読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

ゴーヤ干し

2010年08月22日 | 料理

ゴーヤの保存法
 今年初めてゴーヤを作った。
 西日が差しこむ食堂の窓にちょうどかぶさるようにゴーヤを育て、日除けにしよう
という魂胆。「沖縄のゴーヤ」という苗2本。普通の苗2本。合計4本の苗を特大の
プランターに植えた。

 肥料はたっぷり入れたのに、なかなか大きくならず、花は咲いても雄花ばかりで
やきもきしていたが、そのうち小さな雌花がいくつかできて、いつの間にか立派に
育ち始めた。すでに10本以上は収穫し、ご近所や娘のところに配給した。

      

   

 これまでもご近所などからたくさんのゴーヤをいただいても、家人は「栄養価が
高いということはわかるが、あの苦みだけはどうも…」と定番のゴーヤチャンプル
などもめったに作らなかった。
 しかし最近苦みを極力少なくする手立てを講じて(食感は犠牲にして、できるだ
け薄く切って塩揉みし、茹でこぼし長時間水にさらす。)「ゴーヤサラダ」なども作
るようになった。

  自家栽培の野菜の利点の一つとして「早めの収穫」がある。あまり大きくしない
で、柔らかいところをいただくのだ。
 我が家のゴーヤは胡瓜くらいの大きさで収穫することにしている。多少は苦み
が少ないのではないか。

 昨晩(8月21日土曜日)は流山市と三郷市合同の花火大会があり、娘家族に
招待された。流山おおたかの森駅近くのマンション10階からなので結構な花火
を大いに楽しんだ。
 さて、招待されたので手土産に「ゴーヤ」をと思って「ところでゴーヤは要る?」と
聞いたら「・・・まだある」(この間あげたゴーヤがまだのこっているのだ)。ウーン、
やっぱりゴーヤはなかなか毎日食べるというわけにはいかないのだ。
 ゴーヤはこれからもどんどん出来ていく。なんとか無駄にしないためには保存し
なければいけない。そこでインターネット情報の助けを求める。

 やはり保存法はあった。冷凍法もあるが、冷凍庫は一杯なので、切干大根の要
領で作る「ゴーヤ干し」がよい。


<日干し保存法>
 ①ゴーヤを洗って半分に縦割りし、スプーンで苦みの元ワタと種をえぐり取る。

      

 ②およそ2ミリほどの厚さに刻む。

     

 ③梅干しの土用干しに使ったザルに広げ干す。

    

    ④完成品

    
        

  実に簡単で、わずか4~5時間でこのようにゴーヤの干物が出来上がった。
  シーズンオフに水に戻して調理するのだそうだ。これならゴーヤシーズンに
 ご近所などに無理やり差し上げて迷惑がられないで済む。

   (以上この項終わり)
  

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