里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

秋の長雨で

2015-09-03 21:38:09 | 日記
 酷い暑さと乾きを耐えていた豆が、この処の連日の雨で急に枝葉を伸ばし、育ち過ぎになってしまいました。これ以上茂ってしまうと枝先が蔓になってしまい、豆の成る節が間延びして収量が見込めなくなります。
 鳩に発芽したところを食われて、追い蒔きして育ちが遅れた、隣の畑のYさんの方のが確りした株になってます。作物は中々丁度良いと言うようには行きません。
 こんなに出来過ぎた株になっては、ちょっとした風で倒れたり折れたりします。雨はこれ位にして、お日様に出てもらいたいんですが、こっちの思うようには行きません。
 
 大納言の種を買って蒔いた小豆は、苗にして植えたところを3割ぐらい夜盗虫に遣られました。それでも何とか持ち直しつつあったんですが、この長雨で急に伸びたため、一昨日の風で殆ど倒されたり折られたりしました。
 少しでも助けようと、土寄せしてやりました。いつもの泥縄ですが、助かって貰いたいもんです。

 茄子は雨の前までは、実が大きくなるのが見える位で、取り残すと、すぐ大きくなり過ぎボケナスになってたんです。今はこんな位にしかならず、硬い実にしか成らなくなりました。もう夏野菜は終わりです。
 
 豆が育ち過ぎたように、蛇草の奴も野放図に伸び放題に伸びて、そこらじゅうを覆ってしまいました。2日掛りで半分位剥がしました。
 剥がした草はこんな山が4つになりました。積んでおいて、上の乾く奴は燃します。下の方で腐ってしまう奴は溝を掘って肥料と一緒に放り込み、冬野菜の畝にします。

 草を剥いで救出したヤム芋です。蛇草に埋まっていたんです。これで何とか種ぐらいは収穫できるでしょう。 
 
 蛇草を剥いだ所を、Yさんが耕運機で耕しました。大根と白菜を植える予定だそうです。Yさんは去年役所を定年退職して、農業に帰ってきました。殆ど趣味でやっているみたいなもんですが、採れれば直売所にも出せるし、出来るだけ手伝うようにしてます。 

 居間の前、軒先のシュウメイギクの藪に秋の虫が来ていい音を聞かせてくれてます。夕方すぐにはクツワムシが騒々しくやってますが、今はマツムシが透き通った音でチンチロチン、チンチロチンと奏でてます。コオロギも和してもうすっかり秋です。
 ベラドンナリリーが咲き出しました。花の時は葉っぱはありません。花茎を不意に伸ばしてこんな奇麗な花を咲かせます。秋を知らせてくれる花です。
 
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