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よい文章を書くにはfor大学生&高校生

2007年12月13日 | 大学でのひとこま
最近若い人の国語力の低下が言われますが、実際、レポートや試験を採点していてびっくりすることがたびたびあります。そこで、いい文章、まともな文章を書くにはどういうトレーニングが必要なのかということを書いてみたいと思います。

1,よい文章をとにかく読む。

まずは何がよくて何が悪いのかを知らないといけません。「よい」の基準を自分の中に作るのが一番大事なことなんですが、そのためにはとにかくいい文章を読む。量も必要です。自分の中に十分たまって、そこからあふれてくるくらいがいいです。

2,とにかく書く。

そうはいっても英語と同じで、読んでるだけではだめです。作文、感想文、報告書、レポート、のような文章をどんどん書く。自分の考えをまとめる訓練としてはブログもよいです。ただし話し言葉でいくら書いてもダメ。

3,読んでもらう。

文章を書いたら人に読んでもらって意見を聞きます。赤でなおしてもらってもいいです。そのとき大事なのは、自分の文章のどこが悪かったのか。なぜ書き直してもらったら読みやすくなったのか。をとらえることです。

4,書いた文章は寝かせておいて後で見直す。

一生懸命書いた文章も、数日おくと冷静に見直せます。私は学会抄録や研究費申請書など〆切があるものはだいたい最低でも3~7日前には書き上げ、寝かせておいて見直します。書いた直後に直すよりずっとずっとよくなりますよ。


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