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最近読んだ本

2011年12月21日 | レビュー
裸のプレゼンター
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ピアソン桐原


前作プレゼンテーションZenの続編。
発売されてすぐ購入していたのですが、読む暇がなく今に至ってしまいました。前作同様、非常に精神性の高い内容になっています。このシリーズに出会って、デザインにこだわり、写真素材に凝るようになった私。シンプルにシンプルに、いかにそぎ落とすか、ということを考えさせられます。仕事や学校でプレゼンをする機会のある人は一度は手にとってもらいたい本ですね。

本へのとびら――岩波少年文庫を語る (岩波新書)
クリエーター情報なし
岩波書店


岩波少年文庫は私も子どものころからさんざん読みました。宮崎駿さんから懐かしい本がたくさん紹介されています。うちの研究室の学生は課題などに使う本以外は一切読まないという現代のワカモノですが、小さい時にこういう本を読んで「楽しさ」を知っていたら、人生違ったのにねえ、と残念です。今からでも遅くない、児童文学は希望を伝えるものだからぜひ読んでみてほしいです。この本には取り上げられてなかったですが、ちょっと大人になりかけのワカモノだったら、今江祥智の本もいいと思います。昔の本はもう絶版らしくて残念だけど「優しさごっこ」とか、「ぼんぼん」とか、本当におもしろいですよ。

ぼんぼん (岩波少年文庫)
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岩波書店


あっちょっと脱線してしまいました。
最近読んだ本、もう一冊。
山口にいたころ大変お世話になったK先生がFacebookで推薦されていたので買いました。
仙台の話だから、あれこれおもしろい。それよりなによりキャラががっちり立っていて驚きました。
ぼくたちが本気になったら、砂漠に雪だって降らせることができるんだっていうフレーズからきているタイトル、「砂漠」。主人公の友人、西嶋のせりふは本当に「深イイ」言葉の連続です。

砂漠 (新潮文庫)
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新潮社


コメント
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