犀川の河川整備を考える会

犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をするブログ。

【日々是好日なり】長老支配の懸念

2024年08月21日 | 日々是好日なり
 村社会が安定的に維持されている大きな要因の一つは、「長老による支配」だろう。
 長老、言わば豊富な知恵袋を持つ人生の達人であり、長年、集落に対して経済的、政治的、文化的に貢献を重ねた人でもある。
 
 村社会の運営は、この長老たちおよび各家を代表する戸主で構成される。
 戸主は、各家を代表して発言権を有し、各家の家人たちをおさめている。
 長老は、戸主の集まりを仕切る。
 これらの人々によって村の運営は安定的に運営されていく。

 この構図と同じように進められているのが、日本の国の政治だ。
 まもなく、自民党の総裁を選ぶ選挙が行われようとしているが、麻生、菅、森、岸田などの長老たちが、裏で暗躍していると聞く。
 そして、若くて見栄えがよく、人気のでそうな人たちが何人か候補に押し上げられているのではないか。

 村の選挙であれば、村の中だけのことだが、
 国ともなれば、世界の政治・経済・外交軍事・安全保障などで、各国のリーダーたちと伍していくだけの能力と経験と知力とが要求される。
 長老から後押しされて、厳しい競争を勝ち抜く能力でのし上るのではなく、言わば力が未知数の弱々しいリーダーを選ぶことにならないか懸念される(-_-;)


コメント
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