里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

畑仕事を始めます

2016-02-12 18:19:46 | 日記
 冬野菜は残り少なくなってきました。白菜は3個ばかりになり、大根は大きく育った2回目のが終わり半分くらいの大きさにしかなっていない3回目のだけになりました。ネギも大きくなった奴から抜いてましたが残り一畝に、ホウレン草や小松菜も霜に当たって甘くなったんですがもう終わりです。
 先週、去年豆なんかを作って、作った物を抜いた跡の畝が草になっていた畑を持ち主のYさんがトラクターで耕してくれました。もういつでも植えられます。寒いからなんて炬燵にもぐってはいられなくなりました。
 朝は霜で、土も凍ったりしてますが、お日様は随分高くなって、日差しがすぐに溶かしてくれ、背に受けてスコップで土を起こしていると汗ばむ位温かくなりました。春の畑仕事を始めます。
 
 トラクターで耕してもらった方は、もう一月位したらじゃが芋やキャベツ等の菜っ葉類を植えます。
 冬野菜を作っていた方の山際の畑は野菜が残っていたりしてトラクターで耕すほど広い面積が無いので、専ら力仕事でやっつけます。
 先ず、畝の幅の溝をスコップで掘って草や作物の残骸を放り込んでいきます。本当は堆肥にしなければいけないんですが、手抜きです。このまま暫く霜に掘った土や草なんかの消毒してもらうことにします。
 
 ここは去年後半、コスモスの叢にしてしまって、ろくに草取りもしないで放っておいたもんで、酷いことになってしまってました。土の浅い所はコウボシ。小さい球根から四方に根っこを伸ばし、まるで人間の神経組織、ニューロンから神経線維を出して繋がっている、みたいにびっしり繋がっています。一寸掘っただけでこんなに出て来ます。ほったらかしておいたツケです。丹念に取り除くよりないです。
 こいつの芽は錐の先みたいで、マルチフイルムを突き破って出て来ます。それで出来るだけ取り除いておかないといけないんです。
 
 深い所は篠竹の根っこ。こいつを退かすのはスコップで力任せに掘るよりないんです。地下の茎の節から槍の先よりとんがった先の茎を伸ばし、そこら中に出て来て、篠竹藪になってしまいます。
 ここは山際だもんで山の篠竹が常に根を伸ばしてきてます。去年の手抜きの分、重労働が必要になる、道理です。
 
 やっぱり深い所に根拠を置き蔓延るスギナ。この地下茎も縦横に這って、まるで張り巡らせた電線みたいです。ネットワークの地表に出たところがスギナになって叢になる。やっぱり掘って取り除くしかない。除草剤はあるんですが、使わない事にしてるんで、ひたすら掘る。
 
 前の土手際の蕗の薹がこんなになってました。いつの間にか春がここまで来てました。早速摘んで春の香りを楽しませてもらいます。
 
 家の長老、古梅が咲きました。幹は枯れてしまったんですが、次々新しい枝を伸ばしてくれます。
 
 裏の竹藪がやっと片付きました。出過ぎた竹を切り倒しました。切り倒した後が大仕事。枝を払いその枝を処分しなければならんのです。この枝が一山。何日かかけて燃します。灰は畑の肥やしに役に立ちます。
 

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