「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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長井さん直前写真の位置関係

2007-10-31 17:04:41 | 長井さん殺害の事実関係
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安全上の問題は何もありませんので、先に進んで署名してください。

先日、黒川さんからいただいた
写真の位置関係を説明する
地図をようやくアップしました。
地図は下記のリンクを確認してください。

http://hal.sakura.ne.jp/Nagai_Map.doc
以下メールより引用
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場所:
スーレー通り(Sule Rd)とアノーラター通り(Anawrahtar Rd)の交差点

状況:
この写真が撮影された直後に治安部隊が到着し、「10分以内に解散しろ」
と命じられたが、その約2分後に(威嚇)発砲が始まり、群集が逃げ惑うなか、
長井さんと思われる外国人ジャーナリストが撃たれて倒れた、というのが
現地からのレポートとして入ってきています。

上記に加え、写真提供者から現地の地図を入手しました。
添付ファイルにて確認願います。
件の写真は、地図の右下、North-East方向から長井さんに
向けられて撮影されたものです。
写真に見られる電話ボックスの後方に写っているのが、地図上の
Fire Stationです。
また、地図上の電話ボックスの真後ろに、barb wireとありますが、
その位置関係がわかり易い写真もありますので、1枚添付いたします。
画面右端に小さく写っている白髪の男性が長井さんであるようにも見えます。

追加情報として、この現場の発砲で、確認可能なだけで20歳の女性と
16歳くらいの男性が死亡したようです。
提供者の話では、地図上North-WestにあるTrader Hotelにスナイパーが
いた可能性もある、という事です。

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写真の掲載はこちらのページで。

http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/232ac4eb930a0fc470f59c61c040fcd6極秘ルートからもたらされた長井健司直前写真
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/7fb0af6f14c376403a4bed18d2a9643d長井健司直前写真①

http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/d6b66f58759d4b9e31adab9dfc530dd9長井健司直前写真②

http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/9c32845e23b2ca4976e6d766bac5e6b2長井健司直前写真③



ボランティアのお問い合わせについて

2007-10-31 12:10:29 | その他
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ボランティアに関して、複数のお問い合わせを頂いており、
大変嬉しく思います。

こちらからお願いがあります。
ボランティアはネットでのつながりでなく
現実の中で仕事をお願いする事になります。
具体的には街頭署名やシンポジウムの手伝いなどになりますが、
現実にお願いするため、
メールだけのやりとりでなく
まずこちらでは電話連絡を取った上で、
確認してお話を致します。
会の事務局の状況についても
ブログ上でも可能な限り説明していますが
こちらは脆弱な体制をなんとかやりくりして運営しています。


夜中にこちらから電話になる場合もありますし、
事務局のスタッフからたぶん直接電話が行きます。
前にも説明しましたが事務局所在地は
長井さんと縁のある会社の社長の好意で
事務員の方に専用電話の電話番を
お願いしているだけです。
中核スタッフはほとんど
テレビ関係者なので、仕事の合い間に
こちらから電話する事になります。
会の事務所の電話番号から電話する事は
物理的に不可能な体制です。

こういう事情は以前にもブログで説明しましたが
ご理解を頂いていない方がごく少数いらっしゃって
こちらも対応に苦慮しています。

体制が無い中でボランティアの協力もあり
なんとか維持しているこの活動です。
こういう状況を認識していただき、
そのうえでボランティアに関しての
お問い合わせをいただければと思います。

ボランティアのお申し出は必ずメールで
連絡の取れる電話番号を明記して
お名前も明記して下さい。
nagaikenji20070927@mail.goo.ne.jp(メール)
電話の受けられる時間が明記できる方は
明記してください。
また、電話番号は通知いたしますが、
知らない番号はすべて出ない方は
必ず留守電設定をしておいて下さい。
メッセージを残すように致します。





「長井さん殺害犯を訴追するにはシンポジウム」情報

2007-10-31 00:14:36 | その他
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署名に関してはじめて組織的な支援が
いただけることになりました。
MIC=日本マスコミ文化情報労組会議の
幹事会で長井さんの署名に組織的に
取り組んでいただけることになりました。
新聞労連や民放労連など
新聞社やテレビ局のマスコミの労働組合が
ほとんどこの傘下にあります。

この署名活動は
長井健司さんのテレビ仲間、ジャーナリスト、
同級生、一般のボランティアの皆さんで
おこなわれていて、これまでは
まったく組織的な背景が無かったのです。
今回組織的取り組みを
真っ先にこちらにお願いしたのは、
メディア関係者の組合の連絡会議が、
そもそもMICしかなく、
新聞労連や民放労連しか、
新聞社やテレビ局の組合の連合体もないため、
メディア関係者全体、
特に新聞の社員やテレビ局員に
広く署名活動呼びかけたい
僕らの意図にもっともマッチングしていた為です。
長井さんというフリージャーナリストの死を
組織メディアのマスコミの社員にも
自分の身に引き寄せて考えてほしいという
願いからです。

署名の用紙のPDFファイルも設置しました。
ダウンロードして手書きで署名する方のためにお使いください。
https://hal.sakura.ne.jp/shomei.pdf
http://hal.sakura.ne.jp/shomei.pdf


送付先は下記まで郵便かFAXで。
「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
 〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  
FAX 03-5772-1127

ところで長井さんが以前取材で密着していた
パレスチナの映画監督がいらつしゃいます。
この監督の映画を配給していた会社が
長井さんの取材時の思い出が忘れられず、
自分たちで出来ることはないかと考えた結果、
映画とジョイントしたシンポジウムが
今週日曜日午後二時から恵比寿で開催されるので
ご紹介しておきます。
このシンポジウムのひとつのポイントは
長井さんを殺害した犯人、
この場合は無差別な射殺命令を出した
ミャンマー軍治安部隊の責任者や幹部を
国際刑事裁判所で刑事訴追できないかということです。
国際刑事裁判所に日本が加入したばかりですし
一般の方はおろか、マスコミ関係者のほとんどが
国際刑事裁判所による訴追で国際的な不法行為を
追い詰める手口はよく理解していないと思います。
もちろんミャンマー政府は
国際刑事裁判所に未加入ですし、
現況の状況ですぐに実効性ある手立てではないのですが
国際情勢の微妙な変化によって
いずれこの手口で長井さん殺害に関与した
軍責任者を追い詰めることが出来うるかもしれません。
映画上映とシンポジウムをあわせて四時間の長丁場ですし、
映画の代金分の入場料も必要ですが
内容はかなり濃いものと思います。
長井さんのカメラとビデオを取り戻すための我々の活動と
長井さん殺害の指示犯の刑事訴追を考えることは
同じ延長線上にあると僕も思います。
当日、山路APF代表も参加予定です。
また、僕ら事務局のだれかも
現地で挨拶と署名のお願いも行う予定です。
イベント自体はかなり
ハイブリットなものであると思います。
主催されている配給会社からいただいた案内を
一部編集して掲載しておきます。
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<長井健司さんを追悼して>
シンポジウム
「ビルマ/ミャンマーで今、何が起きているのか」
-国際刑事裁判所(ICC)による訴追の可能性-


ミャンマー軍による長井健司さんの衝撃的な殺害。
『カルラのリスト』の公開および、
10月1日の日本の国際刑事裁判所加入を機に、
映画の先行上映会とシンポジウムを開催します。

■イベント内容

先日、ビルマ/ミャンマーにおける民衆と軍の衝突を報道するために
ヤンゴンにて銃弾に倒れたジャーナリストの長井健司さん。
この事件は、世界のいたるところで続いている
紛争や軍政による暴力が恐ろしいものであることを、
改めて惨い形で知らしめた事件となりました。
そして考えさせます。このままでよいのか、と。
たまたまなのですが今回公開する
ドキュメンタリー映画『カルラのリスト』は
旧ユーゴの戦犯を裁く国際刑事法廷を舞台に、
検察官カルラの姿を通じて
国際社会において正義をなすことの難しさを描き出します。
この法廷を一つのきっかけに設立された
常設の国際刑事裁判所(ICC)に、今年10月1日に日本が加入しました。
長井さん殺害という悲惨な現実を踏まえ、
ビルマ/ミャンマーの現状を
私たちはどのように捉えたらよいのか、
国際刑事裁判所(ICC)は軍事政権の責任者を訴追出来るのか、
「国際刑事裁判所(ICC)」という視点から
ジャーナリズムや国際法の専門家を招いて議論の場を設けます。

ゲスト:山路徹(APF代表)
ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
ミョーミントゥッ(ビルマ市民フォーラム運営委員)
新倉修 (弁護士、日本国際法律家協会代表)

司会: 浅井隆 (アップリンク代表)


■開 催 日:     11月4日(日)
■時  間:     13:30開場
<一部>14:00~15:50 映画『カルラのリスト』上映
<二部>16:00~18:00 シンポジウム
■開催場所:     東京都写真美術館ホール(恵比寿)
           目黒区三田一丁目13番3号恵比寿ガーデンプレイス内
■チケット販売方法: 当日11:00より会場受付にてチケットを販売
           1500円

【本件の連絡先】
アップリンク Tel 03-6821-6821
       e-mail : film@uplink.co.jp
       URL: www.uplink.co.jp

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署名の用紙のPDFファイルも設置しました。
ダウンロードして手書きで署名する方のためにお使いください。
https://hal.sakura.ne.jp/shomei.pdf
http://hal.sakura.ne.jp/shomei.pdf


送付先は下記まで郵便かFAXで。
「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
 〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  
FAX 03-5772-1127

ネットでは
署名フォーム(クリック→)https://hal.sakura.ne.jp/syomeis/sign
携帯電話はこちら(クリック→) http://hal.sakura.ne.jp/sign.html
署名フォームはhttps使用のため、セキュリティアラームがでますが
安全上の問題は何もありませんので、先に進んで署名してください。

肩書きは具体的な所属先でも、
「会社員」などの一般的なことばでもかまいません。
もちろんネット環境になんらかの問題がある場合は
メールやファックス、郵便物などで署名を頂いても結構です。



抗議文を引用しておきます。
======================================

ミャンマー連邦
タン・シュエ国家平和開発評議会議長殿
駐日ミャンマー連邦大使館
フラ・ミン特命全権大使殿

抗議文

 2007年9月27日午後、貴国のヤンゴン市内にあるスーレーパゴダ付近で、
取材中だった映像ジャーナリスト、長井健司氏が、貴国軍治安部隊の軍人に
至近距離から銃撃され、殺害されました。
自国の国民に対するミャンマー軍の一方的な暴力による制圧行動について、
国際的な取材活動をしていた日本人ジャーナリストの生命を、
警告もなく銃で奪ったことは、
殺害を前提とした意図的かつ残虐な取材妨害行為であり、
国際社会の一員として、また日本人として、
我々はこの行為を断じて許すことはできません。
しかも貴国の当局は、
長井氏が亡くなるまで手離さなかった
ビデオカメラとテープを未だ返却していません。

われわれは貴国治安部隊軍人による長井氏の殺害について強く抗議します。
また、長井氏の殺害の経緯を明らかにするとともに、
犯人の特定と厳罰を求めます。
遺品であるビデオカメラとテープも内容の消去など一切の改竄を許さず、
返却することを求めます。

       

ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会
(事務連絡先)
〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  

=====================================
  
ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議して、
抗議文の趣旨にご賛同をいただける方の、署名をお願いいたしております。
ご賛同いただける方は氏名と肩書きをお願いいたします。

呼びかけ人(順不同)2007/10/30 2100現在

 
鳥越俊太郎(ニュースキャスター)
田丸 美寿々(ニュースキャスター)
テリー伊藤(演出家)
徳光和夫(司会者)
麻木久仁子(タレント)
綿井健陽(ジャーナリスト)
石丸次郎(ジャーナリスト)
佐藤和孝(ジャーナリスト)
高世仁(ジャーナリスト)
櫻井よしこ(ジャーナリスト)
北村肇(ジャーナリスト)
江川紹子(ジャーナリスト)
井上トシユキ(ジャーナリスト)
二木啓孝(ジャーナリスト)
原寿雄(ジャーナリスト)
坂上遼(ノンフィクション作家)
河上和雄(弁護士、元東京地検特捜部部長)
紀藤正樹(弁護士)
田島泰彦(上智大学教授)
苫米地英人(脳機能学者)
前田日明(格闘家)
嵯峨仁朗(MIC議長・新聞労連委員長)
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抗議文の趣旨にご賛同いただける方は
氏名(フルネーム)と肩書き(職業か所属先)を
署名のためのインターネット上のフォームに書き込んでください。

物理的に手書きの署名の必要はなく、
お名前と肩書きをこのブログでリンクしているフォームに書き込んでください。
署名フォーム(クリック→)https://hal.sakura.ne.jp/syomeis/sign
携帯電話はこちら(クリック→) http://hal.sakura.ne.jp/sign.html

肩書きは具体的な所属先でも、
「会社員」などの一般的なことばでもかまいません。
もちろんネット環境になんらかの問題がある場合は
メールやファックス、郵便物などで署名を頂いても結構です。

なお、会には電話も一応ありますが、
電話番をお願いしているだけの状態ですので
何かご連絡のある方は(メディアなども)
できるかぎりメールでご連絡をお願いいたします。


「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/(ブログ) 
nagaikenji20070927@mail.goo.ne.jp(メール)
 〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  
TEL 03-3746-0065
(平日10時から17時で対応)
FAX 03-5772-1127