昨日新聞で、永井路子さんの訃報を知りました。
今読んでいるのが、この方の「姫の戦国」の上下巻です。
この方の作品そんなに読んでいませんでしたので、偶然に驚きました。
ご冥福をお祈りします。
最近戦国時代に興味づいていて、ついつい手を伸ばして買ってきた本でした。
読み始めたら面白い。
いままでは男性を中心とした物を多く読んでいたけど、こうして女性から見た戦国時代は、また少し違うのね。
この方の作品読んでみよう。
先日いただいた佐久市誌に、戦国時代の佐久市域の城館跡が地図に記載された付図が付いていました。
何気なく開いて驚いたのは、私の生まれた場所にも山城があったことでした。
群馬との県境の地です。
そんなの初耳でだれからも聞いたことがありませんでした。
だいたい誰が作ったのというところから分かりませんでした。
それでこの厚い佐久市誌をひも解きました。
「ねぶた城」とあり狼煙台があったらしいのです。
武田が山梨からきて、佐久を制圧したあと、上州にも軍をすすめるにあたったのですが、その時の兵糧の調達と連絡のための物だったようです。
今読んでいる「姫の戦国」もまさにこの時代が舞台。
この「ねぶた」という小字。
ここに我が家の田畑があって、6つか7つの頃母に、どういう意味なのかきいたことがありました。
母も言葉の意味など知らなかったのでしょう。
しばらく考えていたけれど、山を背負って日だまりの地でしたから、きっと眠たくなるような場所だから、そう付けたのかな、と笑いながら答えてくれた日のことが、最近そこの前を通る度に、母の声と笑顔が思い出されるのです。
郷土の歴史本を読み始めた私に、ようやくいろんなことが見え始めました。
今まで読んでいた本が繋がってきたということなのかもしれません・・・・・・う~ん私ってようやく大人になったかも(笑)
お読みいただきありがとうございました。
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其れも身近なところなら尚更ですね。
戦の続いた土地柄思わぬ発見もお有りなのでしょう。
各地で勃発した戦 大名たちのお城もあちこちに造られていたのでしょうね。
地名から戦国時代の武将の関わりを感じます。
昔を知る手掛かりとして貴重な市誌は美恵子さんにとってお宝になりましたね。
年齢を加えてこそ見えるものがあるのだと、この頃年を取るのも悪くないと思えます(笑)
地元に力のある豪族がいなかったので、この地は草刈り場のようだったのではと思います。
それがたったの450年前のこと。人間はあいも変わらず愚かなことをしていますね。