里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

やっと草を退かしました

2020-05-02 11:51:21 | 春後半

 今朝はびっしょりの朝露でした。畑の土手、スギナの藪は水玉を纏って 朝日でいろんな色の宝石箱になってました。

 畑の道と小さな土手はこんな具合で 草に蹂躙されてます。が 今朝の露で軟らかい感じになりました。

 

 去年豆を作っていた畑はこんな具合に 草藪でになってました。体力が追いつかなかったと 言い訳をしている内に。

 去年の暮からは この隣の畑で冬野菜をちょっとだけやってきてたんです。

 地主のYさんにあっちの畑を トラクターで耕して欲しいと頼んだら、草を退かさないと無理!と つれなく拒否。

 一昨日から隣のYさんの作っている畑をトラクターで耕すと聞いたんで、それでは こっちも遣って貰わなくては、とがんばったんです。

 茂ってしまった草共は刈り払い機を振り廻して、残っていた豆の残骸はいちいち抜いて集めて、どうにかトラクターに来てもらえるようにしました。実は半分位は Yさんの息子さんが刈り払って片付けも手伝ってくれたんで 出来た事。

 夕方にはあっちこっち痛いし、くたびれ果てました。

 努力の甲斐あって、こんなにさっぱり。

 

 草は畑の土手上に積み上げて、乾いたら燃そうと思います。積み上げた草の山は こんな草の集まりです。イネ科やマメ科、ケシの仲間やハコベにホトケノザ等等、春の草ぐさです。

 邪魔者の大物はこのポピーです。大株になって根もゴボウみたいで太く、鍬を入れないと退かない。

 初めは綺麗だからと外国から持って来て植えたに違いないんです。多分 カナダ辺りの 北の厳しい気候に堪えていた奴が 千葉の良い気候で大威張りでのさばったんでしょう。種は細かい芥子粒ですから、物凄い繁殖力。草臥れた元を作った困った奴です。

 今色々育っている方の畑は 玉葱が採れ始めました。早生は甘く生で食べられ、仲間には人気があります。仲間が作っているのは 苗が売っている普通の奴なんで、家の早生は皆が貰ってくれます。

 家の玉葱畑は バイオレットの畑みたいになってます。前からここに半野生化してました。玉葱の草取りで バイオレットだけは抜かないでおいたんでこうなった訳。邪魔なんですが抜くにしのびず、なんです。

 

 じゃが芋が育って土寄せをしてます。この畑はA婆ちゃん。家のより半月ばかり早い生育です。家のは半分も土寄せが出来てません。草の埋まらない内にやり終えないといかんのです。が、ね、

 

 村は躑躅が満開です。土手を回り込むと玄関まで 甘い香りに包まれます。去年の台風でも殆ど痛めつけられなかったので、上を覆っていた木々が無くなった所為もあってか、特に艶やかなのかも知れません。

 

 上を覆っていた代表みたいだった 楠。大枝、小枝が吹き飛ばされました。が、幹から一杯芽吹き 再生を始めてます。

 

 綺麗に耕されて 畑に戻ったからには 何か作らねば。考えてみます。

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