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デジタル・ミニマリスト

2021年08月20日 | レビュー
 
私は朝型の人間です。
中学生の時、定期試験であまりよい成績が取れなくてグチグチ言ってたら、母に「朝起きて勉強したら」と言われて、早朝勉強を始めました。それから40年。今も早朝に起きて、出勤前に勉強したり用事を片付けたりしています。しかし、起きるのはやっぱり大変で、インターネットが普及し始めた頃には、「起きたらまずPCを立ち上げてとあるサイトをチェックする」ということで目を覚ましていたんですが(ちなみにとあるサイトというのは知る人ぞ知る「ムギ畑」)、スマホを使うようになってからはすぐネットにアクセスできるため、「目を覚ます」どころかけっこう長い時間をメールやニュースをチェックすることに費やしてしまい、早朝の貴重な時間をかなり無駄にしている、というのが悩みの種になっていました。

この本にも書いてありますが、スマホは依存性が強く、多くの人がとりこになってしまい、一日何時間も画面を見ているという状況を生み出しています。わたしは、SNSを使って広報をしたり、情報収集をしたり、なかなか会えない人と連絡を取り合ったりというメリットは享受したいので、「完全に遮断」とかは考えてなくて、ただ、使用時間を極力減らしたいというのが希望でしたので、この本は非常に参考になりました。

最初は、単にデジタルデトックスの本かなと思って手に取ったんですが、実際はアナログの活動の重要性が示されていたり、その効用について様々なデータが紹介されていて、単にデジタルの時間を減らそうではなくて、減らした結果こんなに充実した時間を過ごせるんですよというのがイメージできてすごくよかったです。

具体的には、私はFBやツイッターなどをスマホの後ろの画面に移動させ、通知が出ないようにし、むやみにスマホを手に取らないようにするということにしました。ちょっとした工夫で、以前より時間を有効に使えている気がします。

ついでながら、わたしの早朝時間の使い方は、4時に起きたらまず英語(CNN English Expressを使っています)、その後前日の3行日記、そして台所家事を約30分(お弁当作り含む)、その後簡単な筋トレ。シャワーを浴びて洗濯。朝食後洗濯物干し。そして出勤です。学生はもちろん、先生方もまだほとんど来ていないので、すごく静か。そして仕事がはかどります。朝ネットに時間を取られると、出勤がその分遅くなる。すべてが後ろに影響するのでホントによくありません。せっかくよい本を読んだので、今後はきちんと意識してスマホを使っていきたいと思います。

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