犀川の河川整備を考える会

犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をするブログ。

【日々是好日なり】日銀、またも最悪のタイミング

2024年08月06日 | 日々是好日なり
 「植田ショック」、「植田暴落」などと批判が集中しているが、
 以前から、日本経済が立ち直ろうとする芽を摘む、回復の腰を折るなどと指摘されていたが、
 今回も的確な指摘で追随を許さない高橋洋一らの批判にもかかわらず、同じような失敗か(-_-;)

 ①新聞報道によると、「7月30、31日の両日に開かれた日銀の金融政策決定会合で、ついに実質的なゼロ金利政策の解除が決定され、政策金利は0.25%へと引き上げられた」
 ②その直後、8月2日、「アメリカ7月雇用統計の就業者数の伸びが市場予想を下回り、失業率は4.3%で、4か月連続での上昇となり、市場ではアメリカの景気減速への警戒感が高まった」
 ③2日のニューヨーク外国為替市場では、「アメリカの景気が減速してFRB(連邦準備制度理事会)が利下げを行うとの見方が強まった」
 ④「日米の金利差の縮小が意識されて、ドルを売って円を買う動きが強まり、円相場は一時、1ドル=147円台前半まで値上がり」
 ⑤5日には、「円相場 一時1ドル=141円台まで値上がり 約7か月ぶりの水準になった」
 ⑥「為替相場が急落したことで、輸出企業の業績悪化が予想されて東証株価日経平均は、ブラックマンデーを超える大暴落」
 5日終値31,458円(-4,451円、-12.4%)。

 結果論だが、金融界からゼロ金利を解除して政策金利を上げろという圧力に抗しきれず、上げた途端に大波乱、とんでもないタイミングだった(-_-;)
 (ちなみに、高橋洋一氏の話によると、今回の金利引き上げで金融界は八千億円ほど潤うらしい!?)

コメント
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