トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

SIGNAL GENERATOR(HP8657A)仲間入り

2011-04-30 23:02:40 | おもちゃ病院

Img_8526_r業務用ラジコン等で280MHz帯を使用しているのだが、この様な高い周波数の発振器が無かったのでオークションで探して見た。見つけたのはHP製HP8657A(周波数レンジ0.1~1040MHz、出力レベル+13~-143.5dBm)。オークションにはつきものだが、最初、安いので(一部、不具合有りというもの)、これはしめたと思ったが、値上がりし、結局は懐具合と相談しながら落札した。(オプション01のタイムベースモジュールも内蔵されているので、まあまあの価格とは思うが)。
本日到着。プロ用らしく、でかくて思い。18.2 kg 133 mm H x 425 mm W x 574 mm D
早速動作確認をするが、やはりコメント通り動作しない箇所が有る。
(周波数と出力を上下させるボタンが効かないというもので、直接、数値入力では設定出来るという故障内容)
Img_8513_rImg_8512_rImg_8515_rImg_8516_rおもちゃの故障では良く有る現象なので、分解してみることにする。
接点は金メッキのパターンで汚れていたのでアルコールで清浄。ボタン側の導電ゴムも抵抗が大きくなっているので、6Bの鉛筆でなぞる。
Img_8523_rImg_8522_r表面パネルのダイキャスト枠に「MADE IN UK」と有ったが知識不足でどこの国か解らなかったので検索してみるとthe United Kingdom of Great Britain and Northern Irelandの略で俗にいう「イギリス」製ということになる。
Img_8527_rImg_8528_r組み上げてスイッチを入れて見る。見事に直り、上下のボタンが効く様になった。
タイムベースモジュール接続用のBNCケーブルは付いていなかった。手持ちのBNCケーブルだと背面の飛び出しが大きくて全長よりはみ出すので、信号線のみφ0.5スズメッキ線にチューブを被せてBNCコネクタチップ側に挿し込む。
この状態で周波数カウンターで測定してみたが、接続で周波数が変化する。どうやらタイムベース入力が有ると自動切り替えになる様だ。
AM,FM変調機能も有り(元々これが売りなのだが)、何かと使えそうだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴールデンウィーク返上?で修理

2011-04-30 14:20:00 | うんちく・小ネタ

当初は4/30から5/5までの6連休の筈だったが、休日返上で稼働している取引先が有り、急遽4/30と5/2の2日間出勤となってしまった。
こういう日に限って、いつも機械の故障が起きる。
1.シャーリング
鉄板を平行に切断するもので、言葉は悪いが「ギロチン」を想像してもらえばよい。
これの平行度が出ないというので、何人か集まっていた。
平行に切断するためにバックゲージという突き当て板左右2枚が前後するのだが、これの位置が左右でズレている(2~3mm)。
ボールねじをサーボモーターで回して、左右間はタイミングベルトで連結している。ベルトがすり減って来て緩みが発生し、タイミングの歯がスリップした様だ(1歯で0.3mm程度移動)。
初めてなので、取説を見ながら調整する。詳しくは書かれていないので、歯をどちらかにずらして、その移動量からほぼ同じ値になる様にし、あとはダイヤルで微調整し、OKとなった。
タイミングベルトも心になる糸が剥き出て来たので、交換も必要だ。
2.電動フォークリフト
キースイッチが緩んで、下に落ちて配線が切れてしまったというので、圧着端子を持参して付け直し、これは簡単に修理完了となった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネットワークプリンタ接続

2011-04-27 12:43:05 | デジタル・インターネット

会社の事務所でデジタルフルカラー複合機RICOH imagio MP C5000の入れ替え(リースだが)をしたというので、自分の部署のパソコンについてネットワークプリンタの変更を依頼された。
(カラーが使えるのでCAD図面なんか便利だなと思ったら、専務から「2色にすればカラー料金はモノクロと同じだから、そうしてくれ」と。これではフルカラーを入れた意味が無いではないか!どこまでもケチな会社である、A1用のプリンタも先月入れたが、これも殆ど稼動していない。計画性の無い会社でもある)
OSがWindows2000のせいなのか、ネットワークプリンタを検索しても表示されない。
メーカーホームページからドライバをダウンロードしてインストールする。するとプリント一覧に追加されるので、アイコンを右クリック。プロパティのポートタブをクリック。ポート追加ボタンを押し、[Standard TCP/IP Port]を選択する。するとTCP/IPアドレスの入力画面が出るので、予め連絡いただいているアドレスを入力して、接続出来る様になる。
内緒でCAD図面をプリントアウトしたが、やはりカラーは判りやすい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カセットテープ・タイプ別周波数特性比較

2011-04-24 22:56:44 | うんちく・小ネタ

Cctapes335 Img_8510_r 交流の有る先輩おもちゃドクターがコレクションしていた貴重なテープを譲って頂いたので、フリーソフトにより特性比較を行ってみた。
この中には、今や貴重品であるダイキャストフレームを採用したTDK製メタルテープMA-XG-60が3本も含まれている。重量も重い。

Tapetypehikaku_2 デッキには先日修理したSONY製のTC-K222ESGを使用。
イコライザ、バイアスは自動設定のままで測定。
さすがにメタルポジション(TYPEⅣ)は高域22kHzまでフラットである。
ノーマルポジション(TYPEⅠ)でも18kHzまで-3dB内に収まっている。
新旧の二種類を測定してみたが、現在市販されているテープのが若干良さそうな感じである。
ハイポジション(TYPEⅡ)であるが、これも新旧二種類の測定を行ったが、どちらもうねりが少し有り、24kHzの付近に盛り上がりが見られた。
これに付いては、後日ナカミチ製デッキでも比較してみたいと思う。
以上、周波数特性のみの比較だが、歪とかその他の要素で、テープによる微妙な差が有るのだと思う。この違いがアナログならではの楽しみである。

「TAPE-TYPE-HIKAKU.xls」をダウンロード

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ユニッククレーン用ラジコン修理依頼が

2011-04-24 00:54:52 | インポート
 

P1010449 P1010450P1010454 このブログを見た方から、また車両のラジコン修理をしてもらえないか問い合わせがあった。
ユニッククレーン用で「症状として送信機はスイッチを押せばメーターは上がりますが、受信機は電源ランプはつきますが受信のランプはつきません。」型式 RC-30R-3 製番 AR129
P1010447_2P1010448P1010451というもので、なんとなく送信機側の故障と思えて、原因は見付け易いかもしれないと、送ってもらうことにした。
到着して、確認すると、水晶の表示や受信機の記入数字から287.0375MHzと高い周波数であるが、どうやら電波が出ていない(広帯域受信機でも確認)。
水晶の端子や発振回路らしいトランジスタの端子にオシロを接続してみるが、発振波形は観測されない。制御用のデジタルデータ信号は確認出来た。
水晶単体での確認が出来ないので、取り敢えず依頼者に水晶を発注して良いか確認して了解を得たので水晶メーカーに問い合わせて見た。
発注先は アルト電子製作所で1個からでも作ってくれる。以前にもアマチュア無線のFT-101ZS用24MHz帯水晶をお願いしたことが有る。
電話で確認したところ、震災の影響でこの様なラジコン機器とか漁業無線が被害に合い、その無線機の修理用として、受注が殺到して納期45日程度掛かるとのことだった。納期、価格について修理依頼者の了解を得たので発注した。
これが原因であれば良いのだが。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デジタルノギス修理

2011-04-23 23:55:46 | 悩み

Img_8500_rImg_8501_r 会社で使用している300mmのデジタルノギスだが、頻繁に表示が消えたり、値がおかしくなったりするというので預かった。会社で私は計量器の管理係を担当している。
会社には工具が無いので持ち帰り修理を行った。
ボタン電池を外すと+電極がぐらぐらしていたので分解してみる。裏側のシールを剥がしたところに取り付けネジが有る。
Img_8496_rImg_8499_rケースを外すと、+電極の半田が剥がれていた。同型のノギスは以前にも同じ不良が2回ほど有ったので、その際にメーカーにクレームを出したのだが良い返事は無かった。
半田を付け直して元に戻し、動作確認し、問題無く計測出来た。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テスターリード断線

2011-04-23 10:08:00 | 家電修理

Img_8503_r 長年(30年以上なるか?)愛用している横河製アナログテスターだが、最近接触が悪くなったので、まずは本体を分解して差込口の接点を内側に入れた。
接触圧は強くなった様だが、それでも接触が相変わらずおかしい。
Img_8502_r_2各テスター棒を一本ずつ+-間に入れて動かして見ると赤側が接触不良となる。長棒側のリード付け根が切れかかっていた。
今回のテスター棒は二代目となるが安物である。
純正?のは、皆さんご存知の様にテスター棒金属部を絶縁シャフトにネジ込むもので、金属部とリード線半田付け部が定期的?に断線するので、この様な場合はまずここを調べるのだが、この二代目はフレキシブルになっているので切れないと思っていた。
引っ張って見ると簡単に切れたので接続部を剥いて半田付けし、自己融着テープを巻いて切れにくくして修理完了。

この先も、完全に壊れない限り、私がぼけるまではトラブルシュートに欠かせないナンバーワンの恋人である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BX-125カセットデッキも故障原因突き止め動作

2011-04-21 23:00:00 | オーディオ

ナカミチ・カセットデッキBX-125に使われている4bitマイコン(TMP4315BP-1814、表示B11020A) のクロック(550kHz)が発振しておらず、マイコンの不良と決め付けて、ダメ元でナカミチのサービス代行会社に入手について問合せてみた。
クロックが発振しているか、オシロ等の測定器が無い場合の確認方法としてはAM携帯ラジオを利用出来ます。どの周波数でも良いですが、ラジオをマイコンに近づけて、ビーといった雑音が聞えてくれば発振しています。

株式会社 IDK ナカミチサービスセンター(同社は山水も扱っている) 
茨城県つくばみらい市新戸110-1
電話 0297-20-7372
受け付け(水、土、日の受け付けはお休み)
メールnakamichi@idkcorp.com
県内で、車だと1時間弱位の距離。

Img_8491_r Img_8493_r 回答が有り、マイコンは在庫が少ないものの有償での提供は可能との連絡があった。
マイコン以外で、このような現象(発振しない)になる原因を色々と教えてもらった。
マイコンが動作してても、このような現象になる場合、位置モードスイッチ(3連のカムポジションスイッチ)の接触が悪いと起きるとのこと。
Img_8483_rImg_8487_r_2 Bx125p22まずはクロック発振用LCブロック(L601)の不良も有るということだったので、外して見た。同調用円筒形のチタコンが2個底面に付いており(ラジオのIFTの様なもの)、これの表面に何故かカーボンらしきものが付着しており、抵抗測定でも数百kΩの値を示したので、カーボンを清浄したところ無限大近くなったので、取り付けし直す。
すると、発振し出したので550kHzに大体合わせる(サービスの回答では「多少のずれは大丈夫ですが、あまり大きなずれの場合は動作などに影響が出ます」とのことだった)。しかし、スイッチ表示はデタラメ、操作も反応しなかったり違った動作をしたりで正常には動作しない。
Img_8482_r怪しいと思われる酸化金属抵抗の抵抗を測定していくとR661(1Ω)が無限大になっていたので手持ちのポリスイッチに交換して見ると、全て正常に動作する様になった。
R661はコントロールモータードライブ回路に6~7Vを供給している回路間に入っており、多分、マイコンが動作しないことにより、フルブリッジ回路の正逆転両方に信号が加わりショート状態で過電流が流れ焼損したのではないかと思われる。
マイコンは、もう1台のCR-20と同じということで、このことが無ければ交換して試そうとソケット式にしたが、交換せずに済んだ。
Img_8485_r Img_8486_r Img_8490_r あと気になるのは12V用3端子レギュレータ(IC402)が熱くなっていることだ。サービスによるともともと結構な熱ををもつとのこと。手持ちのアルミ放熱フィンをかませることにする。
また、周波数特性をパソコンで測定してみて問題無ければ、サブ機として置いておくことになる。「nakamichibx125_cass.pdf」をダウンロード
「nakamichi_bx125_en_de_fr1.pdf」をダウンロード

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TC-K222ESGカセットデッキ・トラブルシュート

2011-04-19 00:11:41 | オーディオ

Img_8470_rImg_8467_r熱しやすく冷めやすい性格なのが判っているのだが止められない。
現在、カセットデッキに凝り始めて、3ヘッドが欲しくなりSONY製TC-K222ESG という機種をオークションで凄く安い(ジャンク品の相場)価格で落札。到着したので動作確認。
最初はプレイボタンを押してもテープが回らずストップに戻ってしまっていたが、何回か押しっぱなしにしたりしていたら動作する様になった。(テープの巻き方にも影響する様だ)
メカは正常に動作するものの音が出て来ない。レベルメーターも最大まで振れた(全点灯)ままになる。録音を試しても、やはり同じ様になり出来ない。
オーディオアンプ部分が正常に動作していない様だ。やはり価格相応のジャンクか?

Tck222esgpwr回路図が有ればなんとかなるとネット検索していたらラッキーなことに海外のサイト【AK Database PDF Gallery】からサービスマニュアルがダウンロード出来たので、まずは考えられる電源出力を確認してみると、+9Vは出ているが-9Vが出ていない。定電圧回路のパワートランジスターのコレクタが入力でエミッタが出力となるのだが、コレクタ電圧もエミッタ電圧も+1V程度になっている。整流出力は-15V程度出ているので、この間が怪しい。

Img_8466_rImg_8463_rImg_8465_r回路図を見ると整流出力とコレクタ間にフューズ抵抗1Ωが入っている。これの抵抗値が無限大(溶断)になっている。
ON時の電流を測定すると0.4A程度で負荷がショートしてはいない様なので、手持ちのポリスイッチを付けて見ると電圧も-9Vが出て、音、メーター共正常に動作した。
Tck222esginTck222esgoutImg_8462_rFMエアチェックでも音質に問題が無い様なので、先日紹介したフリーソフトのスペアナで測定してみたが周波数特性でも問題無さそうだ。(左がINで右がOUT)
3ヘッドなので、リアルタイムに確認出来るのが良い。現在使用しているナカミチ製より特性が良さそうだ。(仕様上も良いのだが)
簡単に治って、まだまだ感が冴えている様で得した気分である。

これが、エアチェックのメイン機に交代となりそうだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベータデッキ音が出ず修理断念

2011-04-18 17:11:45 | おもちゃ病院
 

Img_8436_r友人がベータで取り貯めたライブラリを再生してDVDにダビングしたいのだが、そのベータデッキが修理不能で、何かオークションで安いのをということで落札したのがSONY製SL-HFR30なのだが、映像は問題無いものの音声がかすかに再生出来るだけという症状で、確かめようが無いので、その後もう1台SONY製EDV-5000を安価で落札した。
これは、録画再生で映像、音声共に問題無かったので特した気分である。これで録画したテープをSL-HFR30で再生して見るがやはり音声が出ない。逆にSL-HFR30で録画したテープをEDV-5000で再生しても音が出ない。ということは、SL-HFR30の音声は録音・再生共に異常が有るということになる。
なので、EDV-5000を友人に提供し、SL-HFR30を見て見ることにした。
Img_8442_rSL-HFR30はHiFi対応なのだが、それ様のケーブルを接続する為の角型コネクタが裏面についているだけで、実際の音声端子はRCAのモノラルのみである。
ベータ方式に関しては全く知識が無い。
そこで、HiFiの録音方式がどうなっているのかネットで調べて見ると、テープ方向に直線的に録音するヘッドと画像と同じ様にスパイラル?にFM録音(高音質を実現した Beta hi-fi)するトラックが2種類有り、同時に録音されている様だ。ベータ・ハイファイ
そこで、HiFiコネクタの端子を1本ずつオシロで観測して見るが音声らしき波形は観測出来なかった。
→これはBWTさんのコメントによると、HiFiコネクタに出ているのは音声信号では無い様なので、実際は信号として出ているのかも知れない。
Img_8440_rカバーを外して見て見る。ヘッドが汚れるとその様な現象になるということだったので、アルコールで清浄してみて録画/再生して見るが変わらず。
Img_8439_r基板を見て見ることにしたが、一番上の基板は開閉式になっているのだが、更にその下に、また更にその下に基板と3段構成になっており、簡単には分解出来そうに無いので調査はこれで打ち切った。
あとは、ジャンク品としてオークションに出品するしか無い様だ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カセットテープの特性比較

2011-04-18 08:55:00 | オーディオ

Img_8456_rImg_8457_rImg_8458_rImg_8460_r

デジタル録音再生機器だと、周波数特性は帯域内でフラットになっているのが常識で測定する価値も無いのだが、最近はまり出したカセットデッキはテープの種類、カセットデッキ、ドルビーの種類、バイアスの掛け方で周波数特性に差が出て来るという楽しみ?があり、数十年前エアチェックに夢中になっていた頃は、聴感で楽しんでいた。
現在では、パソコンが有れば周波数特性が見れるフリーソフトがあるので、その比較が簡単に出来る様になった。
私が、好んで使っているのは下記ソフトの併用である。
高速リアルタイム スペクトラムアナライザー(WaveSpectra)
多機能 高精度 テスト信号発生ソフト(WaveGene)
ところが、使用しているネットブックのサウンド回路に不具合が有り、20kHz以上が折り返されるという現象が出て測定出来ないので、今回、USBで接続出来るクリエイティブ製Blaster Digital Music Premium HD SB-DM-PHDというのをAmazon(7718円)で購入した。
ドライバー類をインストールして、問題無く動作している様だ。このサウンドブラスターはレコードカートリッジのイコライザ(MM用)も内蔵しているので、レコードのデジタル化も直接可能だ。
ナカミチCR-20を接続して測定。
2ヘッドなので、録音してから再生し測定となるが、3ヘッドタイプだとリアルタイムに、イコライザやドルビーやバイアスを変化させてその変化を見ることが出来る。
使ったテープはノーマル(Ⅰポジション)とハイポジション(Ⅱタイプ)の2種類だが、確かに高域(18~25kHz)の肩の変化(下がり具合)がハイポジションのが緩やかになる。
スペアナは表示周波数範囲を指定出来るので、細かい変化が直視出来る。パソコン画面は18~25kHzの範囲を表示している。
今後、メタルテープ(タイプⅣ)も入手して確認する楽しみも出来た。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電波時計が毎日時刻合わせ・その訳

2011-04-18 08:37:08 | うんちく・小ネタ

 上さんに、毎日夜12時頃にアナログ電波時計が回り出す(時刻合わせの現象)というので、電池(単三×2本)をチェックした結果問題無いが、取り敢えず新品に交換した。
今日、ネットで検索してみたら、震災以来停止しているJST(日本標準時)【おおたかどや山標準電波送信所(福島県)】が福島第一原子力発電所の事故により20km圏内避難指示を受けたことに伴い、3月12日(土)から、送信所からの標準電波の送信を現在も停止しているとのことだった。
日本には、この他に【はがね山標準電波送信所(佐賀県)】から長波の60kHz(おおたかどや山は40kHz)が送信されている。各局からの半径1000~1500kmが受信可能の範囲なる。
Area左の地図がその範囲になる。従って、私の住む茨城県は、はがね山の圏内にも含まれるので、電波は弱いものの時々受信出来ている様で、今回の様な現象が発生しているものと思われる。
対策としては、電波の受信しやすい場所に移動させてみることだ。電波が受信出来なくても、クオーツ時計としては動作するので、多少の誤差を気にしなければ時々時刻合わせの煩わしさを我慢することである。
初期型の受信周波数固定タイプは残念ながら、自動切換え式に買い換えるか、送信再開まで我慢するしか無い。
その後、4月21日13時54分に暫定的に送信を再開しました。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電子工作サークル(第84回)

2011-04-17 16:01:00 | PIC

 皆さん進み具合が、まちまちなので違う電子工作に挑戦している。
1.FMトランスミッター
当方と吉本先生共同製作の工作について披露して、どの位届くか、アイコム製オールバンドポータブル受信機で館内を歩いて見た。トランスミッタは部屋の窓際テーブルに置いて50cm程度のアンテナ線を付けて出力は2mWにした。鉄筋作りなので、それ程は届かないと思っていたのだが、30m程度は届く様だ。
2.PIC照度計
サークル員が作り始めて、1時間ほどで完成。液晶への電源・GNDが抜けていたのを配線して、動作OKとなった。
簡単に出来るので、今回、工作の完了した2名が製作開始出来る様部品集めを御願いした。
値が正しいかは、後日、本物の照度計を借りて確認したいと思う。
3.人感センサー
サークル員が完成させて来たので、チェック(といっても、電源入力にテスターを当て+-を反対にしながらの抵抗差、導通してないか)してOKなので、電池を接続。これもタイマー時間調整したり問題無く動作した。
4.可変電源装置
配線が完了したというのでチェック。ダイオードの方向が逆だったりしていたので直してもらい、次回再チェックすることにした。
5.PIC温度計
新入の小学生が工作開始。時間内に部品実装完了し、配線に取り掛かった。ご両親も来られて熱心に見ていた。
6.455kHz-RS232C光通信
通信の確認を行って、送り側は出ている様だが受信が出来ていないので持ち帰り調査することにした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛用マッキントッシュの本を購入

2011-04-17 09:16:40 | オーディオ

Spvintagemcintoshamp本屋さんに行ったら、この本が目に入った、2800円と貧乏オーディオ屋にとっては大きな失費?(ジャンクのデッキやアンプが何台も買える)なのだが決意して購入した。
別冊ステレオサウンド
McIntosh 往年のマッキントッシュ

私の所有しているパワーアンプMC2505(ヤフオクで落札中古品)とコントロールアンプC22(先輩からの借り物)が掲載されている。
「c22ce_owners_manual.pdf」をダウンロード

「c22ce_service_manual.pdf」をダウンロード

「mc2505_owners.pdf」をダウンロード

「mc2505_service_36k00.pdf」をダウンロード

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FMトランスミッターの実験

2011-04-17 09:00:53 | PIC

UPC1651CとNS73Mを使ったトランスミッター二種類を動作させてみました。
●UPC1651C
Img_8454_rImg_8455_r回路はモノラル用で単純なのでユニバーサル基板に銅テープを貼って両面実装しました。ECMでしゃべってみましたが音声は、ちゃんと聞こえてきます。しかし、UPC1651Cは直接アンテナ接続なので、アンテナを触るだけで周波数が動いてしまいます。ということで、安定度が悪くこのままでは実用に耐えない感じです。コンデンサの容量もカットアンドトライが必要でした。
●NS73M
Img_8451_rImg_8452_r専用ICをPICで制御するものですが、最初動作せず、ピッチ変換基板の半田付けをし直したら動作しました。
原因不明だが、電源ON時に動作しない(表示が出ず、電波も出ない)時が有る。I2C通信の不具合かも知れない。
木造二階の部屋内で50cm程のアンテナを付けて音源をつなぐと、もちろん周波数変動は無いし、出力を2mWにし、ポケットラジオで家の周囲を歩いて見た。(自慢では無いが農家なので300坪は有る(これでも、近所では少ない方だが)。この範囲内では綺麗に聞こえる。道路に出て見ると直線50m位まではなんとか届く。
ステレオ用なので価格は少し高くなるが、PICも液晶表示無しで良ければ8Pマイコンを使った記事もあるので、試して見ては。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする