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本を読む日々

2017年09月06日 | レビュー
忙しすぎる日々を過ぎ、ちょっと余裕ができました。
学会や公開講座のスライドを作り、講義の用意を始め、論文の査読をしつつなので軽い本ばかりですが、最近読んだ本。全部大学の図書館にあったので読んでみた本です。
朝井リョウさんは、映画の「何者」をWOWOWでやるというので、本も読んでみようかなと思ったら図書館になくて(貸出中)、しょうがないのでこれ↓を読みました。

少女は卒業しない (集英社文庫)
朝井リョウ
集英社


ちょっと既視感のあるストーリーで、どこかで読んだようなって感じなのと、びっくりするような気持ちの掘り下げとかもなかったので、文体は軽いのに読むのにやや力がいりました。高校生~大学生ならたぶんさらっと読めちゃうでしょう。しかしこれを読んでる間に「何者」を映画で見て、それはよかったですね。映画評はよくなかったんだけど、就活大学生を毎年見てる身としては、とてもとてもよく理解でき、つらさが身に染みました。

瀬尾まいこさんはこの間も書いたように「気持ち」を丁寧に掘り下げる人。
今回読んだ2冊もよかったです。しかしたぶんこれまで読んだ中では「幸せな食卓」、か「卵の緒」、が私は特に好きですね。

図書館の神様 (ちくま文庫)
瀬尾まいこ
筑摩書房


天国はまだ遠く (新潮文庫)
瀬尾まいこ
新潮社


もっと本を読みたい。
暇な時にうっかりネットサーフィンに時間をかけちゃったりすると後で本当に悔やむ。
人生の時間は限られているのに、読みたい本はまだまだいっぱいあります。
読み終わる前に図書館で借りちゃうし、新しいのを買っちゃうしね。
だけどそれって本当に幸せなことですよねえ。本を読むって本当に楽しいです。

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