トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

入院おもちゃ等の修理

2012-03-31 15:39:00 | おもちゃ病院

本業が多忙で入院おもちゃ等の修理に着手出来ないでいたので、生涯学習センターのボランティア室をお借りして、吉本ドクターにも来てもらって修理を開始した。
本来、おもちゃ以外は修理対象外だが、おもちゃ病院でお世話になっている方なので引き受ける。
●バイク
車輪のスポーク3本が全て折れており1本は紛失しているので、プラ板を円形に切りボス穴を開けてタイヤとボスを接着して再生する。
●常総線でGo!
Slshuppokungenri 2両編成でこれを離して戻すと連結された時点で自走するという仕掛けだが、走り出さないという症状。
以前修理したことのある「SLしゅっぽくんでGo!」の際、動作原理を調査した資料を参考に試してみる。結果的にはドラムへの紐の巻き回数を多くすることで正常動作する様になった。但し、滑らない床では動作しない場合がある。
●プレイメイト
知育玩具で磁気で記録されたカードを入れるとローラーで移動し音声が再生されるという仕組みだが、全然音が出ない。
タイプは初期の物でDSPなどが無く、録音再生のみのもの。
常時ボリュームを上げると、ノイズは出て、スピーカーは正常
カード検出のスイッチをONにしておいて
アンプ部分は他の入力信号を入れるとスピーカーは鳴る。
ヘッドはクリーニングしましたがカードの当る部分は磨り減っています。
ヘッドに信号印加のインダクタを近づけると音は出ます。
ヘッドが2個有って、同じ型名だったので交換してみましたが変わらず。
以上から、ヘッドの不良(磨耗)が考えられ、修理不能と判断した。
その後の調査で2002年を境にアナログ式からデジタル式にモデルチェンジ。カードの互換性が無いので、今回のデジタル用(バーコード)カードはアナログ用(磁気カード)で再生しても音が出ないというのが判った。
●犬のぬいぐるみ
Img_1732_r Img_1736_r 以前にも一度修理したもので再入院となった。ワンワン鳴くが歩かないという症状。
分解してみると、ギアとシャフトが空回りしているのが原因で瞬間接着剤で付けてみたが負荷が掛かると外れてしまうので、ねじロック263(高強度)で試している。→結果、これが良さそうだ。
●カセットプレーヤー
早送り/戻しは出来るが再生出来ないという症状で、キャプスタンは回っているが、キャプスタンとピンチローラーが接触しない現象である。
分解したが、ある程度以上は分解が難しく原因究明出来ず、このままお返しすることにした。
●ラジカセ(白)
電源が入らないという症状で、その他のスイッチも反応しない。
分解して見るが、電源部はちゃんと動作している。各スイッチを制御している電子回路がおかしい様で、これ以上は修理不可ということで、これもそのままお返しする。
●ラジカセ(黒)
CDがうまく再生されないというので、湿式CDクリーナーで清浄し、更にレンズクリーナーでも清浄する。持って来たCDを連続再生してみるが問題無さそうだ。FMのロッドアンテナも折れて無くなっていたので手持ち品を取り付けてOKとなる。
●シャッターリモコン
ガレージなどのシャッターを上下させるリモコンで上昇のスイッチが動作しない(LED点灯で確認出来る)という症状。
分解するとSMDのタクトスイッチが使われており、これが接触不良をおこしている。手持ちで同じ高さのが無いのでどうしようかいじっていたら、スイッチの押さえ金具が外れることが判り、これを外して内部の電極を清浄し接点グリスを塗布したところ接触が良くなったので、組立直しOKとなった。

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アルマイト処理のキズ補修

2012-03-28 16:52:00 | おもちゃ病院

Img_1641_r Img_1642_r Img_1645_r アルマイト処理した製品を設計・製造しているが、所々ぶつけたり擦れたりでキズが目立つので、上手く補修出来る塗料が無いか捜し歩いた。
一般の塗料屋にはシルバーしか無いので、行き付けの模型ショップに行って見た。
近そうなのは
Img_1643_r ・タミヤ フラットアルミ(XF-16)
・ミスターカラー アルミ(MC218)
だったので、これを購入して試して見ることにした。
結果はミスターカラーの「アルミ」が近く、補修が綺麗に出来そうだ。

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マルチカードリーダーも100円で

2012-03-28 14:41:00 | まち歩き

Img_1634_r Img_1638_r Img_1639_r Img_1640_r Seriaに行ったところ、マルチカードリーダーが100円で売られていたので購入。
マルチといっても、SDカード・MicroSDカード・メモリースティック・メモリースティックMicroの4種類だけだが。SDカードは16GBも問題無く読み込めた。

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BS/CS用ブースター修理

2012-03-26 14:22:08 | アマチュア無線

Img_1604_r_2先日のブログで報告したBS/CSブースター動作不良だが、壊れていると思われる高周波増幅用IC(upc2709TB)を若松通商で5個購入しておいたので、交換してみた。
Img_1622_rImg_1625_r製品に実装されていたのはミニモールド品(0.95mmピッチ)だが、購入したのは小型ミニモールド(0.65mmピッチ)と小さいので非常に付けにくく過電圧印加も含め3個ダメにしてしまいました。
Img_1619_rImg_1620_rImg_1626_rImg_1627_r測定器(1GHz)では(5Vを外部電源より直接供給)20dB増幅しているものの、TVで信号強度を見ると(TVからの電源供給)かえってレベルが下がる現象(43から35へ)が出る。
過大入力の関係かと、手持ちの古い75Ω可変減衰器(アンリツ製で前の会社の処分品)を使おうとしましたが測定すると500MHzまでが限界の様で確認出来ず。
時間が出来たら、TV供給での電圧を測定してみたいと思います。

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東京出張後メル友と秋葉原めぐり

2012-03-24 19:59:49 | 電子工作

 私書箱納入現場へ送り忘れの板金部材(長さ1.8mのアングル類)を届けに電車で行くことになっていたのですが、連日の寝不足で目覚まし時計に反応せ ず、目を覚まし時計を見たら、もう電車の出発時間を過ぎていた。待ち合わせ時間が決まっているので急遽、新幹線に切り換え行くことにし何とか時間に間に 合った。これを取り付けて、何とか設置完了。
予定より早く終わったので秋葉原に部品探しに出掛けた。
前日ダメ元でメル友のJA7JQJさんに、アイ ボールQSOどうかと連絡しておいたところ、携帯にメールが来て行けるとのこと。
1時で秋月待ち合わせ(実際会うのは初めて)。近くのドトール コーヒーで話が盛り上がり、コーヒー一杯で2時間も居ただろうか、店員に催促されてしまいました。その後行ったことの無いお店を沢山案内してもらいまし た。氏はカメラメーカーにお勤めで、それらに関する興味深いお話が聞けました。
●秋月電子
Img_1603_rImg_1611_rトランジスタラジオ等に使用されているφ57mmのスピーカーが100円と安かったので2個購入。
JA7JQJさんがタイマー付きクロックがあるというので探したが見つからないので店員に聞いたところ倉庫らしいというので探して持って来てくれた。400円で2個購入。
●千石電商
Img_1605_rImg_1606_rここでも特殊スイッチとBNCケーブルを購入。
シガーライターの車体側コネクタも普通入手出来ないので購入。
RGBが自動で変化するLEDが100個1000円だったので遊び用にと購入。
●若松通商
Img_1604_rBS/CSブースター用IC(upc2709TB)を5個購入。修理は別途報告。
おもちゃの修理に使う、特殊な小型スイッチ(オルタネイト型)なども購入。


●あきばお~6号店
Img_1609_rオーム製電機60WタイプLED電球がなんとチラシ で395円、4個購入。家で付け替えたら明るい!


●aitendo
Img_1617_rパーツが安く面白いユニットが有るので通販を何回か利用しており、未だに満足に動作しない放射線検出器を購入したところでもあります。
想 像とは違い、綺麗なお店で壁に沢山の種類の部品など、床には特価品などが並ぶ。買いたいものだらけだったが、珍しい物(写真のテスターケーブル)や特価品 を購入。店員は若い女性で中国人らしいが日本語を話せる。秋月とは少し離れていて(末広町が近い)お客もそれほど混雑していないのでゆっくり探していられ る。

*ピンセットテストリード(480円)
Img_1615_rCRの両端で電圧や抵抗値を測定するのに使えそう。
*オシロプローブ(950円)
Img_1607_r100MHz用で2本での値段なので超お買得。
*ACアダプタ
Img_1612_rImg_1613_r5V/1A出力で特価199円。但し出力はUSBコネクタ形状。
*USB変換アダプタ、ツェナーダイオード
*マルチプラグケーブル(480円)
Img_1614_rImg_1630_rImg_1629_r_2Img_1628_r_2購入してみたものの、接続が次の様になっており理解不明。
ICクリップ間に抵抗が入っており、緑-間10kΩ-黒-間20kΩ-黄-間20kΩ-赤 の接続です。
黒はミノムシの黒、バナナの黒に接続され、赤も同様に各赤に接続
モールドケースの漢字は、メーカー名らしいですが。
●三月兎
リチウムイオン充電池は、充電の危険性が高いのであまり一般に販売されていないが、ここには生セル新品が各種売られている。
●ヒロセテクニカル
小物機構部材が有り、おもちゃドクターが探していたゴムブッシングを購入。
●ねじの西川
Img_1618_r三脚に止める特殊サイズナット(1/4インチ)を購入。その他、ねじなら何でも揃っているそうだ。
●測定器ランド
入口のショーウィンドに年代物の測定器が陳列されている。売り物では無く博物館的展示だ。
中に入るといろんな測定器が。私がオークションで入手したのと同じ測定器も有ったが、○が1桁違うので、とてもまともな値段では買えない。眺めるだけで目の保養に。
●ラジオデパート2F
階段を上がったところにある個人 販売コーナーにアンティークラジオとかアマチュア無線機などが売られており(高くて買えないが沢山有った)お互い同じ年代なので、当時の話で盛り上がり、気がついたら7時を過ぎていたが、この散策で仕事の疲れも吹っ飛びました。

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クイックパテで補修を

2012-03-23 13:26:30 | おもちゃ病院

本業では板金の設計もしているが、板金同士を隙間無く合わせるのに、連続溶接では歪が発生する。一般の塗装パテは隙間が狭い場合には使えるが、振動等で剥がれる心配もある。
そこで探したらロックペイント社の「クイックパテ120S」と言うのを現場で使用していたので試してみた。
2液性で主剤100gに対し硬化剤2~3gを混ぜ合わせて塗ると30分~1時間程度で研磨出来る程度に硬化する(逆に早過ぎて、使っている傍から固まって来るので、短時間で作業しなければならない)。
ヤセも少なく鋼板への密着が良いので、接着剤としても使える。実際、溶接忘れ部分の合わせ面に塗って貼り合せたら、しっかり付いた。
Img_1561_r_3 1mm程度隙間の空いた長さ1.5mの隙間がある200kg近い重さのキャビネットに塗って塗装してもらったが、何度となく動かしても剥がれは出なかった。
ネットで検索すると、造形用途に使用している方もおられる様だ。
趣味の部門では、おもちゃの修理に関して、プラリペア代わりに使えれば安く出来そうだ。

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一太郎からExcel変換

2012-03-22 17:48:39 | アプリ・ソフト

親戚の方から、古いファイルの「一太郎」を現在標準にしているExcel形式の資料に置き換えられないか相談が有った。
結果的には、マスターになるExcelフォーマットを呼び出して、項目を入力する方法が一番簡単であったが、その間にいろいろと試してみた中でその次に簡単な方法(変換が何段階か有り少し大変だが)を報告する。
私個人のPCには「一太郎」が無いので、これが無くても出来る様に考えた。
といっても無料の「一太郎ビューア」をダウンロードする必要がある。
1.該当する「一太郎」形式ファイルを「一太郎ビューア」で開く。
2.表示された文章を全てドラッグしてクリップボードへコピーする。
3.MS-Wordを起動しクリップボードより貼り付けする。
(Wordは2000だとうまく行かず、2003では問題無かった)
4.Word内でレイアウトを修正しWord形式の他にhtml形式で保存する。
(Word形式で良ければ、この段階で完成となる)
5.Excelでhtml形式を開いてレイアウト修正してExcel形式で保存する。
以上で、一応Excel文章の完成となるが、今回の資料の様にリンクを行いたい場合は対象セルが異なったりするので、この方法では、かえって時間が掛かるということになる。
標準的には「一太郎」で開いてhtml形式で保存。Excelで、変換したhtmlファイルを呼び出すことで出来るが、レイアウトが崩れて結構修正に時間が掛かったので、前述の方法とした。
【3/29】
Main別なブログに「アユミさん」からコメントが有り、下記ソフトの紹介が有りました。
PDFから簡単変換!プロ
早速、無料体験版をダウンロードして試してみました。
(一太郎をPDFに変換した後本ソフトで変換)
無料で何とか出来ないかと上記の方法を考えてみたのですが、さすがに有料だけあって、殆ど問題無くWordやExcelに変換出来ました。
特にExcelではページ毎に、シートに分けてくれるので、今回の目的に最適です。
また、従来の紙資料をスキャンしてPDF化したものを同様に本ソフト(プロ版はOCR機能が有る)で変換したところ、結構認識率が高く変換出来た。
性能の割には、価格も手頃で使えそうだ。

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電子工作サークル(106回)

2012-03-18 15:27:00 | 写真

Storobokairo1 「エレキジャック」に掲載されていた「ストロボ・スコープの製作」を題材にして今日のサークルのメンバーが完成させてくれました。
実は、前回のサークルで配線完了してチェックしたところ、記事に書かれている部品配置図が、はんだ面視になっているのに気付かず、まるっきり逆に製作してしまい作り直しとなったものである。
最初、連続点灯はするものの、ストロボ点滅しないという不具合が
点滅周期は10mS~4sec、点灯時間は0.25~1mS可変でした。
点灯時間は点滅周期に関係無く一定なので、ちょっと改良が必要かも知れません。
コンデジカメの動画撮影をしましたが、シャッタースピードの関係で動作状態の表現は出来ませんでした。
連続点灯では3WLEDがかなり熱くなるのでフィンを付けました。
フィンはATX電源から外したフィンを活用。タップ2個の間にLEDの切欠きが丁度入るので絶縁のポストで固定しました。フィンには放熱シリコングリスを塗布。これで、殆ど平熱になりました。
ドライブ用トランジスタのフィンは12V電源だとかなり熱くなります。6V程度だと問題無いと思います。 Imgphp3 Imgphp2 Imgphp1

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真空管プリアンプ雑音原因調査

2012-03-17 15:02:00 | オーディオ

先日のブログで報告した、先輩宅の真空管式プリアンプキット(Audio Professer Inc製P-101A)のL側雑音(不規則なカリカリ音)発生について原因調査開始した。
P101ボリュームの位置に関係が無いのでボリューム以降の増幅回路(12AU7使用)に問題が有りそうなので、まずは真空管のLRを交換してみるが変わらないので真空管が原因では無さそうだ。
次に、抵抗をトントン叩いてやると、プレート抵抗(47kΩ/1W)の所が一番雑音が変化するので交換してみることにした。抵抗の種類はソリッド抵抗が使われている。

Img_1524_rImg_1526_rImg_1523_rズバリの抵抗は無いので、電流雑音の少ないと言われる金属皮膜抵抗で43kΩを4本使い並列+直列の組み合わせで交換してみると雑音が無くなった。
ネットで調べるとソリッド抵抗はカーボン抵抗よりも電流雑音が大きいとなっている。
時間があれば、使用しているソリッド抵抗を金属皮膜抵抗に交換してやれば今後も安定した性能が維持出来るかも知れない。
Img_1527_rImg_1528_rImg_1529_rImg_1530_rImg_1531_rImg_1533_r
Img_1534_rImg_1535_rImg_1536_r

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先輩宅・FM受信状態確認

2012-03-11 17:45:00 | アマチュア無線

おもちゃ病院で一緒の吉本ドクターから、FMステレオを視聴していると歪みを感じるというので、自宅に測定器とチューナーを持って伺った。
Img_1511_r受信レベルについてはスペアナで測定してみた。画面は私の自宅 アンテナ(2素子位相反転)で測定したものでNHK-水戸FM(加波山中継局83.2MHz)Img_1513_rImg_1515_r次にマルチパスを観測してみることに。
持参したマルチパス出力の有るLUXMAN製WL500とオシロを接続しXY表示にする。デジタルオシロなのでアナログオシロとは少し表示が違う。マルチパスが無い場合は横一直線の表示となるがご覧の様に縦方向(マルチパス発生)にも振れてマルチパスが多いことを表している。下記動画参照(音声と波形は関連有りません)。
Img_1520_rImg_1521_rImg_1518_r次に実際アンプを通して聴いて見る。
入力が無い状態でも、L側に雑音(カリカリ)が入る。プリアンプ(真空管式のキット)の出力ボリューム(左右別々)を最小にしても雑音は変わらないのでボリューム以降のアンプ(12AU7)で発生している様だ。これは預かって調査することにし、これも持参したテクニクス製プリアンプSU-A6に交換する。
CDに切り替えて確認してみたが、これは雑音も無く問題ない。
FMステレオも交換前と比べると良くなったというので、これで様子を見てもらうことにする。

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AMステレオを初めて聴いて見る

2012-03-11 10:04:00 | アマチュア無線

Img_1509_rImg_1507_rImg_1508_r今時なんでAMステレオと思われるだろうが、なんでも体験したい私としては放送終了する前に聴いておこうとONKYO製T-422Mをオークションで以前購入しておいたが、初めて電源を入れて確認してみた。
本当のところは、自分で復調回路を追加してチューナーを改造しようと思ってこのチューナーにも使われている C-QUAM 方式IC[MC132028AP]を購入しておいたのだが。
このチューナーはバーアンテナが無いので、外部ループアンテナを付ける。
AMバンドをオートプリセットメモリーする。
各放送局に合わせると日本放送(1242kHz)だけステレオインジケーターが点灯した。
モノラルと聞き比べると、その違いは(広がりがある)わかるが、AM放送だけにハイファイは期待出来ない。とにかく受信出来たという体験が出来た。
その後、深夜にエアチェックしたら1332kHz(東海ラジオ)でAMステレオ放送されていた。
時刻合わせも、自動時刻設定機能”ACCUCLOCK”というのが有り、関東圏だとFM東京(80MHz)に合わせると自動で時刻設定出来るということだったが、どうやら現在は時刻信号が出ていない様だ。やはり合わせられないので手動操作で合わせた。
FM放送も聴いてみたが、それなりに良さそうだ。今まで10台近くチューナーを入手したがデジタル表示のは初めてである。受信周波数範囲も今は亡きアナログ地上波1~3CHの音声が聞ける様に76~108MHzとなっている。(1996/06/01発売)

 

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県西おもちゃ病院(2012/03)

2012-03-10 15:15:00 | おもちゃ病院

あいにくの雨模様で出足を心配したが、終わって見ると受け付けが21件(12世帯)と、超忙しかった。(おもちゃ以外が4件含まれるが)
結果、修理完了13件、入院7件となった。
先月、隣の下妻市で行われた「日本おもちゃ病院協会初級講座」に参加された方のうち3名が見えられた。その中の1名の方は先月事前に来られて参加申し出があったので、実習を兼ねて1件対応してもらった。
Omocha1203_2

その他に、事前に修理依頼が有った方がUNIC送受信機を持参して来られた。
元々、ラジコン付きの中古車を購入したときから動作はしておらず、動作確認済みの送信機をオークションで落札したが、これでも動作しないので見てもらえないかという相談である。
送信機の蓋を外してみると周波数(現用:286.375MHz、落札品:295.0625MHz)・ID(現用:34、落札品:195)共に異なる。
まずは現用品シールドケースのカバー(半田付け)を外し発振波形を見るが発振(16MHz近辺:21倍オーバートーンか?)はしているが出力が小さいので発振用トランジスタを交換すると少しは改善される。それでも受信機は動作しないので、両機の比較をしてみると、動作確認済みという落札品は、操作ボタンを押した時から数秒間は送信信号が出るのだが、現用品は操作した時遅れて一瞬信号が出る(出ない時もある)という違いが有る。
どうやら現用品は他の回路が不良の様なので水晶を落札品基板に付け替えてID設定用のダイオード位置を同じに設定する。
これで動作してくれ!と願ったが受信機が反応無し。調べていくと同軸ケーブルが修理したと見られる部分で断線していたので、アンテナを直接受信機の同軸コネクタに付け替えたら信号に反応したのでケーブルを修理。周波数が異なるので同調コイルを調整しながら距離を離して行く。最終的には室内でも30m以上まで届く様になった。9種類の信号も間違えなく受信出来ているので、車搭載で確認してもらうことにする。
これに、時間を取られて「おもちゃ修理」の時間が無くなり他のドクターには迷惑を掛けてしまった。

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マルチファンクションフィルタ入手

2012-03-08 17:20:14 | 測定器

Img_1497_rImg_1501_r

Img_1498_r オークションでアナログの珍しい測定器が安価で出品されているとついつい入札してしまう。
今回落札したのはエヌエフ回路製マルチファンクションフィルタ(E-3201A)というもので、簡単に言うと音声帯域の可変LPF、HPF、BPFだ。
E3201atokusei1_2 E3201atokusei2_2 E3201atokusei3_2 LPFは最大平坦型(MF)と位相直線型(PL)の切換え式
最新機種3611のデータ
ダメ元で、エヌエフ回路に取扱い説明書の依頼をしたら親切にメールで送ってくれたので、参考になる。
Img_1499_rImg_1500_r手持ちのシグナルジェネレータとレベルメータで特性を見てみる。(インピーダンス:75Ω)
Img_1502_rImg_1503_rフィルタは入力が1MΩ、出力が300Ωなので、実際のレベルとは18dBほど低くなるが、特性は狂っていない様だ。
その内に出番が来るかも知れない。

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年金受給後の始めての確定申告

2012-03-06 11:55:00 | うんちく・小ネタ

先輩から、企業年金でも確定申告すれば還付されるというので、調べて見た。
e-Taxを使えばインターネットで簡単に出来るだろうと考えていたが、調べて見るうちに

「ソフトをインストールしてもすぐに利用できるわけではない。ハードの環境を整えなければならず、電子証明搭載の住民基本台帳カード取得やこれを読み取る カードリーダーの購入などの初期コストも必要である。これらの環境を整えるまでに利用者自身の手で自治体や税務署に各種申請を行う必要がある。システムの 案内も不十分で分かりにくいので、パソコンと確定申告のいずれも詳しくない人が利用するには現実のハードルが高い」

と言うことが判り、確定申告の特設相談コーナーで聞くことにしたが、これだと1から記入しなければならず大変で混雑する様なので、予めインターネットで提出書類を作成するのに挑戦した。
厚生年金、企業年金、民間の年金共済の3種類を入力。
パソコンを使える方だったら出来そうだが、やはり、どのボタンを押したら良いか判りにくく、間違えたら、それ以上進まず、最初から入力し直しする羽目になった。それでも2回目は順調に最後まで進み印刷が出て来た。
それを持って特設会場に。
やはり行列になっていた。最初「受付案内票」を記入し列に並んだが、係員に聞いたら、書類作成済みの方は直接その受付窓口に行けば手続きしてくれると言うので、そこにいったら書類不備も無く受け付け完了となった。今月末には控除額が振り込まれるとのこと。楽しみに待っていよう。

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BS受信レベル低下調査

2012-03-03 16:01:00 | アマチュア無線

最近、BS・CSでブロックノイズが入る様になった。
テレビの設定で受信レベルを見ると26程度しか無い。
アンテナの方向がずれたのだろうと、確認してみた。
  Img_1330_r Img_1332_r 受信状態を見ながら合わせる必要が有るので、2階で使用している14インチブラウン管TVに地デジ・BS・CSチューナーを接続しアンテナレベルを表示させる。
一番レベルが高くなる様に方向及び迎角を調整してみるがレベルが2程度しか上がらず、ブロックノイズもあまり改善されない。
日本アンテナ製CS・BSラインブースター(CSB-C25)を使っていたのだが、これを接続してもレベルは変わらない。これもおかしいみたいだ。
トラブルシュートしていく。
・ケーブルを交換してみる。・・・変化無し
・コネクタ部に接点グリスを付けて見る。・・・変化無し
Img_1323_rImg_1331_rImg_1329_r ・今は使われていないBSアンテナ(氷点下になるとレベル低下)を引っ張りだして接続・・・手で持ちながら微妙に位置合わせすると50まで上がるので、原因はアンテナかと、現在付いているアンテナマストに付け替えて最大に調整しても、レベルは上がらず、アンテナによるレベル差も無いのでアンテナも問題無し。
・設置場所(位置)が問題の様で、高さを10cmほど高くしてみると、レベルが上がった。・・・床面にアンテナが近すぎると良くない様だ。

Img_1339_r Img_1340_rこれで良さそうなので、元のケーブルに戻して、居間のテレビに接続。綺麗に映る様になった。
ラインブースターを調査することにした。
BS-IF:1032~1336MHz・利得20~25dB、CS-IF:950~2150MHz・利得18~26dB、(ちなみにFM・VHF・UHFはパスで利得-3dB以上)
Img_1342_r Img_1343_r なのだが手持ちの測定器で1GHz以上対応しているのは、シグナルジェネレータが1040MHzまで、スペクトラムアナライザが2GHzなので、1040MHzで測定してみる。電源を信号に流す環境を作るのも面倒臭いので、内部の5Vに外部電源を直接接続する。重畳電源はDC9.5~16.5Vの範囲で、これを2端子レギュレータ(78L05)で5Vに安定化しており、これは正常に供給されていた。
ラインブースターを接続すると-25dBmから-41dBmに16dB低下してしまう。
ICで増幅している様で6Pミニモールド、C1Eの表示がされている。調べて行くとNEC製μPC2709Tの様だ。ICへの供給電圧は正常の様だ。
販売店を探して見ると若松通商で在庫が有り、126円と以外に安い。これを交換して動作すれば安いものだ。

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