犀川の河川整備を考える会

犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をするブログ。

【日々是好日なり】加茂氏と秦氏(その三)

2024年08月05日 | 日々是好日なり
 ところで、鴨、賀茂、加茂などいろいろと表記されるが、
 もともと大和言葉の音に適当な漢字を当てただけで、どんな漢字をあてようがあまり気にしていないようだ(^^;)

 都が京都に移ったのは、身近の宗教勢力の干渉を避けるためだった。
 桓武天皇が当初、京都の南の長岡京、桂川・鴨川・宇治川の合流点近くだったが、大事件が起きて変更され現在の位置になった。
 土地の提供者は、加茂氏と秦氏。
 京都盆地は、桂川、鴨川の氾濫原の湿地で住みにくい土地だったが、秦氏らが治水工事を行って整備した。
 
 京の町は長く栄え、町をあげてのお祭りも伝統的に盛大。
 加茂氏の「葵祭 (別名は賀茂の祭)」は京都三大祭りの一つ。
 ちなみに、メインが下鴨神社(賀茂御祖神社)でサブが上鴨神社(賀茂別雷神社)、下鴨社が山城国の一の宮となっている。
 
 秦氏は渡来人だけに控えめか(^^;)※
 八坂神社(疫病退散が始まり)の祭りに便乗して?、7月17日に神幸祭を行う。※2,3
 神幸祭では神輿に御霊が移されて練り歩く。※4
 祭りに酒は付き物。
 秦氏は醸造の技術も伝えたので、松尾大社は酒の神様として醸造家からの信仰の篤い神社となった。

※  秦氏:     応神天皇の代に、二万人弱ともいわれる人々を率いて渡来した弓月国(ゆづきこく)の弓月君(ゆづきのきみ)の末裔、ディアスポラでユダヤ系。
※2 7月17日:  ユダヤ人にとっては重要な日。旧約聖書の記述で、洪水が2月17日より始まり、5か月後の7月17日にノアの箱舟がアララト山にたどり着いた。
※3 神幸祭:    神が幸い、ユダヤの神様の幸を祈る祭りかもしれない(^^;)
※4 神輿(みこし):ユダヤの契約の箱(アーク)に由来か。神輿は神様をのせて移動する。

コメント
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