里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

栗の花が落ち始め 梅雨です

2017-06-08 09:59:50 | 初夏の里山
 栗の花が満開です。早くに咲いたのは落ち始めてます。栗の花が落ち始めると 梅雨入りだ、と言われますが その通りになりました。

 栗の花は雌雄別です。雌花は丁度 金平糖みたいで頭の先に雌蕊の飾りをつけてます。花房の元の方にちょこんと着いてます。
 雄花は所謂 栗の花と言われる 白く長細いブラシみたいな 青草く生臭い香りを振り撒くやつです。満開を過ぎるとすぐ みすぼらしい汚れた色になって 落ちてしまいます。
 
 梅雨の来る前に、と 裏の藪を刈りました。腰に近くなった三つ葉やセリに蕗や茗荷、藪枯やカナムグラなんかの蔓草、名前が判らない雑多な草草、キイチゴや桑、樫の仲間やケヤキや榎なんかの生えて来て灌木みたいになった奴等を 刈払い機を振り回して。
 刈払い機のタンク3杯分のガソリンを使っても まだ残った藪は この次に、お得意の先送りにします。朝から始めて 午後半ばまででもこの体たらく、足に来たんで ここまで、
 
 前の土手際の枇杷が色付いてきました。カラスが一番色の良い大きい奴を捥いで持って行くのを見たんで、これではならじ、と網を掛けました。隣のOさんに手伝ってもらって。
 天辺ののは 届かないんで 諦めて、下の方だけでも今年は食ってやる!と 頑張って張りました。これでカラスは何とかなるかも知れませんが、ヒヨは潜り込んで来ます。ヒヨが取る前に一寸位早くても採るしかないかな、
 
 畑は、トマトがもうすぐ色付きそうです。選んだ種が良かったか 育ちが良く、苗を買て来た皆を追い越す勢いです。
 
 トウモロコシの1回目が 花穂が出て来ました。蕊虫が入るから 穂が出る前に上から薬を入れてやるんだよ、と教えてくれたU婆さんも 先日亡くなって 寂しくなりました。もうじきお盆です、トウモロコシを上げて U婆さんの笑顔を偲びます。
 実ってきたら 狸やハクビシンなんかの獣やカラスと戦争です。今年はどうやって盗られないようにするか、思案の為所です。

 じゃが芋が上がって来ました。新じゃがでは幾株か掘って食べました。地主のYさんは 幾畝か掘って 直売所へ出したそうです。今年は 皆安い値をつけているそうで、Yさんが何十円か高い値をつけたら 皆値をつけ直していたそうです。
 
 Aさんは 手際が良い。あっという間に一畝掘って片付けてしまいます。今年は成が悪いと言ってました。

 落花生が芽を出してきました。カラスが心配でしたが 無事切り抜けたようです。落花生は双葉に当たる 所謂落花生が土の中から持ち上がって来て、割れて本葉が出ます。その上がって来る落花生をカラスが啄むんです。酷い時は 一列全滅になります。蒔いた後 釣りのテグスを張り巡らせて カラス除けします。カラスは羽が引っ掛かる この糸が危険と知っているらしく 効果が有ります。
 
 晩生の玉葱も上がってきました。梅雨の晴れ間を見て 収穫します。
 
 蚕豆の種取りに残した株が 葉が落ちて 莢も黒くなって来ました。早くに カラカラ になったのは 取りましたが、未だ湿った感じだったのは残して置きました。今度晴れた時に 全部抜きます。
 
 これからは 晴れ間を見ての仕事になります。じゃが芋は梅雨が上がってから掘ります。傷んだのは梅雨の間に 腐って無くなると これもU婆さんが教えてくれたんです。
 梅は色を見ながら 完熟を採ることにします。山椒の実は 丼一杯摘みました。沢山成ってますが 小鳥の啄ばみ用に上げることにします。
 梅雨に入ったと思ったら もう秋蒔き用の種のカタログが来てます。
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