思考のレッスン 丸谷才一
切れ切れに読んでいたのですがやっと読み終わりました。この本は最後の解説(鹿島茂)がいいですね。この本の使い方がよくわかります。
「考える上でまず大事なのは、問いかけです」
「日本文化は臆病と付和雷同とをくっつけたようなところがあります。その中でものを考えるのは、たいへんむずかしい。」
「さまざまな外見をしているものの中に共通する点を見抜く、外見に惑わされずに、これは同類なんだなということを発見する、そういう力を持っているとうまく行くようですね。」
というような文章に「そのとおり!」と膝を打つような思いで付箋をはりました。あと、最後の最後で谷川俊太郎の文章を例にとって人間と言葉との関係について書いてありますが、これがまたしごく納得です。「言うべきことをわれわれは持たねばならない。」「そのためには、考えること。」まさにそうですね。
大学生の人が読むなら、ぜひ卒論に取りかかる前に。
非常に参考になると思います。
切れ切れに読んでいたのですがやっと読み終わりました。この本は最後の解説(鹿島茂)がいいですね。この本の使い方がよくわかります。
「考える上でまず大事なのは、問いかけです」
「日本文化は臆病と付和雷同とをくっつけたようなところがあります。その中でものを考えるのは、たいへんむずかしい。」
「さまざまな外見をしているものの中に共通する点を見抜く、外見に惑わされずに、これは同類なんだなということを発見する、そういう力を持っているとうまく行くようですね。」
というような文章に「そのとおり!」と膝を打つような思いで付箋をはりました。あと、最後の最後で谷川俊太郎の文章を例にとって人間と言葉との関係について書いてありますが、これがまたしごく納得です。「言うべきことをわれわれは持たねばならない。」「そのためには、考えること。」まさにそうですね。
大学生の人が読むなら、ぜひ卒論に取りかかる前に。
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