犀川の河川整備を考える会

犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をするブログ。

【日々是好日なり】平穏な時代か

2022年11月27日 | 日々是好日なり
 西田幾多郎哲学館に立ち寄った。
 考えることは嫌いではない。
 ゆとりを感じ、生きている充実感があり、面白いと思った結論にたどり着くと満足できる。
 ウクライナと違って爆弾も落ちてくる心配もないし、世の中は平穏である。

 幾多郎の言葉札が置いてあって数枚もらってきた。
「非常時なればなるほど、我々は一面において落ちついて深く遠く考えねばならぬと思う」
 とあった。
 1933年(昭和8)に書かれた随筆。
 31年(昭和6)の満州事変、32年(昭和7)の五・一五事件が起こり、弟子の論文が発禁になり、自由に考えることが難しくなりつつあった時代のものという。

 大哲学者もあたふたせざるを得なかったようだ。
 大哲学者の弁を冷静に読むことができる、平穏な時代かな。
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