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Go Global 免疫学会

2013年12月12日 | 仕事・研究
というわけで全面英語化、の免疫学会なのであります。
実は一日目、あまりにもディスカッションを聞いているのがつらく、「やはり日本語でやった方がいいのでは、、」と思っていたのですが、ポスター会場で審良先生や山本先生とお話したら、「やはり英語にしてよかったね」というご意見で、内心かなーり驚きました。ワークショップでは発表者が質問を理解できずにしどろもどろになったり、全然違うことを答えたりして、いたたまれない、、、と私は感じましたし、それが海外の学会なら日本人がさほど多いわけではないので時々つらいくらいで済むんですが、立て続けにこれでもかこれでもかとつらい質疑が続くんですよ。ところがさすが大御所の先生方は全然悲観しておられませんでした。それで私も「なるほど、これでいいのか」と目からうろこでした。つまり、うまくいかなくたっていいんだ。恥をかいていいんだ。ということなんです。わたしは、英語ができないと「だめな発表」「だめな研究者」と思われてマイナスじゃないかと思ってたんですが、そんなことは気にしなくていい、とにかく英語でやるんだ、でなきゃいつまでもできるようにならない。やってればできるようになる、と先生方に言われて、はっとしました。審良先生は普段の研究室ゼミも全部英語だそうです。最初はひどいけど、必ずできるようになる、とおっしゃっていて、先生の忍耐力に敬服しました。わたしなんか日本語のゼミだって我慢できないで叱ることがよくありますので、やはりもっと長い目でみてやらなきゃなあと思わされました。

また、今日はポスター会場で出番前の学生さんの練習をみている方がいらっしゃいましたが、「よくできてる、自信をもっていけば大丈夫」となんども励ましておられて感心しました。私は自分の学生指導を顧みて反省しきり。

さて今回の私の発表は最終日なので、昨日も今日も気楽に勉強三昧で過ごしました。2011年、震災の年のサマースクールが蔵王だったのですが、そのとき知り合った先生方や学生さんと挨拶したり話したり、楽しかったです。学生さんたちがどんどん成長していて、これからが楽しみです。

一方わたしは今日はポスターの時間になったらもうかなり疲れていて、目が見えなくて困りました。ポスターね、もちょっと大きな字で作ってほしいんですよね。みんななんであんなに細かく作るのかしら、、、。まあ学生さんが多いので若い人にはあの大きさでも見えるんでしょうけどね





コメント (2)
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