masaring

自己チューの進行形日記でshow。

記録写真破棄される

2004年08月27日 | masaringの内緒話

今日、以前の職場(課)の前を通ったら
声をかけられた。
「君の写真いっぱいあったぜ!!
髪の毛がふさふさしてて、ふっくらさんの時代の写真」
まるで、ひやかし半分に。

何のことかと、整理している部屋に入ったら
私が8年間在籍していた課の
記録写真を破棄するために、
アルバムをゴミとして捨てようと
分別作業しているところだった。

自己チューのくせに、整理魔の私。
年代別に、事業別に記録写真を整理し
それを見れば、時代背景と
事業の企画から実施までがすべて分かるようにと
丁寧に作り上げた、私の仕事の歴史の証。
それが、すべて今、まさに処分されている。

今、三位一体が唱えられ、行財政改革が叫ばれ
無駄をはぶこうと、連日研修が続いている。
(要は、辞めたい方募集、肩たたき研修だが)

そして、書類の整理(処分か永久保存かを決める)が
各課とも進められ、何もかも?次々と
破棄されている。
専門用語で、「完結書類の整理」と言うらしい。

私の歩んできた道(しごと)?は、「完結」の2文字で
済まされるものでなく、
幼児から青少年を健全に育成するという観点に立てば
永久に取り組むべきものだ。

ある、アルバムの表紙に私の字で
こう書いてあった。
「このアルバム1冊をみれば、初心者の方でも
事業の企画から実施まで、すべてが分かる。」
後輩が、困らないようにと作成したものであったが、
今の時代、そんなもの、無用の長物なのだ。

でも、時々、資料集めをしている人に出くわすと
必ず出てくる言葉がある。
「記録に撮った、写真があれば嬉しいんだけど。」

今日、その課の前を通らなければ良かった。
と思うと同時に、過去は過去。
これからが大事とも考えた。
写真がなくなれば、一番多く写っていた私も
いないんだから。

異動当初はよく「教えて、教えて」の連続の
毎日だった。

もし、今度、
その当時のことを聞かれたらこう言ってやろう。
「M君。あのとき、どうやったっケ?
一番長くいたから、まだ覚えてるやろ。」

「そうですネ。記録写真を撮っていたので
写真集があればすぐ思い出せるんですが、、。
あれが、事実そのものですからネ。」

コメント (1)
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