_rImg_6229_rこの前には、同じくaitendoから「ソルダペーストはんだ[XG-50]」 を購入しておいた。
最初は、ランドに塗ってICを載せてコテを当てたが、思っていたより固く粘りも無いので、
塗りムラが多く、密着もしないので、うまく行かない。
Img_6226_rImg_6227_rそこで、ICをまず、接着等で固定しておいて、ICのリードにペーストを擦り付け(連続で良い)てから、ランドとリードの境界にコテ先を当てると溶けて綺麗に流れた。半田鏝は一般の30Wタイプで良い(容量が小さいと、かえって流れにくくなる)が、先細のコテ先が良い。
ラジオ基板には、このQFP(44P)の他にSOP(24P)があり、これは端子間ピッチが0.65mmとさらに狭かったが、同じ方法で、うまく出来た。
半田付け後は綿棒にエチルアルコールを付けて清浄する。
Img_6224_rImg_6225_r半田の付き具合が心配だったが、電源をいれると問題無くラジオが聞こえて来た。
(マイコンQFPはLCDの表示用だが、LCDが今のところ在庫切れなので、動作確認は出来ていないが)
キーのボタン色は、手持ち品全てで、これしか無かったので、バラバラです。
AM放送が、バーアンテナが小さいせいか感度が悪い。これはバーアンテナのコイル片側のランドに導線を30cm程度接続すると感度が良くなる。極端に言うと、バーアンテナ替わりに220~330uH程度のインダクタを使っても、導線アンテナの効果で聞こえる。

10年以上前まで勤めていた会社では、当たり前にSMD部品の実装を行っていたが、全て自動なので、手半田では難しいだろうといった先入観が有ったが、やってみると意外と簡単で、これからは、どんなフラットICでも軽い気持ちで作業に取り掛かれそうだ。(ただ、この視力がいつまで継続出来るかが問題だが)

ソルダーペーストも、会社では冷蔵庫で保管し、使用期限が来たら廃棄する様にしていたが、アマチュアの世界では、使えれば問題無いだろう。
【12/16・周波数ステップ確認】
     注文していた、ラジオ表示器が届いたので取り付けて見た。
ボタンのガタも気になったので、同じくaitendoの丸ボタンに交換した。

Img_6461_rImg_6464_rImg_6463_r変換基板(1.27)は注文しなかったので、表示させると、上下逆さに見なくてはならない。
問題となっていた、MW帯の周波数ステップだが、ブログコメントしていただいた様に10kHzステップになっているので、日本の放送局(810kHzは別だが)にはチューニング出来なかった。
現在、aitendoには問い合わせ中です。
Img_6465_rImg_6462_rFM帯は0.1MHzステップとなっているので、問題無い。
手前のボタン4個の一番右を押すとサーチが始まり、受信出来た放送周波数がプリセットされ、右から2番目のボタンでそれのダウン、3番目のボタンでアップする様になっている様だ。

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TOCOS TWE-001-STLONGアンテナコネクタ

2013-11-22 15:56:15 | アマチュア無線

Img_6220_rImg_6216_r TWE-001評価キットは外部アンテナ用2台と内部アンテナ用2台のセットになっており、内部アンテナ用でもコネクタが有る様なので、aitendoより小型高利得指向性アンテナ(2.4GHz)[ANT2.4-8DBI-SMA]SMAとI-PEX端子付きケーブル[CB-SMA-140]を購入。
(IPEXとuFLコネクタは同一の様だ。)
Img_6217_rいざ、交換しようとしたら、コネクタが合わない(どちらも凹)。
ケーブル選択を間違えたかと考えたが、XBeeの写真を見ると、無線モジュール側は凸が使われており、これだと合う。
そこで、外部アンテナ用モジュールを外して見たら凸となっており、問題無くコネクト出来た。
これでも、問題が有った。
SMAの接続部がねじは凹と凹で電気的に接合しない。
Img_6219_rImg_6221_rImg_6223_r理由は分からないが、外部アンテナ用と内部アンテナ用でコネクタを使い分けている様だ。
もし内部アンテナ用を外部アンテナ用にするにはaitendoで販売されているU.FLコネクタ(5個入)[U.FL-R-SMT]  に交換すれば使えるかと思う。
但し、SMDで小さいので半田付けのテクニックを要する。またパターンアンテナはカットする必要が有る。(確認はしていないが)

BWTさん、コメント有難うございます。
確かに、下記ページにその旨書かれていました。
従って、本ブログのアンテナは電波法違反となりますので、これまでとします。
http://tocos-wireless.com/jp/tech/Hardware_guide/regulation.html
パラボラアンテナの分解写真
Img_6317_r_2Img_6318_r_2Img_6320_rImg_6319_r      

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YAHAヘッドホンアンプ用電源見直し

2013-11-20 15:40:31 | オーディオ

 先日のブログで紹介したが、電源が流用だったので、aitendoの[AKIT-12V34063]を製作してみた。
Img_6209_rImg_6210_rところが、負荷を掛けると出力電圧が低下するので、R2を0.1Ωに変更。これで低下は改善されたが、安定化するには入力電圧が6.5V以上必要。アンプ出力でもノイズが聞こえる様になった(これはC2=1500PF,L1=47uH,C1=330uF,Q1のB-E間に470Ω追加で消えたが)。また携帯充電用5V/1A簡易ACアダプターからの供給だと電流オーバーで、アダプターの出力電圧が低下して使えなかった。
【12V入力に方針転換】
なので5V入力は諦めて、オリジナル通り12V入力とし、ヒーター電圧の6.3Vを降圧型DC/DC-CONVで出力することにした。
Img_6206_rImg_6208_rImg_6207_rモジュールは、同じaitendo製[DC12V-LM2576-ADJ]を使用することに。
R3の変更で出力電圧が可変するので、5kΩの多回転RVを使用する。
オリジナルではICのフィンは無く、基板のベタアースにねじ止めする様になっているが、気休めにフィンを付けている。今回の回路ではそれほど発熱もしていない。
問題無く(最初、入力の+-を入れ間違ったらICが壊れてしまった)動作し、出力を6.3Vに合わせる。
YAHAアンプ側の電源供給も入れ替えて接続。
6DJ8のグリッドバイアス調整だが、プレート電圧が、6.8V(デジタルテスター使用)になる様にL/Rを調整すれば良い様だ。
無信号時の消費電流は260mAと、最初の電源回路の1/3以下となった。
6DJ8のヒーター電流が365mAなので、スイッチング電源の効果が出ている。
但し、ヒーター電流は投入当初、倍近く流れるので供給用DC12V出力ACアダプター(1A以上)がスイッチング方式だと、製品によって過電流回路が動作して誤動作するのも有った(今回のDC/DC-CONVのLED点灯が点滅になってしまう)。
これも問題無く動作し、ノイズも無く正弦波も綺麗だ。200kHzまで特性が伸びている。
FM放送のモニターも悪くない。

 私の不得意なところ(バラックでも動作確認出来れば、それで満足な性格)では有るが、真空管が見える様にケースを使って組み込み、車の電源から12Vを供給し、スマホなどの音源を真空管サウンドで楽しめればと面白いかと思う。

6DJ8はヤフオクの中古品で500~1500円程度で出品されている。
aitendoで入手出来るものでは6N3/5670(500円)が使用出来るのではないかと思う。但し6DJ8とピン配列が異なるので、そのままでの差し替えは出来ない。
【11/21 定電流スイッチング電源改造】
Lm2576adjconstcarr以前、記事で読んだ回路が有り、前述の定電圧回路を定電流回路に改造してみた。
原理的には負荷との間に検出抵抗を直列に入れて、ICのADJ端子に接続するとREF電圧(LM2576-ADJの場合1.23V)になる様に出力電圧が変化するというもの。
Img_6211_rImg_6213_rImg_6212_r検出抵抗は18Ω1/4W×5個を並列(3.6Ω)にして使用。
微調整用に多回転RVを最初5kΩ入れたが可変せず、100Ωに変更したら可変出来る様になった。
だが、アンプに接続すると発振音がする。ヒーター間に1500uF/16Vに入れると止まった。

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YAHAヘッドホンアンプ製作

2013-11-18 19:35:00 | オーディオ

 エレキジャック№18で紹介されていたYAHA(低電圧で動作させた真空管とOP-AMPを組み合わせた回路)ヘッドホンアンプが面白そうなので、真空管(6DJ8)をヤフオクで入手し、基板実装に取り掛かったが、そのままになっていた。
先頃、ブログで紹介した真空管式ガイガーカウンタが動作したことから、真空管マニア心が再燃し、取り掛かることにした。
著者が、その後ホームページ「YAHA改良」として紹介されており、特性的にも満足出来そうなので、これの回路で製作することにした。
Img_6202_rImg_6201_rImg_6203_rImg_6204_rImg_6205_r電源だけは、現在一番出回っている携帯電話充電用ACアダプタの5Vで動作する様に考えて見た。
aitendo製昇圧式DC/DCコンバータを使用(以前製作していたものを流用)。出力を11.3Vにして、入力の5Vとの差である6.3Vでヒーターを点けることにした。スイッチング雑音低減の為に気休めかも知れないがLCフィルタを電源出力に入れる。
OP-AMPもオリジナルはNJM4558(汎用)だが、手持ちが無いので、これより高音質のNJM4580DDを使用した。
いつもなら事前に実装/配線図を作成するところだが、今回は作りたいのが先に立ち、何も考えず部品を適当に置いていったので、配線が交差したりで一発動作しなかった(真空管のピン逆やグリッドバイアス用半固定抵抗の接続漏れ)が、今日の時間切れ間近に動作した。
ピン番号の見方はICの番号と同じで、部品面からだと左回り、裏(ピン)側からだと右回りとなるのだが、真空管データーシートは裏面から見た図で書かれているのがICと違うところで、真空管機器製作から四十年もブランクの有った私は、とうに忘れて逆回り配線してしまった。
入力電流は0.95Aとなった。(ヒーターが定温になるまでは、もっと大きな電流が流れる)
Img_6195_rImg_6194_rImg_6193_r16Ωのヘッドホンを負荷とした場合、出力は2.4VP-Pまではクリップせず、それ以上になるとプラス側がクリップしてくる。
グリッド抵抗によるバイアス調整は、取り敢えず1MΩとしてある。今後、調整することで、改善の可能性が有るかも知れない。
Img_6196_rImg_6197_rImg_6198_r矩形波でも、一般のアンプと遜色は無さそうだ。波形を見て判断いただきたい。
近くにあったFMチューナーの出力を接続して聞いてみたが、音質上の問題は感じられなかった。
ハム音も、GNDに触らなければ感じられなかった。
以前、aitendoのホームページに本アンプの発売予告が有ったので、キットが市販されるかも知れない。
【ナショナル真空管ハンドブック】
以前、吉本OMから頂いた、古いハンドブックを見たら6DJ8が掲載(詳細は7DJ8参照)されていたので、参考になった。私が10歳の時に発刊された、今では貴重なハンドブックである。
Img_6307_rImg_6309_rImg_6314_rImg_6315_rImg_6310_rImg_6313_rImg_6312_rImg_6311_r        

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宇宙ステーションでの火災消火・火の形状は?

2013-11-18 09:19:04 | うんちく・小ネタ

 先日NHKテレビで、宇宙飛行士の若田光一さんのNASAでの船長訓練の様子が紹介されていたが、その中で火災発生時の消火対応について、映像上は一般の消火器を持ち出していた様だが、もし粉末式ABC消火器だと無重力環境では粉末が浮遊して装置や人体に影響が有るだろうし、二酸化炭素式だと、人間が窒息してしまうなと、また、火はどんな形状になるのだろうかと、消防設備点検の手伝いをしている私としては職場の方に聞いて見たが、皆さん想像が付かない様だ。
ネットで検索するとJAXAの宇宙ステーション・きぼう・広報・情報センターのホームページで「船内で火災が発生したらどうやって対処するのですか」の解説が有った。
JAXA宇宙飛行士活動レポートも参考になる。
専門的には「宇宙で火事を消すにはどうしたらよいのか? 宇宙ステーションで第2ラウンド実験が開始」が参考になる。点火した燃料は球体の炎で包まれ、燃え尽きるまで燃え続けるらしい。

消火剤には二酸化炭素が使われており、2種類のノズルがあり、船内火災とラック内(各ラックに消火器を接続するコネクタが有り、これと消火器を接続する)での火災に対応出来る様になっている。このままでは人間が酸欠で呼吸困難となるので、消火器の近くに可搬型呼吸器が設置されており、呼吸を確保するとのことだった。ロシアは、これとはまた違った方法の消火剤を使用している。

訓練は、地上で行われているので、多分見慣れた消火器を使用していたのだろう。
これで、謎は解けた。

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UNIC(RC-30R-3)修理

2013-11-17 10:42:00 | アマチュア無線

 一番修理実績のあるシリーズで、ブログを見た方から依頼が有った。
症状は、「ラジコンが発信しない為使えない」です。という内容です。
Img_6179_rImg_6180_rImg_6181_rImg_6182_rImg_6184_r届いて、送信電波をモニターすると、スイッチを押した時、搬送波の287.650MHzは出るが、変調音が聞こえない。またボタンを戻しても電波が切れないので、電池ボックスを抜くしか無い。電池電圧も4V(新品では1.5V×4本=6V)に消耗していた。
先日、修理したラジコンと同様、カスタムIC(FUTABA製)が動作していない可能性が高い。
Img_6178_rクロックに2MHzの水晶発振子が使われているが、端子をオシロで確認しても発振波形が出ていない。
手持ち品が有るので交換すると、変調音が聞こえる様になり、電波も自動的に止まる。
Img_6168_rImg_6169_rImg_6170_r水晶不良の判定として、思い付きで静電容量の差異が無いかLCRメーターで比較してみた。
正常品は4.05PFに対し不良品は2.38PFと少なかった。メーカー差があるので、全て、この方法で判断出来るかは保証出来ないが、想像するに、内部断線(剥がれ)により容量が減るのではないかと考える。27MHzの水晶を測定すると6PF程度だった。おそらく周波数が高い程、水晶が薄くなり、電極が近くなるの容量が増えるのでは無いかと思う。
Img_6183_rImg_6177_r電池のメーターが半分(黄色と緑色の境目)しか振れないので、基板にある黄色の半固定抵抗で合わせる。
受信機に電源(DC24V)を接続するとスイッチの操作に合わせてLEDが点灯するので、送信機は正常に動作した様だ。
Img_6173_rImg_6172_rImg_6186_rImg_6185_rImg_6176_r問題は無いと思うが、電源電圧を変動させると、21.3V以下で動作しなくなる(24Vからシリーズ抵抗経由でレギュレータに供給されている関係もある)ので、12V用3端子レギュレータをL7812に交換すると21V以上で動作する様になった。(5Vは、更に12Vをレギュレータで安定化している)
Img_6171_rまた、接続端子が割れて接触が悪くなってしまったので、錫めっき線で巻いて半田付けした。

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UNIC-RC(FRC-0403Z)修理

2013-11-14 12:06:54 | アマチュア無線

 動作しないので、修理お願い出来ないか問い合わせが有った。
この機種は、何台も修理実績が有るので、送ってもらい調査することにした。
昨夜届いたので、送信機の電波をモニターする。
49.7MHzに合わせるがキャリアのみで変調音は出ていない。
Img_6163_rImg_6164_rマイコン周辺が動作してない可能性が有るので蓋を開ける。
クロックは560kHzのセラロックを使用しており、以前の修理で入手済みのが残っていたので、交換してみると、変調音が出る様になった。
次に、受信機側を調べる。
Img_6166_rImg_6165_r電源+24Vを印加しても電源LEDが点灯しないので、これも蓋を開けて見る。
電源は問題無く動作しているがLEDに電圧が出ていない。
LED単体で20mAを流すと点灯するので、正常だ。
シリーズの抵抗(1.5kΩ)に接近している水晶の側面が黒くすすけている。
抵抗値は無限大だったので、手持ち品と交換したら、これも正常に点灯する様になった。
アンテナを接続して、距離を離して一番届く様に各トリマコンを調整する。
この機種はもともと、到達距離は伸びないので、これでも問題無さそうで、返却して様子を見てもらうことにする。

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愛車ルームランプのLED化

2013-11-13 16:35:02 | 車修理

Img_6159_rImg_6156_r 以前にリアサイドのルームランプはLED化したが、接触が悪くなったので、製作し直して(LEDの幅が大きくてソケットがはみ出すので両サイドをルーターで削る)、ついでにセンターのルームランプをLED化することにした。
Img_6152_rImg_6158_rリアサイドと同じランプ形状かと思ったが、違っていた。
そこで手持ち品の秋月製「白色LEDユニット 34.5ルーメン OSMW02C04GS」を使用することにした。
秋月からは、同じソケットに使えるルームランプも数種類販売されているが割高となる。
LED素子自体はリアサイドに使用したのと同じものが4個使われているタイプの様だ。
Img_6149_rImg_6151_rImg_6155_r12V用なので、電圧的にはそのまま使用出来るが、ソケットへの差込みは一工夫必要となる。
ユニバーサル基板をカットして差し込んで見るとガタが有るので、部品リード線を接点にすると丁度良い厚さになった。
これにLEDのリード線を半田付けすると丁度良く刺さった。
Img_6157_rImg_6160_rImg_6162_rImg_6161_r消費電流は13.5V入力時、ランプでは360mAなのに対しLEDでは70mAと1/5以下となるが、明るさは逆に明るくなり、省エネが実現出来た。
車体に取り付けて作業完了。

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互換しないインクも有った・100円リセッターも比較

2013-11-11 14:47:35 | うんちく・小ネタ

 手伝い先の事務所で使用しているA3まで印刷出来るEPSON製PM-4000PXだが、インク(CL23タイプ)が無くなったのでAmazonで一番安価(8色セットで759円)な互換カートリッジを入手してセットするが全色エラーになり、購入先に問い合わせると電源とUSBケーブルを外し1日以上放置すると認識する場合が有るというので試して見た。電源とUSBを差し込んだ当初はアラームが出なかったが、インク補充の為、ヘッドが動作しているうちに、やはり全色アラームとなった。
インクが空の純正品や、この前に使用していた互換インクに戻すとアラームは出ないので、純正品のICチップ基板を外し、今回購入したインクのチップと交換してもダメ。
EPSONのICチップは印刷枚数?をカウントしているらしく、これのリセッターを入手することにした。
(フリーソフトのSSC Service Utilityでパソコン側からリセットプログラムを送るというのも有ったが、インクが認識出来ないエラーが出て使えなかった。)
CL23に対応するのはe-問屋から販売されている「ICチップリセッター-最新型-601018」@880円+送料450円(Amazon経由)らしいので発注した。
Img_6138_rImg_6139_rImg_6137_rその間、ダイソーでもEPSON用が入手出来るというので行ってみるとCL32,31,33対応用が売られていた。接触部の端子数は同じ7Pなので購入して試すことにした。
全てのインクでリセットは行われた(LEDが赤色点滅から緑色点灯に切り替わるとリセット完了)様で、前回の互換品はインク残量表示がリセットされてユーティリティでは満表示された。但し、中身のインクは無いか少ないので、印刷出来ても色が殆ど表示されないが。
純正チップに付け替えた今回購入品は、相変わらずエラーになってしまうので、形状を比較すると、インク出口の穴から奥に行った四角いボックス穴が、純正ではシールで隠されている。前回の互換インクでは深さが5mm、今回のは8mmとちがうので、セロテープで塞いだもののエラーは解消せず、結局、購入先に調査結果を電話で伝えたところ、代金払い戻し対応となった。
仕方なく互換カートリッジ8色セット1388円をAmazonの別ショップから購入して交換したら、これは問題無く動作した(しかし、テープが完全に剥がれないケースが有ったので、特定の色が出ない場合には、その部分の確認が必要)。
Img_6141_rImg_6142_rImg_6136_r880円のリセッターも届いたがダイソーと比べても外観上は色が異なる(ダイソーが白色)だけで、メーカーも同じ様だ(中身のプログラムが変わっているかは分からないが)。
ダイソーのでもリセットが正常に出来たので、ちょっと損した気分である。リセッターはLR41ボタン電池を3個使用している。
リセッターの本来の目的はリセットして、中身のインクを充填して使用するというものだ。ダイソーではグレー色だけ無いので、他社からの購入が必要となる。
互換インクカートリッジも安くなっているが、更に安価に対応するにはリセッター+インク補充が良いかも知れない(互換カートリッジ同様、メーカー補償は受けられないリスクが有るが)。

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県西おもちゃ病院(2013/11)

2013-11-09 15:41:00 | おもちゃ病院

 今月は8件の依頼(内、2件は下妻おもちゃ病院からの依頼品)が有った。
2007/2開院から約6年半経過、依頼件数は930件、修理完了率は92%になっている。
5件が断線、電池液漏れによる接点腐食、電池極性入れ間違い(マイナスもプラス接点もバネ形状で間違いやすいので油性インクで表示)と、いつもと同様な故障でした。
〇面白いおもちゃは、昔、私が高校生の頃ブームだったスロットレーシング(小形サイズだが)の依頼だった。保護者のお父さんが昔遊んでいたものとのこと。
全然動作しないというもので、症状/修理内容は
・接続コネクタの接触不良・・コネクタを広げる。
・スロットルレバー2台の内、1台が接触不良・・・分解して接点磨き。
・モーターブラシ接触不良、ピニオンギア(8T)割れ・・・モーター分解し接点グリス塗布、ピニオン交換
・コース及び自動車接触ブラシ(編組線)の接触不良・・・コースはスコットブライトで軽くこする。ブラシは先端を少しカットして、やすりで磨く。
走る様になったが、コースのRが小さいのでコースアウトしないで走らせるにはテクニックが必要で、親子で楽しめそうである。
〇プラレールのスイッチレバー折れは、同じ厚さのプラ板を加工し、折れた部分に接着、ステンレス線で補強した。
〇ビンゴゲームでビンゴするとコインが出るという機構だが、コインが出ないという症状。
コインテーブルを回しているモーターをON/OFFしているトランジスタリードが芋半田だった様で、付け直して正常に動作する様になった。

下妻おもちゃ病院のドクターが見学に見えて、ノウハウを勉強したいということだったので、来月のおもちゃ病院から、一緒に修理しながら指導することにした。

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真空管式ガイガーカウンタ用DC/DC製作・問題無く動作

2013-11-08 17:39:06 | うんちく・小ネタ

Img_6130_r 5/5に、雑音が心配だった90V出力電源はバラックで実験して、使用出来そうだということは確認が出来たが、その後時間が無く、本体改造は延び延びになっていた。
ようやく時間が出来たので、個別のDC/DC-CONVの製作・実験とガイガーカウンタ本体への組込を行った。
DC/DC-CONVユニットには全てaitendo製(全てImg_6124_r電源には秋月より入手したタブ付ニッケル水素充電池1.2V4500mAh GP450LAHを6個直列にし7.2Vで動作させる様にした。
接続には一般的なDCプラグを使用する。ジャック側はシャーシに接着。
  
【電源改造】
1.DC+90V用

オリジナルでは出力電圧が126~382V(12V入力時)だが、7.2Vで使用出来るか実験してみた。実際には120Vから最大467V(12V入力無負荷時)まで出た。
入力6.3Vで出力200V以下、入力6.7V以上だと300V以下で安定。
最低電圧を90V以下にする必要が有るのでR4(1MΩ)に並列に1MΩを入れる。
その結果、入力電圧6.5Vで76~263Vまで可変する様になった。
波形を見ると入力電圧7.4V以上で異常発振していたので、出力に0.01uFのセラコンを追加。
2.DC-15V用
Img_6118_rImg_6120_rImg_6119_rImg_6121_rオリジナルは正出力用なので、負出力用にMC34063Aデーターシート回路例を元に改造する。
Akit12v34063fushuturyokukaizouR3を2.2kΩにR4を27kΩに変更することにより可変範囲は-11.8~-16.6V(計算値)、-11.71~-16.32V(実測値)となった。
負荷(150Ω程度)を接続してみるとかなりドロップしてしまうので、ブースト用のNPNトランジスタを使わない様にしたら安定度は良くなった。ブースト回路は後日実験したいと思う。
最終的にL1は220uHに、C2は1000PFにした。
100Ω負荷で
出力12V時の入力電圧は4.5V以上で安定
出力16V時の入力電圧は7.0V以上で安定
3.DC+1.5V用
Img_6122_rオリジナルは+5V固定出力なので、R3を200ΩにR5を1kΩに変更。R4,R6は実装せず、出力のUSBコネクタはねじターミナルに基板改造で変更。
2.2Ω負荷でも変動は無かった。L1はシリコン接着剤で固定。

【ガイガーカウンタ改造】
Img_6127_rImg_6128_rImg_6133_rImg_6132_rImg_6131_r既存の電池ホルダーと電池スナップを外し、分散するが、空いたスペースに取り付け絶縁ボストをねじ止めする。使用したDC/DCは取付穴が無いので、丁度パターンと部品の無い部分に穴明けする。
電源のスイッチ回路が異なる(オリジナルは電池毎に切替)ので、1回路をDC/DC入力電源ON/OFF用に変更し、各DC/DCの端子に配線する。出力も夫々配線する。
電源をONして各出力電圧を確認するが変動は無い様だ。
Img_6125_rハイインピーダンスのヘッドホンでモニターする様になっているが、ハム音よりは高い周波数で雑音が入る。ネオン管の部分にコンデンサを入れたりすると少なくなる様だが、特性に影響するかも知れないので、そのままとした。スイッチングノイズの影響では無さそうだ。
Img_6135_r放射線の多いマントルに当てると、ちゃんとカウント(音とランプとメーター)するので、正常に動作している様だ。
ケースとDC/DCが近いので、ケース内側に絶縁シートを貼る。
バッテリーは動かない様にプチプチクッションで巻く。
雨どい近くの土壌で放射線が高いという例が多いので測定してみるが、値は自然界より少し高いかなという程度だった。
 私が生まれた頃の1950年代に作られたクラシックなガイガーカウンタが、新しいテクノロジーとの合作で
現代に甦った。

コメント
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