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日常が吹き飛ぶ

2016年04月18日 | 震災・災害関連
熊本・大分で大変な震災が起き、苦しい毎日です。
たぶん東北の被災地に住む人はみんな同じ思いを共有しているだろうと思います。

今、現地がどんな状態か、ニュースで見なくてもわかります。
今は一番大変な時です。
だけど現場現場で工夫が生まれ、連帯が生まれ、いろんなことがこれから動き始めます。

さっきうちのボラ学生と今回の震災について話しました。
私たちもしっかり考えて動き方を決め、できることをやっていこうと話し合いました。
私たちにはこれまでやってきた経験があります。

神戸と東北が違ったように、たぶん熊本・大分も同じやり方では通用しないところがあると思います。
でも東北で経験したことのうち、役に立つこともきっとあります。

私がこれまでの東北での活動で本当に役に立てたと実感しているのは、現地にいる人とつながって本当に必要とされている支援をピンポイントで行うことです。
被災地は広い。
いろんな人がそれぞれの活動の場で支援するのがよいです。
広い支援は国と行政、あるいは企業、社協が考えるとして、穴が必ず開いているからそこを個人ベースの活動で埋める。

いろんな人がいろいろな活動を幅広く展開すれば、多くの穴が埋まる。
小さい活動がたくさんあるというのがよいと思います。

それにしても、毎日同じような日常を穏やかに過ごしていけることはなんと幸せなことでしょうか。
地震は本当に怖い。あの日も、あの地震の1秒前までまったくそのことに気が付かずに過ごしていました。
でも全部がふっとびました。

食べ物はもちろんですが、それよりもトイレ。ニュースになってると「大変だなあ」と思われるでしょうが、実際一日でも水ガス電気が全域でとまったらトイレがどうなるかって、あまりにも普段考えませんよね。
ガソリンがどうなるかというのも恐ろしい事柄の一つ。ガソリンを入れに行きたいが、あいてるGSがあるのか、そこへたどり着く前に切れたらどうしたらいいのか。どこか遠くに避難するったって、空港ダメで鉄道ダメで、なにか送ってもらいたいと思っても宅配もダメで。

まずは地震がおさまり、支援が次の段階へ進めるようにと願います。

わたしも、学生と一緒にやるべきことを考えていきます。


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