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新しいことを見つけるって楽しい!

大学のサークル活動

2007年04月11日 | 大学でのひとこま
うんと昔の話で申し訳ないですが、私は大学で吹奏楽部でした。週三回練習があって、コンサート前などは毎日。入学当初遠距離通学をしていた私にはけっこう大変で、3年生の時のコンサートが終わった時点でいったんクラブを辞めました。でも、結局またもどって、大学院まで吹いていました。入学したときは、吹奏楽を続けるつもりはなかったんですが(私は中高も吹奏楽部)、入学手続き後にものすごいクラブ勧誘があって、そこでつかまってしまいました。実は「海外農業研究会」とどっちにしよう、とずいぶん悩んだんです。それで海外農業研究会の人に「君は吹奏楽部なんかで平凡な大学生活を送るのか!」などと叱咤されたこともよく覚えています。私は前の記事にも書きましたが、ネパールで医療活動をされていた岩村先生に影響を受け、いつかは海外で農業指導を、と考えていたので、ここはやはり海外農業研究会か、、、と悩んだわけです。でも、結局は音楽をとりました。

あのとき海外農業研究会を選んでいたら、私の人生はちょっと変わってたかな?サークル活動くらいで何も変わらなかっただろうか。どうでしょうね。

しかし、今ではおそらく信じられないくらい、ホントに真摯にクラブ活動をしていた学生時代でした。先輩達は、「社会に出てからは絶対に体験できないだろう4年間だった」と言って卒業していきましたが、確かに、楽しいことと同じくらいいやなことやしんどいことがあって、格闘しつづけたクラブ活動でした。

今でも時々思い出すけれど、舞台でひとりで立って、何十小節もあるソロを吹いたときの緊張や、高校の時のコンクールの本番を思うと、どんな大変な場面も「ああ、あれに比べたらたいしたことないな」と思えます。

新1年生はどんなサークルに入るのかな。
先輩達は新設のこの大学で、ゼロからサークルを作ってきたんですが、後輩が入ってきて縦のつながりができてこそのサークル活動だと思うので、どうぞ新人さん達を暖かく歓迎してやってちょうだいね。
コメント
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