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復興支援活動、ふたつ。

2012年08月01日 | 震災・災害関連
7月31日。

泉区の民生委員さん向けの研修会にて、「津波からの復興に向けて」と題して講演会。
亘理のイチゴ農家さん、JAの方と一緒に講師を務めました。

ポイント:

*不明者捜索のとき、自衛隊の応援もすごくありがたいが、しかしどこに誰がいたのか、だれが避難できてないのか、ってことは地元の人間じゃなきゃわからない。普段から、どこに誰がいて、ってことを知ってなきゃできなかった。

*全国からのボランティアに感謝。最初、どこから手を付けていいかわかんないくらいの壊滅状態だったけど、他人の客観的な目で仕分けしてもらったのはよかった。当事者だけだと、いちいち写真に目が留まり、懐かしい品々に手が止まり、できっと倍かけても片付かなかっただろう。

*国の支援も何もまだわかんないとき、それでもやるぞと決断した。決断しなきゃ前に進めなかった。結果的に、決断してよかった。早く立ち上がって本当によかった。クリスマスまでにイチゴを出荷するぞというのが具体的で大きな目標だった。それができたことで一歩前に進めた。

*支援活動はこれからも息の長い活動になる。「わすれないで」「風化させないで」そして被災者が自立できて希望を持って歩いて行ける支援を。

他にもいいお話がたくさんあったんで、機会があればまた書きます。



8月1日(今日)。

本当に久しぶりに福島の警戒区域へ。

新しい検問所。



前より10キロくらい、警戒区域の円が狭まったため、検問所も移動した。

前の検問所前の看板。
原発まで20キロちょっと。ここでいつも着替えて、警戒区域へ入っていた。



が、しかししかし。なんと登録ミスでわたし、新検問所突破できず。
なんとその場で置き去りに。
車と入る人間の登録をきちんと事前にしておくのだけど、なぜか漏れたらしい。
同様に登録から漏れていた3人とともに、結局警戒区域目前で帰りを待つことに。

やはり警戒区域での調査は一筋縄ではいかない、のです。
でも初めてだなあ、こんなこと。

ところで今日は福島も酷暑でした。
あの防護服はかなり暖かくできてるので、汗が滝のよう。
次回は下に着る服をもちょっと考えねば、、、。
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