読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

季節の果物を描く(2)

2010年08月19日 | 水彩画
ブドウを描く
 妻の友人が栃木県野木町に住んでいて、地元、といっても大平町のブドウ園か
らブドウを一箱送って下さった。
 種なし「巨峰」と種あり「ハニーヴィーナス」。
 さっそく桃とレモンを買ってきてブドウに添え、さらに引き立て役に紅茶セットを
配し、画面いっぱいになるように構図を定めた。

 桃は柔毛、ブドウはハイライト、レモンはブツブツした肌がポイント。端役とはい
え紅茶ポットとティーカップはどの程度描きこむか。さらに毎度のことながら背景
色をどうするか。課題が多く、何やかやで4~5時間かった。

 背景色はティーセットの色と競合するが、ベースをペインズグレイにしたので、
寒色系は避け淡い黄土色とした。
 ベースのペインズグレイは変化を持たせるためにラップ手法を使った。
 まだウェットのうちに食品ラップをくしゃくしゃにして被せ、乾くまでしばらく待って
剥がすと微妙な文様が描き出される。


   
    クレスターF10 (10号)

    
(以上この項終わり)
   
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