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保護者の集いとわかめの話

2011年05月29日 | 仕事・研究
昨日は大学で保護者の集いがあり、わたしはキャンパスツアーを担当しました。今回のツアーはお連れした先で担当教員が全部説明してくれるので、非常に楽なご案内役でした。電子顕微鏡で髪の毛を観察していただいたり、リサイクル棟で来年三陸沖で養殖される予定のわかめの子どもを見ていただいたり、食品加工棟を見学していただいたりの30分でした。

わかめの子どもの話です。
今年は震災でわかめの養殖は壊滅しました。
収穫直前でしたから、大変な被害でした。そして今年はもうあらたに収穫はできません。でも、来年に向け、すでに種苗の培養は始める必要があります。本来であれば気仙沼の水産試験場で行われてきたこの過程を、今、本学のリサイクル棟の培養器で行っているのです。宮城県のわかめの生産は全国2位。ぜひこの子供たちが元気に育って、来年の市場に戻ってきてほしいですね。わかめの養殖についてはこちらも参考になります(これは岩手のわかめです)。

キャンパスツアーの後は保護者と教員の懇親会。
カフェテリアでコーヒーを飲みながら、普段授業で顔を合わせている学生さんたちの保護者の方がとお話ししました。昨日はお昼を食べる暇がなかったので、ドーナツや草餅をガッツリいただいた私でした。ご参集の皆様どうもありがとうございました。
コメント (3)
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