里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

彼岸花が盛りです

2015-09-19 11:05:01 | 日記
 降り続いた秋の長雨が漸く上がったみたいです。昨日は夜中から朝方にかけて、酷い降りで、雷が頭の上で大騒ぎしてました。家の前の道に降ったのが集まって、沢が出来たみたいに流れ下って行ってました。前の家の姉さんが回覧板を持って来た時、’雷がおっかねかった’と話してました。
 今朝、橋の上から見た小櫃川は、まだ泥水で水面は土手を洗いそうなくらいまでありました。上流の亀山ダムの辺りもかなり降ったようです。
 
 昨日は小降りになるのを待って、大根の2回目とほうれん草なんかの菜を蒔きました。ほうれん草の種は前に水に浸けて蒔く支度をしておいたんですが、一昨日の雨が酷すぎて蒔けなかったんです。種の殻が割れて来て、これ以上待てなくなってしまい、雨の中蒔いてきたんです。畑の土がドロドロで長靴が重くなって、雨の続いた雨の中では畑には出るもんでないと思い知らされました。

 今朝は長雨も降り飽きたようで、霧の上に青空が見えました。長々と降ったんで、暫くは降らないんじゃないでしょうか。
 早朝の畑は霧が残ってました。暫くはお日様にしっかり仕事をしてもらい、伸び過ぎになった豆に少しでも莢が着く事を期待しましょう。
 
 前庭の山椒の実が朱くなって、殻が割れて黒い種が見えるようになりました。番で裏庭の先の山木立を住処にしているキジバトが啄みに来てます。山椒の実の殻は物凄く痺れる辛さで、鳩の奴はこの痺れは何とも無いのかと不思議だな、と見てました。が、良く見たら、殻が割れて真っ黒い種が出てました。
 秋が気が付かない内に進んでいました。殻は物凄い痺れる辛さですが、種は全く辛くなく、油の多い栄養一杯のご馳走になります。普通、種は食わない目白もこの種は食べに来ます。
 この山椒はここへ来た時植えたんで、もう10年以上になります。大きくなりました。若い実は沢山摘んで、色々使いましたが、大きくなった樹一杯に成ったののほんの一部でした。朱くなった実が樹一杯に付いてますので、暫くは小鳥の給餌場になるんでしょう。 
 
 畑から逃げ出した韮が畑の土手で花盛りです。家でも前庭に植えたのがはみ出して、小道の土手上で咲き出しました。
 天気が良ければ、大きな蝶が来て、見事な容姿を観察させてくれます。今日は晴れそうなんで、揚羽蝶や大型のタテハチョウをはじめとして、色んなのが集まりそうです。
 
 葉っぱが無いのに、いきなり花茎を伸ばし現れる秋の花、ツルボが今年も、いつの間にか咲き出してました。雨ばっかりだったんで、気が付かなかったんです。
 ここは畑の土手で、夏の間は夏草が蔓延って煩いんで刈払い機でしょっちゅう刈り払います。こいつの葉っぱは他の草が伸びる前、春に伸びて、夏には何にも無くなってます。夏草の最後の奴を刈り払って奇麗になった今の時期に花茎を伸ばしてくるのは 理に適ってるんですかね。
 小さい花が花茎の下から順々に咲き上がります。
 
 棚田の土手や畦道には彼岸花が真っ赤に、燃えているように咲きました。こっちは ど派手な群落です。こいつも 葉っぱが無いのに地面からいきなり花茎を突き上げ、天辺に次々花を咲かせ続けます。葉っぱは冬から春に広げ、夏は何にも無くなります。村の道の側、土手等にも咲きました。彼岸になるといつの間にか咲き出します。草には忘れると言う、認知症なんかないのかな。
 
 家を出た所、道の土手に一叢の、薄い黄色の彼岸花が咲きました。この前来た時には無かったんです。見事な花の塊です。
 最初、薄い黄色の塊で、何か置いてあるんだろうかと見間違いました。真っ赤なのも良いですが、この色のは、また変わった美しさがあります。こっちの方は雨が似合います。
 
 畑は、この前植えた早生の玉葱が殆ど虫に食われてしまいました。雨続きで見てやれない内に遣られたんです。雨が降っていても虫の奴は食い続けるんだと納得させられました。まだ種が残ってますので、蒔き直して苗を作ります。
 白菜も大根も、かなり育ったのに、葉っぱに大穴で小さいのは葉の筋まで食われてます。ネットを掛けてますが、ほんの少しの隙間から侵入されたのか、土の中に取り残した夜盗虫の所為もありそうです。育ってきたネギは夜盗虫の餌場、葉先を食ってその仲に入り込み中から食う始末。
 自然の力、虫の、獣の力に対しての、戦争法案みたいな百害ありて一益もない金食い虫で権力亡者の妄想ではない、有効な手立ては無いもんでしょうか。
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