寄り道 まわり道 遠くへ行く道

新しいことを見つけるって楽しい!

小学校出前授業で思い出したこと

2017年07月05日 | その他もろもろ
昨日、仙台市立七北田小学校へ行ってきました。
消化と吸収について勉強し、顕微鏡で小腸や大腸の組織を観察しました。
子ども達は活発に質問をし、それも大変素晴らしい質問で、感心しました。
たくさん疑問をもって、いっぱい考えてほしいですね。
小学校には昔ながらの骨格標本があって、めだかが飼育されてて、楽しいなと思いました。
理科室のテッパンですね。




七北田小学校にはとってもすばらしい顕微鏡がありましたが、小学生のとき、わたしはあんな顕微鏡がほしくて、オリンパスのカタログを毎日一生懸命見ていました。天体望遠鏡もほしかった。だけど、お金がなくて、結局弟とお年玉を出し合って双眼鏡を買いました。双眼鏡でもけっこう天体も見えるんです。それに鳥が好きでしたから、野鳥観察もできるなと思って。

先週1年生FWで蔵王に行ったとき、「ことりはうす」に行きましたが、小学生のわたしだったら、どれほど歓喜したろうかと思いました。野鳥の会に入りたかったんだけど、年会費が高くて、、、。
わたしはそんな小学生だったな、ってことを思い出しました。

私は小学校6年生の時に「将来は獣医になりたい」と思いました。そこからとにかく必死で勉強してきましたが、問題集を解いたり重要項目を覚えたりというような勉強だけでなく、毎日地図帳をながめる、とか、植物を押し花にして名前や特徴を調べてレポートにしたり、自然科学系のTV番組を見たらノートにまとめたり、などということもしていました。回りくどくやってきたことは、記憶の定着につながり、簡単には忘れない知識になりました。小学生のときに「生き物がすき」とか「生き物がおもしろい」と思ったそのまま大人になり、そのまま仕事になったなって感じです。幸せなことだなと思います。いや、今は忙しすぎてそんなのんびりしたこと言ってられないんだけど。

あともう一つ思い出したこと。
小さい頃、わたしはいつもなぜか周りと違うことをしたり言ったりしてしまって、「あれっ」って思うことがいろいろありました。

小学6年生の時、数人で校長先生と一緒に給食を食べ、先生と話すという企画があって、校長先生が「尊敬する人はだれ?」と聞いたんです。わたしは「リンカーンとシュバイツァーです、なぜなら、、、」と答えたんですが、友達は全員(あと4人くらいいたと思うんですが)「両親」と答えました。あのときの「うわーーーっやらかした!」という気持ち(笑)。「ここは両親、って答えるところだったんだ~~。うわ~失敗した。」と。しかし私の頭にその答えはまったくなかった(すいません>両親)。

小学6年生のときに、人権というものを考えていました。
また、社会のために、人のために働くということも考えていました。
だから今の子ども達も、きっといろんなこと考えてる子がいると思う。まだ全然、って子ももちろんいるでしょうが、静かにだまっていろいろ考えてる子がいるに違いない、と思います。

出前授業で、そんなことを思いました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 一歩ずつ | トップ | 旅の支度 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

その他もろもろ」カテゴリの最新記事