◇大正ロマンのうどん店
かつての職場の同期会が浅草であった。
幹事の肝いりで、「無限堂」という稲庭うどんの直営店で昼会席。大正ロマンムードたっぷりの店の
しつらえが我々年配者には心地よい。
店先で「なまはげ」が迎えてくれる。
今回は季節感としてはぎりぎりの「きりたんぽ鍋」。鶏肉はもちろん本格秋田の比内地鶏。それ
に「飲み放題」を付けてくれたが、冷酒に秋田の銘酒「新政」が出てきた。ジョッキの生ビールもあっ
てなかなか良かった。
もちろん締めは「稲庭うどん」。これがきりっとしていて酒の後にいい。
◇浅草寺の人出は
桜の時期の浅草寺の仲見世の賑わいにしてはかなり寂しいのではないか。
第一外人さんがさっぱり見当たらない。中国人、韓国人、台湾人、欧米人・・・。この地震騒ぎで
観光客の客足がばったりと止まってしまったらしい。前は通りすがりの人の会話は中国語か朝鮮
語ばかりだったのに。観光地、行楽地が今青くなっている様子が推し量れる。
浅草寺本堂は2009年2月から改修工事をやっていた。去年の12月にようやく改修が終わって、
鮮やかな朱色と瓦屋根を取り戻した。
この平成本堂大営繕工事記念行事として、浅草寺本坊である「伝法院」の庭園と大絵馬その他
の寺宝を公開していた(「大絵馬寺宝展と庭園拝観」有料200円)。
これまで伝法院の庭園は金網越しに透かし見を決め込んでいたが、実際にゆっくりと回遊してみ
ると、小堀遠州築庭というだけあってなかなか見事なものである。
折から桜が見頃とあって押すな押すなの盛況であった。
◇スカイツリータワーを間近で
さて、浅草寺参拝ののちは、吾妻橋を渡り〇〇こビルと異名をとる某ビール会社の展望ビル22階
に上がり、飲み物を摂りながら追い込みに入った「スカイツリータワー」を眺めた。既に634mの工事
は終わり、最後の詰めに入っている。
隅田川は普段だと桜見物の屋形船が犇めくところ、どうも船の姿も少なく寂しい。
桜はといえば、隅田堤の桜並木も今日の暖かな陽気で五分咲きといったところか。
(以上この項終わり)
最新の画像[もっと見る]
- カーリン・アルヴテーゲン『裏切り』 1週間前
- 咲く花は時を忘れず 2週間前
- 咲く花は時を忘れず 2週間前
- 咲く花は時を忘れず 2週間前
- 雫井脩介の『霧をはらう』 1ヶ月前
- ブーゲンビリアを水彩で描く 2ヶ月前
- 中山七里の『 絡新婦の糸』 」 2ヶ月前
- 金子玲介の『死んだ山田と教室』 2ヶ月前
- 米澤穂信の『黒牢城』を読む 2ヶ月前
- メアリー・ヒギンズ・クラ-クの『魔が解き放たれる夜に』 3ヶ月前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます