冷凍庫と冷蔵庫の中身を減らすべくの毎日。
ついでに掃除もして。
そしたら見つけたというか、思い出しました。
熊の脂。
昨年夏頃いただいて、使う時期でもなかったので、冷蔵庫の上段の奥深くに眠らせていました。
ハンドクリーム代わりです。
ベタベタも、においもないよと、弟がくれました。
かれこれ10年近くになるでしょうか、弟が山に植林した木を守りたいと狩猟を始めたのは。
植林した幼木を増えすぎた鹿が食べてしまうのです。
狩猟仲間に入れてもらって、驚いたことばかりだったようです。
一番の若手みたいだったから、鹿の追い出し役をしましょうかと言ったら、ダメだと。
あんたを探すのが大変になるから・・・・とか。
おまけに80代の先輩たちの健脚ぶりに驚き。
弟の飼った犬が猟犬としてとても役に立ち、あんたはいなくてもいいけど、犬だけはとか。
犬は本能で獣をどこまでも追いかけて行ってしまうから、皆さん猟する時間よりも犬の回収する時間が長かったりしていたのに、弟の犬はちゃんと戻ってくるらしい。
初めて仕留めた時は、その感動をみんなに語っていたけれど、さすがに慣れたらしい。
狩猟はまったく新しい世界を開いてくれたようだ・・・・と私は見ている。
料理もするようになったのだから。
猪汁を煮てて、会社に味を付けに来てと電話が入る。
あのねえ、皆さんに配るといっても、甥たちでしよう。
味付けは自分でさせたら、と私提案。
本当は・・・なぜ味付けできないのだろうと思うけど(笑)
鹿がほとんどで、猪はたまに。
初めて熊を仕留めたのだという。
仲間と一緒に。
その産物が、この熊の脂。
恐る恐る塗ってみると、いいではありませんか。
しばらくは脂がのこっていますが、マツサージをしているうちに染みこんでいきます。
ベタベタ感ありません、かえってサラサラしています。
踵にも塗ってみました。
次の朝には、その効果を実感できました。
肌の保湿が保たれるような気がします。
しばらくは楽しめそうです。
お読みいただきありがとうございました。
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お金もかかるようで。
下手な鉄砲も数打てば、と言いつつも弾もばかにならないから。
本来なら人間と共存が理想です。
里山の整備もできなくなり、境界がなくなってきたのですね。
戦後の植林で針葉樹の単層林が多くなって、餌がすくなくなってもきたりと、いろんな条件が複合です。
確かに、ネズミ算ならぬ鹿算で、駆除してもなかなか絶対量が減りません。
今や限界集落では、檻の中に人間がいる状態でしょうか。
命ある物の生をいただく、無駄にはできません。
といいつつ私はダメですが。
熊、本当に子どもの頃食べたことあります。それこそ脂肪の塊でした。
それにしても、たった3日で踵がすべすべになりました。
クマ肉も食べたことないですけど^^;;
クマの手は、漢方薬?
各地でクマが増えて困ってますよね
狩猟できる方が少ないのでしょうね