トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

エブリィのヘッドランプをHIDに交換

2017-11-28 10:23:31 | 車修理

 エブリィを乗り始めて1年になるが、ハイビームは良いのだがロービームについて雨が降ったりするとみにくいので、今はやりのLEDランプではどんなものかと、車に詳しい長男にLINEで聞いたら、まだHIDの方が良いのではと4万円程度(最新では¥ 29,900に値下げ)の機種(カーメイト 車用 ヘッドライト HID GIGA パワープラス H4 4400K GHK444)を紹介された。
HIDは友人の車で見た程度の知識は有ったが、取り付けや効果等は実際に取り付けてみないと分からないので入門用に7千円弱のKITを購入して確認することにした。

信玄 プロ推奨!絶品プレミアムHIDキット H4 リレーレス 35W 4300K 1年保証 SH4-35B-4K
バッテリー配線が不要なリレーレスを選択。視認性の点から、長男のアドバイスで色温度(ケルビン)の低い4300Kを選択した。車検上からも6000K以下が望ましい様だ。
軽キャブバンのスペースは、ご存知の様にボンネット内が狭くて、ヘッドランプを外すにはバンパー等も外す必要がある。ねじ6本とプッシュクリップ4個程度外す。
バルブをゴムパッキンに差し込むのだが、CRC5-56等の潤滑スプレーをしておくとやり易い。

何とか接続は出来て、点灯試験も正常(バラストとリレーレスユニットの接続コネクタがどちらでも刺さるので逆だと点灯しなかった)だった。HIDの特徴でON直後は青白い光だが30秒程度で正常の色温度となる。
各ユニットを固定するスペースを見つけるのが大変で、結局は左右非対称の位置となった。

夜になって実走行で視認性の確認を行う。
LO時には多少光軸が外に向いている感じで中央部が少し暗い(逆にサイドは明るいので路肩や中央線は見やすい)。停車時に前の車に映る光軸を見るとウィンドガラスより下なので問題無さそうだ。
Hi時には、以前のハロゲンよりは暗い感じがする。少し下向きなのかもしれない。
今後、交流のある修理屋さんで見て調整してもらうことにする。
調整はヘッドライトユニットの上に2個調整の六角穴ねじがある。

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大型乗用CORVETTE修理

2017-11-23 12:26:42 | おもちゃ病院

 ランゲージパルと一緒に(遠く浦和から)持って来た大型のおもちゃ?である。
大きさは幅が約60cm、長さが約130cmである。POWER WHELLS製(USA)で1990年製造となっている。

20年以上前にトイザらスで購入したもので、暫くは遊んでいなかったが、今回、孫に遊んでもらおうと引っ張りだして充電(付属充電器)したが全然動かない。というものだ。
バッテリーは6V9.5Ahで、単体で充電してみたが、充電電圧を上げてみても電流が流れないので、完全に死んでしまっている様だ。上部にあるのはプラグイン式のサーマルヒューズである。

外部電源を接続すると消費電流が約3Aで、モーター(左右別々の2個使用)は問題なく回り、接地させ負荷をかけても動作するので、バッテリーを注文することにした。

電流容量は少し小さいが秋月から「完全密封型鉛蓄電池6V9Ah WP9-6A」を購入した。
大きさは結構小さくなるので、動かなくする工夫が必要かも知れない。
特殊な接続コネクターを使用しているのでバッテリー側のケーブルを切断してタブ端子に交換する。
問題なく動作した。
フロントガラスの固定部が割れていて固定が出来ないので手持ちのエポキシPT基板を当てて固定する様にした。

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H29ボランティア研修会

2017-11-17 17:44:41 | ボランティア

H29ボランティア研修会
毎年恒例のセンターボランティアによる研修会が10/17(金)行われました。
今回の研修は、常陸太田市鯨ケ丘商店会における、地域とボランティアの関わりについて活動事例を見学し、交流を図りました。
古い町並みが残っており、坂道(塩街道)からの眺めが絶景である。
なぜ秋田と関係あるのかというと、秋田佐竹藩のルーツがここ常陸太田市なのだからである。
秋田市と大仙市が姉妹市になって10周年の展示などが行われていた。
お昼は道の駅「ひたちおおた」でのバイキング。屋外には案山子祭りに出たネコバスが展示されていて可愛らしい。(東京駅、新宿駅から直通の高速バスが運行されている様です)
店内では、秋田県物産展をやっており、店員さんと話したら私の2つ先輩で、同じ能代市生まれだということで意気投合した。じゅんさいを買ってきた。
食事後はリンゴ園でリンゴ狩りを行う。
晴天に恵まれた楽しく有意義な一日だった。
連続テレビ小説ひよっこ放映で、今年は期待したのですが、
5年連続「魅力度全国ワースト1」の茨城県でした。
でも行ってみると、こんな素晴らしい所がまだまだあります。

皆さんも訪れてみてはいかかでしょうか!
(茨城生まれでは有りませんが、佐竹藩でつながりのある秋田県人の私です)

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Language Pal修理中(4台目)

2017-11-14 12:31:37 | 知育玩具

 ブログをご覧になった方から修理依頼があった。
今までに3台ほど修理対応したが、電池液漏れ、ベルトの伸び等、簡単に原因が分かるもので、即完了したが、今回のは、そういかなかった。
逆にメカは正常に動作しているが、音が全然出ない。
スピーカーは正常。
基板を調べるとICを2種類使用。
パワーアンプ:TA7368P-東芝
カセット録再生:BA5101-ROHM
電源部に入っている電解コンデンサ470uF/10Vも膨らんでいる。
ICとコンデンサの状態からして、ACアダプタ(添付はされてこなかったが)の電圧(定格6V)が高すぎたか極性が逆に印可されたのかもしれない。

回路に電圧が掛からないので、調べると録音ボタンで切り替わるスイッチが、再生時でも再生側がONにならない。
全く同じ機種が有ったので見比べると、切替スイッチのトグル動作するばねが無くなっていた。
これは製作が困難なので、手持ちのマイクロスイッチで代用、これがぴったりだった。

ついでにICを見たら、まるっきり異なっていた。

パワーアンプ:UPC1212C-NEC
カセット録再生:M51121P-三菱
だが、スイッチとコンデンサを交換しても動作せず。
接続コネクタは同じなので基板を入れ替えてみると、問題無く動作する。
ICは簡単に動作確認出来る様にソケットに交換。
TA7368Pは手持ち品が有ったので、交換したところ、このICは動作した。
だがBA5101は動作しないので、入手先を探したがこれが大変だった。
データーシートも検索で出てこなかったので、ROHMに問い合わせたところ、カタログをスキャンしてファイルを送ってくれた。(法人名を入れないと受け付けないが)
これを見ると同等品は無く(M5112Pとは形状・回路が異なる)BA5101を探すしか無さそうだ。
依頼者に費用について了承を得たので、一応、海外(米国)のオークション出品をセカイモン経由で落札した。到着までは2週間以上掛かる様だ。
その後、国内の電子部品販売店でも在庫があるみたいで(確定では無く確認中)、納期が早いので押さえておいた。
届くまでは修理中断となる。
【11/24:動作OK】
BA5101の国内販売店在庫が確認出来、届いたので交換したところ動作した。
だが、再生音が非常に小さい。
ヘッド周りを分解したためにアジマス調整がずれてしまった様だ。
調整は非常にシビアで2個のネジによる相互調整が必要で、一番大きく、綺麗に再生出来る位置に調整した。ホットメルトで調整がずれない様にする。
後悔先に立たずだが、ヘッド周りの分解は原則、しないことである。
良し!と組み立てたら、音が極端に小さくなった。
基板を見ると抵抗が一本焼損しており値が読み取れない(カラーコードの1本目は5と読み取れるだけ)。テスターで測定すると約10kΩあるので、感で5.1kΩに付け替える(B-GND間)。
ついでに、このトランジスタ(2SC945)を交換。近くの2SC1815もモールドが変色していたので交換。これで正常に戻ったが、あと4個のトランジスタが壊れている可能性(録音関係のチェックをしていないので)があるので、後日交換することにする。
ICと電解コンの不良原因だが、それらしいことが見つかった。
ACアダプタ入力のDCジャック(外径Φ5.5内径2.5)極性が標準とは逆で中心電極がマイナスになっている。このことから、付属(オプションかも知れないが)のACアダプタでは無く、一般のDC6Vアダプタを差し込んだため(誤極防止のダイオードは無し)半導体や電解コンデンサに逆電圧が加わって不良になってしまったのではないかと推測する。
秋月のDC6V出力のACアダプタを購入し、プラグを付け替えて対応した。

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TOKIMEC製ラジコンPRC2-TXの修理

2017-11-14 12:09:23 | ラジコン

 以前、修理対応した同郷(秋田県大仙市)の方から別のラジコンの修理依頼があった。
ボタンを押しても電源が入らない症状で、自己診断ではタクトスイッチが接触不良になっている様とのこと。

送ってもらい導通を見ると、やはりONしないので正常なスイッチもあるが、7個全て(使用しているのは5個だが)近い形状の手持ち品に全て交換した。
高さが高くなるので、ボタン裏側のポストを削って調整する。
半田の腐食や電池接点の腐食も見られるので磨いて、半田部分は付け直した。

電波をモニターしてみると318.865MHzとなっており、全てのボタンに対して動作している様だ。

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ナカミチ製カー用パワーアンプPA-1004再改造

2017-11-09 15:30:38 | オーディオ

 5年前に改造したものだが、再度、電源を入れると過電流が流れ動作しない。
スイッチング電源でDC12VからDC±25Vを作り出している。

フルパワーでも電源供給出来る様に電源モジュール(12V/30A)も購入。

このスイッチングにN-CHパワーMOS-FET(シーメンス製BUZ102)を6個使用しているが、これがどれか壊れている様だ。同一品は当然入手出来ないので手持ちの、データーの類似あるいはそれ以上の性能のSTマイクロ製STP45NF3LLに交換することにした。(動作はしたが、アンプが過大入力や雑音で異常動作すると壊れやすい様で3回も交換した)
整流ダイオードもショットキータイプに変更。

アンプは先にB-70アンプに使ったものと同じTDA7293素子のアンプを4個使用。(これも、やはり異常動作で4個壊れてIC交換したりした)

オリジナルの電源部平滑コンデンサ2200uF/50Vではケースから食み出すので、外部コンデンサに任せるとして47uF/50Vに交換し、基板を傾けて(ICを曲げ)実装した。

これは動作する様になったので、ブリッジ接続切替出来る様にする。
この回路はTDA7294データーシートにある回路を採用する。
切替が4回路必要なのだが、4回路のスイッチが無いので、1回路スイッチで4トランスファー12Vリレーを動作させることにした。

元々のPA-1004は切替も無くブリッジ接続出来る様になっている様だが、ネットにある説明書には接続が全然記載されていないので、どうしているのか不明である。

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100均耐震マットがリアハッチ弾み防止に有効

2017-11-09 12:44:59 | 車修理

 新車の時からそうなのだが、エブリィのリアハッチを閉める時、普通の力だと弾んでしまって90%以上の確率でロックしない。
デーラーに見てもらっても、微調整はしてもらうものの、これが正常なのでと言われる。
交流のある修理屋さんに診てもらっても、微調整して多少改善する程度。
しっくりいかないので、自分で対策を検討することにした。
使用したのは100均の「耐震マット(2枚組)」である。
色々と貼り付け場所を試したところ、クッションゴムのある近くが一番良かった。
ハッチ側は段差が有り、剥がれてくるので、接着剤でも固定した。
耐久性は分からないが、これにより、普通の力でロックする様になった。

このマットは以前、パワーアンプ用ACトランス固定の間に入れて、50Hzのシャーシー鳴り防止にも効果があった。

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第31回RC航空ページェント(群馬県太田市)初めて見学

2017-11-03 15:22:04 | ラジコン

 前日に従弟から、RC航空ページェントが有るから見に行かないかとお誘いがあり、当日は何も予定が無かったので二つ返事で連れて行ってもらうことにした。
従弟は、殆ど毎年見学に行っているとのこと。
当日は風もなく快晴の絶好のコンデションである。従弟によると、今まで、こんな良い天気は無かったとのこと。
もしかして、私は晴れ男?
私が初めてRC(ラジコン)と出会ったのは、高校1年生の時。Uコンは普及していたが。
先輩が、私が工作が得意で電子の知識もありそうだと睨んで、いきなりRCヘリコプターの製作を依頼してきた。
機体は記憶ではキットだと思うが、バルサ材のもので何とか作り上げたが、問題はRC部分である。
当時(S40年前半)では、完成品が有ったのかもしれないが高価だったのか、これも自作することにした。
確か「ラジコン技術」の記事を参考に製作したのだが、当時はトランジスタに知識に乏しくて、また部品入手も難しかったこともあり、出来上がったものの全然動作しない。
結果的には使い慣れた電池管で送信機を作り直し、動作は確認出来た。
先輩に引き渡したが、その後正常に飛んだかは聞いていない。
それ以来、飛んでいるRC飛行機を見たのは久々で浦島太郎状態である。
ページェントは殆どが実機そっくりのスケールモデル(大きいものでは1/10縮尺)で、その大きさにびっくり。
B級グルメの太田焼きそばの臭いが食欲をそそる。地元農産物の販売なども行われている。

メーカーの小間や、中古部品のバーゲンなどがありマニアにはたまらない。
お子さん向けにはCCP社がRCカーの体験コーナーや、ミニヘリの操縦体験コーナーもある。

スケールモデルの飛行機(複葉機からジェット機まで)やヘリコプターなどが数十機展示されている。

幻の爆撃機の富嶽も展示されていた。

群馬県警では本物のパトカー乗車や県警モデル機と記念撮影が出来る。

フライトでは小学1年生のヘリアクロバットが凄かった。
無風状態ではあったが、最後の着陸で滑走路を外れたり、前のめりになったり、車輪が出なくて胴体着陸になったりする機も数機あった。

昔は無かったジェット機も多数フライトし、そのエンジン音とスピードが圧倒的だった。

終了後は、中島飛行機㈱の創設者・中島知久平が両親のために築いた大規模邸宅に立ち寄った。
当時は庭越しに滑走路から離着陸する飛行機を眺めていたという。

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日立製IH炊飯器おひつ御膳修理

2017-11-01 10:11:47 | 家電修理

 以前のブログでも書いた姪っ子のIH炊飯器だが、その後、また同じ症状で電源が入らなくなったというので、私の実家に遊びに来た時に置いていった。引き取って再度、修理に挑戦することにした(前回は仙台のホテル部屋内だったので、細かい確認は出来なかったので)。
何らかの拍子で偶然動作することがあるので、これがかえって難しい。
基板が3枚構成で、電源部は二次側が非絶縁(AC100Vをブリッジ整流し、そのマイナス側がマイコン部の0Vにもなっている)ので感電注意である。
マイコンのクロックは32kHzの円筒形水晶で手持ち品と交換したが改善しない(動作しないときは発振もしていない)。
基板にRESETのシルク表示のジャンパー線があり、これを0Vに落とすと、設定時間は消えてしまうが、これで電源スイッチを一旦OFFにしONすると確実に動作する様になるので、苦肉の策として、リセットスイッチを追加し底面に穴あけして取り付けることにした。

動作しないときは、これで面倒見てくれる様了解を得て返送した。
2合炊きだが、人気の高級品で、先日立ち寄った大型電気店で売られていた。

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