malのあっちこっちブログ

山・旅・料理。。。

気ままに、気張らず、、出来ることを、、、

京都御所・・・

2013-11-12 16:16:34 | 
御所の特別公開に行ってきた。

二条城の特別公開の時も見学に行き、和宮のお部屋やお道具などを見た覚えがある。

この特別公開だけで京都に来たかどうかはわからないが、最近、京都の楽しみを覚えたことと奈良を組み合わせたら鬼に金棒、迷わず直行となった。



出町双葉から御所境内に入ると


こんな看板が目に付いた。

1300円が300円って、、、なんだか堂々とこういう訂正が分かる看板を使っているのって。。。

特に大型車とかバスとか書かれていないし・・・・・

やがて


猿が辻の角に出る。


ここを右折して西に向かう。

皇后門を左折すると


入場する人が見える宣秋門に着く。

ここからが京都御所となる。入ると正面が


御車寄(天皇以外の参内者が入る)となり

ここから参内すると

 
諸大夫の間と言う場所に通されるらしい

 
こういう襖絵が描かれた場所で待つことになる


それぞれに部屋名と待つ人たちの位付けがされている。

御車寄を通り過ぎ建物を回り込むと


新御車寄(大正天皇の即位のときに新築された。以降の天皇、皇后の玄関)がある。

この前を東に向かうと

 
右に建礼門がある。

あの建礼門院とは何の関係もない。悲運の安徳天皇の母親だった方だ。

この門から入ると正面に

 
紫宸殿が見える。

建礼門は紫宸殿の南面正門であり、天皇皇后や外国元首が通る正門となる。

紫宸殿の回廊を回り込むと


京都いけばな宗家の作品が展示してあった。


アタシはこれが好き。

日華門から紫宸殿に向かう

 
右近の桜、左近の立花に迎えられた紫宸殿がある 


内部には天皇の高御座と皇后の御帳台があったが写真では撮り切れなかった。

 
白州もきれいだ

唐竹や呉竹のある庭を通って紫宸殿の裏に回ると

 
こういう従者が待機する場所があった。

お庭には

 
珍しい飾り瓦や                                                 変わった竹垣があった


樺橋を見ながら


御学問所に出る。

 
お部屋の名前と襖絵の説明書きがある


 
前は御池庭と言う回遊式庭園がある。

御学問所の横に蹴鞠の庭と言う、あの蹴鞠をする10m四方ほどの狭い空間があった。


どこでもそう思うが管理されているお庭は見ごたえがある。

御学問所を過ぎて御常御殿に行く。

ここは天皇が日常過ごされたところで御所の中では一番広く15室ほどの部屋があると言う。

この前にあるお庭を御内庭と言い、

 
曲折した遣り水を通した趣向を凝らしたお庭で

 
植わっているススキにも気品が漂う・・・ね

御常御殿の離れになっている


御涼所と言われる場所や、その手前に新年に使われる迎春と呼ばれるお部屋もあった。

順路に従い御常御殿の脇を曲がると

 
御三間と呼ばれる場所に出る。

板戸が上に持ち上げられていて、面白い造りになっている。

 

 

 

ここの襖絵も中々見ごたえがあったのだが、何しろお庭から眺めているので望遠でもない限り上手くは撮れない。

特別展示の

  


素晴らしい襖絵がまじかに展示されていた。


見終わって出口の清所門に向かう



建礼門を御所の外から見る

 

大宮御所に向かいながら脇を通って寺町通りに行く。