malのあっちこっちブログ

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東福寺・・・前篇

2013-11-14 15:03:34 | 
鎌倉時代に時の摂政・関白 九条道家が東大寺と興福寺から一字ずつを取って名づけたと言う。

バス停から「右側通行お願いしま~~す」と言う声に導かれて風情のある重文の「臥雲橋」を通って

日下門に向かう。

門を入ると

正面に本堂、仏殿が見える。

仏殿わきにある券売所で入場券を求め

通天橋と言う洗玉澗と呼ばれる水路を跨ぐ橋を通って入場する。

券売所の正面が

経蔵である。

紅葉の頃はさぞや美しかろう、という通天橋
 
自然の地形をうまく生かした谷を渡る通路である。

通天橋からは臥雲橋が見え、臥雲橋からは通天橋が見える。下には洗玉澗が流れ、菩提寺としての東福寺と開山した円爾弁円廟を分けている。

通天橋の欄間

こんな飾り欄間一つをとっても風情がある。

通天橋を渡りながら


開山堂に向かう
 
開山堂は創建者の円爾弁円(聖一国師)を祀る。

この開山堂と角を接して
 
普門院がある。

2棟の間には
 

 
白州を方形に模った広場があり

普門院の正面に
 
江戸中期に作られた名園がある。

普門院の前には
 
瓦敷きの通路があって、アタシはこの通路が好きなので、しばしこの感触を楽しんだ。

今でこそ残っているものはほとんどないが、奈良、白鳳、天平時代のお寺には瓦敷きの床が沢山あった。

開山堂を出て

愛染堂に向かう途中の普門院の裏に通ずる坂道。

ここからは通天橋を通らずに

洗玉澗に下りながら木々の間を歩くことにした。

 
紅葉には少し早いけど、その分人も少なくゆっくり散策できる。


なんとも愛嬌のある鬼瓦

 
洗玉澗を渡って、経蔵の裏手に向かって緩やかに登ってゆく

 
秋を迎えて、冬に備えて


芝生も色づいてる気がする

 
お寺のお庭って何故かいいよね・・・