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家畜感染症学会シンポジウムと国立科学博物館

2016年06月06日 | 仕事・研究
先週の金曜日、東京の国立科学博物館で家畜感染症学会シンポジウムでした。

基礎研究に従事する獣医師4名がそれぞれの研究について講演したのですが、大きなテーマが「基礎と臨床を結ぶ」ということでしたので、臨床の先生方といろいろディスカッションでき、大変有意義な会でした。今後は臨床の先生方ともっと協力して、疾病コントロールにつなげていきたいと思っています。今回改めて強く感じたことが2つあります。

【広く学ぶということをもっともっと心がける】
獣医学領域で知っておくべきこと、学ぶことがまだまだたくさんあるということを再認識しました。アンテナを常に立てておくということ、同じ獣医学領域でも異分野の方とたくさん話すことがとても大事。そして「現場」を忘れてはいけない。

【いろんな分野の先生方と協力しあって大きな成果を目指す】
当たり前ですが、自分一人でできることは限られています。
いろんな人と連携してもっと強力に研究を進めていかないといけない。まあこれも当たり前。
そのための努力を加速しないといけない。

具体的なaction: 
①もっといろんな話を聞きに出かける。
②つっこんだディスカッションができる場を自ら作っていく。
③自分のやっていることをさらに積極的にアピールする。

今年は、2月に寄生虫感染免疫研究会に初めて参加、今回の家畜感染症学会も初めての参加でしたが、いずれも非常に有意義なディスカッションができました。一方で、私はこれまでもいろんな分野の先生方と共同研究することで成果をもっとあげたいと思ってきたのにそのアピールが全然足りていなかったと感じました。もっとたくさんの場で話していこうと思います。

さて、今回の学会の会場は上野の国立科学博物館でした。
時間がなくて全然見きれなかったんですが、楽しいものが山ほどありました♪
特に企画展がおもしろかったです。
今度の日曜日までやってるみたいなので、近辺の方はぜひ足を運んでください。
スバラシイ内容です。
自然ってすごいんだなあ、生き物ってなぜこんなによくできているんだろう、と興味は尽きません。




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