寄り道 まわり道 遠くへ行く道

新しいことを見つけるって楽しい!

支援をする人たち

2012年05月22日 | 震災・災害関連
ちょっと深刻な話題です。

わたしは震災直後からさまざまな支援活動に関わってきましたが、ここへきてちょっといろいろ心配が出てきています。というのは、活動が長くなってきて、支援する側にかなり疲れが出てきているのではないか、と感じるんです。ほんとに体調を崩している人もいるし、ぎりぎりっていう人もいるし、メンタルにきてる人もいます。震災復興の道のりは簡単ではなく、長くかかるものですから、ある程度力を抜いてやらないと続かないんですが、真剣にまじめに取り組んでいる人が多いので(それはもちろん素晴らしいことなんですが)、息切れ状態なのではないでしょうか。子育てしながら仕事を続ける、、、、ってのにちょっと似てるかもと思ったりします。どれもこれもベストをめざすとやっぱり続かないですよね。しかし力を抜けない、ゆるくやることのできない「支援をする人たち」を、また別の人が支えてくれないかな、と思います。震災直後と今では必要とされる支援が変化してきていて、より継続性のある、より安定した活動が望まれています。支援をする人たちが次々に倒れてしまったら、本当に困ります。理想に燃える若者が多い支援の現場に、社会経験豊富な「大人」が適切に入っているといいなと思います。目立たないところで支えたり、交通整理をしてくれるような、そしてご自分の専門領域で専門的なサポートを、とにかく継続的にやってくれるような人がより求められている今日この頃、と思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする