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ResearchGateって

2012年05月03日 | 仕事・研究
最近、アメリカの元同僚たちがReseachGateってのを始めたので、私にもinvitation?が来て、参加するようになりました。このサイトはわかりやすくいうとフェースブックの研究者版?しかし作りがすごくてちょっとびっくりです。自分の論文がリストで並んで出てくるんだけど、インパクトファクターがいちいち表示され、その合計が「あなたのインパクトポイント」ですよって表示される。どうやってデータを集めるのか、わたしの履歴も全部表示されてるし、論文は日本語のものでもタイトルは拾えるみたいで、ちゃんと含まれてる。その割に「あの論文が入ってないな~」と思うのもあるけど、それは自分で入力もできる。でも自分で入力したのはホントわずかな部分で、たいていはオート。日本人ってわたしの名前すごく多くて、PubMedでMorimoto Mでひいたら他人の論文の方が多いくらいなのに、ResearchGateはミスがないし、新しく勝手に加える前に「これってあなたの論文?」って聞いてくれるので違うときはNoってやればいいだけ。

わたしの元ボスのDr. William Gauseなんかは、おそろしくインパクトポイントが高い、、、当たり前だけど。論文数が多いっていうんじゃなくて、論文数の割にインパクトポイントが高い、いつもいい雑誌にしか出さないから。彼の研究室にいたときに「最低でもJI」とよく言われたのを思い出す。あっでも最近JIのインパクトファクターが落ちてきてるのにびっくり。前は7点以上あったと思うんだけど、今みたら5.65??かなり残念、、、まあインパクトファクターを気にしてもあんまり意味がないといえば意味がないんですけども。Dr.Gauseが言ってたのも、インパクトファクターがどうのこうのじゃなくて、JIなら普通の研究室にはあるから、多くの人の目に留まりやすい、誰も読まないようなものを書いてもしょうがないでしょってことだったんですよね。そういう意味では引用件数が出ると一番いいんだけど、それはGoogle Scholarが優れてるかな~。リンク先を見ていただくと、わたしの論文が並んでますけど、それに引用元が示されてますよね。でもこれは私以外のMorimotoさんの論文も含まれていて、それを除くのは困難。

さてこれを見ると、この間一期生のSくんの卒論をJVMSに出したのが、もう引用されていてうれしいですね。JIに出せなくても読んでいただけて、引用していただけてありがたいです。








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