◇安芸の宮島・厳島神社
福山から山陽道に乗って一路広島へ。
ライトアップされた原爆ドームを見るのは初めて。元安川と平和大通りはイルミネーションで彩られていた。
翌日は日曜日。混雑を避けるために早朝に出発。しかし宮島にわたる宮島口の駐車場は満杯。
丁度引潮にあたり、厳島神社の鳥居は足もとまで見せていた。
厳島神社は仁安3年(1168)平清盛が現在の社殿を造営した。平家一門の守り神であるが平氏
滅亡後も時の権力者の篤い信仰を受けた。国宝・重要文化財を多数擁し、1996年世界遺産に登録。
島自体が信仰の対象であり、島内では農林漁業・製造業などは認められていない(一部に牡蠣養殖
業がある。)。
モミジ谷という紅葉の美しい散策路があるが、やや最盛期を過ぎていた。
宮島といえば「もみじ饅頭」と「焼き牡蠣」。
昼食は牡蠣尽くしでビールまで飲んだので満腹状態。焼き牡蠣は初めて食したが、実に美味であり
大満足した。
牡蠣フライ・牡蠣めし・牡蠣のオイル焼き・焼き牡蠣
◇「石亭」で牡蠣などを堪能
宮島口は廿日市市にあるが、6キロほど南に「宮浜温泉」という温泉がある。
今日の宿として 娘夫婦が用意してくれたのはこの地にある「石亭」。
部屋数は12ほどで大半が平屋であるが、山の中腹にあり、傾斜をうまくかしてそれぞれ造り
を異にしていて、いわゆる温泉旅館という単調さはない。既に暮れ正月も常連客の予約で一杯
らしい。
夕食時に大きな盃が持ち込まれて驚いた。結婚40年の記念の食事だと告げたため石亭で用意し
てくれたらしい。
料理も瀬戸内海に面した料理旅館だけに、牡蠣・鯛・穴子はもちろん新鮮な魚介類が並んだ。
(献立名:霜月)
食前酒:地酒
大盃 茶振り海鼠 天然鯛薄造り・鰆など サヨリの骨揚げ あなご白焼き・燻し
揚げ麩白酢和え 牡蠣フライ 牡蠣酒粕焼き 結び針魚・松茸
撚り海老黄身酢掛け
メバル塩焼き 焚合:アナゴ有馬煮 強肴:牡蠣肉味噌野菜 洋梨と林檎葡萄酒煮
焼き柿 練乳アイス
スイーツ・地酒
食事:あなご釜焚きごはん
夕食前に孫二人を連れて貸切風呂へ。二階にはシャンパンとが用意されていてくつろげる。
(以上この項終わり)
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