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印象に残ったこと

2014年06月15日 | その他もろもろ
日々忙しいこの1週間の中で心に残ったこと。


夏木マリと澤穂希の対談をTVで見ました。と言っても部分的に見ただけですが、最初に映った画面でぱっと夏木マリさんを見て「ああもうずいぶん年を取られたんだな」と最初に感じたのが、話を聞いていくうちに全く正反対の印象になったのが驚きでした。夏木マリさんというと押しの強い派手なタイプの女優さんで、言葉も強いと勝手に思っていたのですが、全く逆で、言葉も体の動きもなめらかで柔らかく、非常に繊細で、でも意志の強い、自分に厳しい人なのではないかという気がしました。今62歳ということですが、お芝居のために体を鍛え、非常にストイックに励んで、自分の芸術を追及している姿に感動しました。でもその厳しさはまったく全面に出てこず、表面はあくまで静かで柔らかいのがすごいと思ったんです。澤さんの話もとてもよかったですが、今回は夏木マリさんの「年の取り方」「自分への向き合い方」が非常に印象に残りました。

また別の話題。

3年生が研究室配属を決めるために、各研究室を回っています。
最初に聞かれるのが「先生の研究室では就活と研究室活動が同時に進められるので、とても大変と言われるのですが?」という質問です。そうです、わたしは就活に集中していいですよとはいいません。だから3年から4年の春休みに全く研究室に来ないなどという選択肢はありません。学生さんのやりたい「集中」というのは試験の前は試験に。レポートの締め切りがあればレポート。その間は他のことは全部お休みです。しかし24時間寝食以外の時間をすべて勉強につぎ込んでいるかというと、そういうわけではないんです。ただ、頭を切り替えてあれこれ同時に進めるのが苦手なだけ。時間がない時こそ工夫がうまれるし、自分の能力が伸ばされるし、何より頭の違うところを使う方が頭をうまく使えるというのが私の考え方です。就活については、学校に来て友人と情報交換したり、キャリア室に行ったり、先生にESを見てもらうなど、一人で抱え込まない方がうまくいくと思っています。実際、うちの研究室の出身者が最後まで就職が決まらなかったというようなことはこれまでありません。もちろん学生本人のがんばりによるものですが、そういう「がんばり」は必ず就職後も生きてくると思っています。負荷をかけずに自分の能力を伸ばすなど、無理です。だから「大変」という環境をあえて自分に課すという意識が大事ではないかと思います。

最後は自分の話。

数年前から時々冬に首が回らなくなって接骨院に通う、というようなことがあったんですが、今年になってその首の調子が次なる段階になったような気がして、つまりかなりひどい状態になってきたということで、また接骨院に行きました。が、今回はどうも治らないんです。このまま放置すると今後さらに悲惨な状況になりそうだなと思っていたところ、友人にヨガを勧められました。わたしはジムに通ってますが、スタジオプログラムは震災前にエアロを多少やってたくらいで、あとは筋トレしかやってませんでした。時間がないというのが一番の理由ですが、若い人みたいにだらだら汗をかくような運動はやれるという気がしないし、できそうなプログラムは自分のスケジュールに合わず、という状況でした。ヨガは最初の頃一度だけやってみたことがあったのですが、体が硬いし、「リラアアアックス~」とか言われてだらーとするのが自分に合わないと思ったのです。でも首は放置できないと思ったので、スタジオプログラムを真剣にながめて、木曜日夜のハタヨガならいけるかなと、手帳に「ヨガに行く」と書いて、時間を確保しようと努めました。が、木曜日になると時間までに帰れない、というのがずっと続き、やっと今週決死の覚悟で帰宅し、行ってきました。平日にジムに行くってすごいな~と思いながら行きましたが、ロッカールームは若い女の子でいっぱい。会社帰りでしょうかね。で、ヨガですが、大変よかったです!自分の体のバランスが全然ダメダメだということもしっかり確認できましたし、これからしばらく通いたいです。しかし使ってない筋肉をめっちゃ使ったな~。あとの筋肉痛がすごい。けして激しい運動じゃないのですが、筋肉を使いますね。仕事をきちんとコントロールして時間を作り、自分のメンテナンスをしっかりやっていかないといけないと思います。





コメント
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