masaring

自己チューの進行形日記でshow。

ペット(猫)たちの会話。

2007年08月02日 | ペットが語る

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※これは、ある方のお話を聞いた、我が家のペット達の会話です。

「ねえ、今、日本ではペットの数が多いの知ってる?」
「私には関係ないけど、どれくらいいるの?」
「日本人の15歳未満の人口より多いらしいのよ!」
「えっ、そしたらペットを飼う人間は、大変よね。」
「そうなの。だからペットの問題やトラブルも増えてるのよ。」
「えっ、それどういうこと?」
「ペットを飼うのに飽きた人や疲れた人は山野へ捨てるそうよ。」
「えっ、それ本当の話なの?」
「置き去りにしたり、食事を与えなかったり、暴力をふるったり。」
「それじゃ、ペット達も大変だ。私達も生きてるのにね!」
「そう、みんなに大切なひとつの命があるのにね。」
「人間の勝手で捨てられるペット達は大変だね。」

「そうなの。人間とペットが一つの社会で暮らすのは大変!」
「人と人には、仲良く暮らすルールがあるのにね。」
「そうそう、同じルールが人とペットにも必要なのよ!」
「人間のこどもは、大人がペットをどう扱ってるか見てるよね。」
「そうそう、見てる、見てる。」
「そんなこどもが大きくなると、どうなるのよ。」
「命を軽く考えるこどもが増えてくるのよ。」
「こどもの未来を考えると、私たちペットの問題は深刻ね。」
「私たちは、ひとりで生きられないから仕方ないよね。」

「でも、私たちは人間にうるおいととやすらぎを与えているよ。」
「同感、同感。癒しているとも言えるわ。」
「そして、私たちの寿命は人間よりずっと短い。」
「そうそう、だから生命のサイクルを学べるよね。」
「生命のバトンタッチやリレーの勉強を肌で感じられる。」

「それって、最高の教育じゃニャいの!」

717_069_1「そうね。でも害獣もいるのよ。」
「害獣って何?」
「畑をあらす、あらいぐまとか色々。」
「どうして、あらいぐまって可愛いのに。」
「あらいぐまは、元々日本にいなかったの。」
「それがどうして。」
「ペットとして日本に来たみたいよ。でもネ。」
「でも?」
「飼うのを放棄したひとりの人間が捨てたの。」
「確か、あらいぐまは繁殖力が凄いって聞いたことあるわ。」
「そう、みるみる内に増えて、食べ物を探して、害獣になったの。」
「大変なことね。」

「私たちは親子だけど、お母さんは私を生んでから手術した。」
「そしてあなたも、こどもを生んでから、手術をしたわね。」
「この家の飼い主が私たちのことを考えてくれたのね。」
「だから、私たちは幸せに暮らせるの。」
「そうそう、だからお返しに飼い主にうるおいを与えてるつもりよ。」
「そうそう、人間たちと仲良く暮らしましょう!!。」

(ふたりの結論)「人間とペットは地球に生きる同じ仲間ね!!」

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【この花は、高野山金剛三昧院の多宝塔の下のキボウシの花。葉は少し小ぶり。】

コメント (5)
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