しばらく書く時間がなかったのですが、いろいろ出来事がありました。
もはや順を追うことは不可能ですから思いついた順に書いていきたいと思います。
今日は本の話。
文字通り動物から見た世界という話かと思って読み始めましたが、ちょっと違いました。
動物行動学者の日高先生の著書で、いろーんなことが書かれていました。
もちろん生き物の生態についても書かれていますが、それよりも先生の研究人生についてのエッセイと考えた方がいいのかな。
私の印象に特に強く残った部分は以下です。1959年に東京農工大に職を得られたときの話。
p44
当時の農工大は専門学校の雰囲気を引きずった粗末きわまる大学だった。都内の一流大学の人たちからは一様に気の毒がられ、ばかにもされた。でもふしぎなことに、ぼくは元気いっぱいだった。専門学校的雰囲気はとても暖かいものだったし、何よりもぼくは、ここで何かできなければ、どこへ行っても何もできない、と信じていたからである。
強く共感しました。
私もどんな環境であってもあきらめず、頭を使い、工夫をし、周りの人を巻き込んで、頑張っていかなければと思っています。
もはや順を追うことは不可能ですから思いついた順に書いていきたいと思います。
今日は本の話。
動物は何を見ているか | |
日高敏隆 | |
青土社 |
文字通り動物から見た世界という話かと思って読み始めましたが、ちょっと違いました。
動物行動学者の日高先生の著書で、いろーんなことが書かれていました。
もちろん生き物の生態についても書かれていますが、それよりも先生の研究人生についてのエッセイと考えた方がいいのかな。
私の印象に特に強く残った部分は以下です。1959年に東京農工大に職を得られたときの話。
p44
当時の農工大は専門学校の雰囲気を引きずった粗末きわまる大学だった。都内の一流大学の人たちからは一様に気の毒がられ、ばかにもされた。でもふしぎなことに、ぼくは元気いっぱいだった。専門学校的雰囲気はとても暖かいものだったし、何よりもぼくは、ここで何かできなければ、どこへ行っても何もできない、と信じていたからである。
強く共感しました。
私もどんな環境であってもあきらめず、頭を使い、工夫をし、周りの人を巻き込んで、頑張っていかなければと思っています。