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気が向いたときに気が向いた話題でつぶやきます

「SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ」が発足

2010-10-19 | つぶやき
環境省と国連大学高等研究所が、19日、掲題国際組織を発足。COP10の会場で発足式が開催された。「里山」を生態系保全の国際モデルとし、世界に広げることを目指す。カンボジアやペルーなどの環境省、ガーナ生物多様性委員会、国連開発計画(UNDP)、愛知県や兵庫県など51機関が参加する。二次林や田んぼなど人間が手を入れながら自然との共生に努める「里山」では、多様な動植物が育ち、手付かずの原生林よりも生態系が豊かとされ、近年は、東南アジアや南米、アフリカでもその重要性が認められつつあるそうだ。海外の人材を日本に招き、各国の生活習慣に合わせた里山管理の方法も検討する。 ⇒ http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E3EBE2E6E28DE3EBE3E2E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;at=ALL
(関連:8/23マイブログ)

北ア立山連峰に国内初の氷河か?

2010-10-19 | つぶやき
富山県の北アルプス立山連峰の雄山(標高3003m)で、氷河の可能性のある「氷体」(氷の塊)が見つかり、8月末から、GPSを利用して氷体が実際に移動しているかどうか探っているそうだ。氷体が氷河と認められるには、1年以上継続的に動いていることが条件となる。発見された氷体は長さ700~800mで、幅は最大200m、厚さは最大で30mと推測され、国内最大級。氷河に見られる穴「ムーラン」が確認されたほか、氷体内に氷河特有の斜めの断層があり、以前は動いていたと考えられるという。雪渓の傾斜や、氷体の大きさから、計算上は年間で0.7m~1.6mは動いていると推測されるという。実際に氷河であれば、国内初であり、画期的な発見となる。ただ、積もった雪の重みで冬の間だけ動いていたりする可能性もあり、数年間の連続した調査が必要のようだ。気長に待つしかなさそうだ。 ⇒ http://www.asahi.com/science/update/1016/TKY201010160313.html

世界初、「量子暗号通信」による動画伝送

2010-10-17 | つぶやき
独立行政法人・情報通信研究機構は理論的に盗聴が不可能とされる「量子暗号通信」を用いたテレビ会議の試験を始めた。試験にはNEC、三菱電、NTT、東芝、欧州の研究機関が参加する。研究用の光ファイバーネットワーク利用し、2~3年かけて安全性などを検証し、2014年をめどに実用化を目指すという。「量子暗号通信」は情報の暗号化や解読に使う「鍵」を光の粒(光子)でやりとりする次世代暗号方式で、途中で盗聴すると必ず痕跡が残るため、鍵を変えることで対処でき、理論的に盗聴が不可能と考えられている。米国防総省や欧州連合(EU)が音声データを送った例はあるが、動画伝送は世界初。光子の検出装置の性能が向上し、高速通信が可能になったという。政府機関をはじめ電力やガス、水道などの重要インフラ組織、金融機関などの秘密通信向けに有望とみている。 ⇒ http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819696E3E6E290818DE3E6E3E2E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;at=ALL
現在の共通鍵を用いた暗号方式では、盗聴したデータの解読に時間がかかることが安全性を担保しているに過ぎないため、コンピュータの性能が向上すれば、安全性が低下する問題がある。これに対し、「量子暗号通信」は、量子力学の「ハイゼンベルクの不確定性原理」に基き、量子は観測されると状態が変わるという原理を利用して、盗聴を必ず検知できることから、究極の暗号理論と言われている。不可解な量子論が実用技術に応用できるとは、実にワンダーだ。

世界最長トンネルが貫通@スイス

2010-10-16 | つぶやき
「ゴッタルド・トンネル」というスイス南部のアルプス山脈を貫く全長約57kmのトンネルが15日、貫通した。約54kmの青函トンネルを抜き、25年振りに世界最長記録更新となるそうだ。エルストフェルドとボディオの二つの町をほぼ直線でつなぎ、最高時速250kmでの運行が可能で、2017年以降にスイス・チューリヒとイタリア・ミラノ間を現在の3時間半から1時間程度短縮する計画という。総工費、100億スイスフラン(約8500億円)、工期15年のビッグプロジェクト。 ⇒ http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-101015X522.html

「名古屋・クアラルンプール補足議定書」を採択

2010-10-15 | つぶやき
11日から名古屋で開催されていたカルタヘナ議定書第5回締約国会議(MOP5)は、15日、「カルタヘナ議定書」に対する補足議定書となる「名古屋・クアラルンプール補足議定書」を採択して閉会した。遺伝子組み換え生物(LMO)が生態系に影響を与えないようにするための輸送規定などを定めた「カルタヘナ議定書」に対し、この補足議定書はLMOが輸入国の生態系に被害を与えた場合の補償ルールを定めたものである。04年にクアラルンプールで交渉を始めて以来、6年を経て名古屋で纏まった。国連は来年3月から、各国の批准の意思を示す署名を受け付け、40カ国・地域に達してから90日後に発効する。アフメッド・ジョグラフ条約事務局長は会見で、「地球環境問題にとって歴史的な会合となった」と述べたそうだ。日本の都市名が付くのは京都議定書に次いで2例目となる。 ⇒ http://mainichi.jp/life/today/news/20101016k0000m040049000c.html
最初の目標は無事クリアできたが、次の目標は18日から始まる生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)での、「名古屋議定書」と「名古屋ターゲット」の採択だ。しかし、これらのバーはかなり高そうだ。(関連:10/10、7/19マイブログ)

見通しが立たない「ポスト京都議定書」

2010-10-13 | つぶやき
開催中の生物多様性のCOP10に続いて、11月末からはメキシコ・カンクンで国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)が開催される。最大の課題は12年末で期限が切れる「京都議定書」に代わる「新議定書」の策定であるが、今月上旬に中国・天津で開催された準備作業部会は先進国と途上国の対立が解消せず、大きな進展なく閉幕し、来年末のCOP17(@南アフリカ)に先送りされることがほぼ確実な情勢となっている。このような中、今まで、日本と同様、米中や途上国も参加する単一の「新議定書」を追求してきたEUが、「京都議定書」の延長を条件付きで容認する見通しになったという。背景には、13年以降、温室効果ガス排出量の削減義務のない空白期間が生じる事態は、排出量取引の世界市場を形成し、温暖化対策を経済活性化に繋げたいEUにとっては最悪のシナリオになることがあるらしい。一方、省エネ先進国で、削減余力が少ない日本にとっては「京都議定書」の延長は最悪のシナリオである。途上国を中心に「京都議定書」の延長を求める声が強まる中、EUの方針転換で、延長に反対する日本は苦しい立場に追い込まれることになりそうだ。 ⇒ http://mainichi.jp/life/ecology/news/20101013ddm001030017000c.html

コンピューター将棋が女流王将に勝利

2010-10-12 | つぶやき
清水市代女流王将と情報処理学会のコンピュータ将棋「あから2010」の特別対局が、11日、東大本郷キャンパスで行われ、6時間を超える激闘の末、後手の「あから」が86手で勝利した。コンピューター将棋が公式の場でプロ棋士を破ったのは今回が初めて。●あから(阿伽羅)は10の224乗をあらわす仏教用語で、将棋の局面の数に近いことに因んで命名された。4つの将棋ソフト「激指」(今年の世界コンピュータ選手権で優勝)、「GPS将棋」「ボナンザ」「YSS」が出した指し手の中で、最も多い手を結論とすることで、単独のソフトより悪手を減らせる特徴がある。コンピュータはIntel Xeon 2.80GHz/2.40GHz 4コア・マシン計169台(676コア)で構成される東京大学のクラスターマシンを使用。●対局は、持ち時間各3時間の1番勝負で行われ、中盤まで互角の展開だったが、終盤、残り時間を使い果たした清水女流王将は終盤のミスもあってコンピューターに優位に立たれると、最後は確実な攻めで押し切られたという。清水女流王将は「時間配分がうまくいかなかった。負けてしまいやはり悔しい。相手はコンピューターながら、人間と指しているような気持ちがした」と振り返ったそうだ。●日本将棋連盟は2005年10月にプロが公の場で許可なくコンピューターと対局することを禁止しており、特例として07年3月に渡辺明竜王が「ボナンザ」と対局して勝っている。今回も情報処理学会からの要望で特別対局が実現した。今後、情報処理学会は男性棋士に挑戦したいようだが、米長邦雄・日本将棋連盟会長は「コンピューターと男性プロ棋士との対局は、次回には全く考えていない。清水さんとの再戦がフェアでいい」と語ったそうだ。 ⇒ http://hochi.yomiuri.co.jp/leisure/shogi/news/20101011-OHT1T00214.htm、http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20101012/1027926/
清水女流王将がコンピュータに負けたことは意外ではなく、寧ろ、予想以上に女流王将が善戦したと言うべきであろう。対局の展開をみると、やはり、人間に不可避のミスが勝敗を分けたようだ。もし、女流王将のミスがなければ、勝敗の女神はどちらに微笑んだか分からなかったのではないだろうか。女流王将の「人間と指しているような気持ちがした」というコメントがコンピュータ将棋の進歩を象徴しているように思う。
(関連:4/3、8/8マイブログ)

生物多様性に関するマイブログ・リスト

2010-10-11 | つぶやき
生物多様性条約事務局長の決意 2010/10/10 11:25
「カルタヘナ議定書」 2010/10/10 1:04
海洋生物のセンサス(CoML) 2010/10/5 0:42
「国際コウモリ年」 2010/9/25 19:35
「シーフード・プリント」 2010/9/25 0:14
地球の資源収支が赤字になった日 2010/9/5 22:04
生態系破壊の損失、年420兆円超 2010/8/28 0:49
SATOYAMAイニシアティブ 2010/8/23 22:22
陸の植物によるCO2吸収が減少 2010/8/20 23:46
地中海の生物多様性は最も危機的な状況 2010/8/4 21:12
日本近海は生物多様性、世界一 2010/8/3 23:48
生物多様性締約国会議に暗雲 2010/7/19 0:57
生物多様性に関する新たな国際枠組み 2010/6/13 1:42
5月22日は「国際生物多様性の日」 2010/5/22 16:07

生物多様性条約事務局長の決意

2010-10-10 | つぶやき
9日に名古屋入りしたアハメド・ジョグラフ生物多様性条約事務局長(アルジェリア)は中日新聞との単独会見で次のように語ったそうだ。●COP10では(1)先進国が途上国の貴重な遺伝資源を利用し、開発の利益を途上国に還元する議定書(2)遺伝子組み換え作物が国境を越えて生態系に悪影響を与えた際の対策を定めた補足議定書-の2つの採択実現を「最大の目標」と位置づけている。●(実現すれば)先進国、途上国双方が利益を享受しながら生物多様性を保全する条約の根幹をなすことになる。いずれの議定書にも採択の際は名古屋の名を冠したい。●採択できるまで会議を閉めるつもりはない。今会議の閣僚級会合には過去最多となる150人以上の現職大臣が出席する。事務レベル協議でまとまらなくても最後の局面で政治決着できるだろう。 また、生態系を守るための「ポスト2010年戦略目標」については、●20年までに地球の陸域、海域の相当の割合を保護区に指定するべきだ。さらに、この目標は条約の枠組みを超え、国連すべての加盟国が国情に合わせ対策を取ることが大切だ。 ⇒ http://www.chunichi.co.jp/s/article/2010101090090124.html
(関連:10/10マイブログ「カルタヘナ議定書」)
尚、ポスト2010年戦略目標については、日本など各国政府や科学者らでつくる国際自然保護連合(IUCN)は、「遅くとも20年までに、少なくとも陸と淡水域の25%、沿岸と海洋域の15%が、効果的に保護された保護区として保全される」との文言を盛り込むよう提案している。一方、条約事務局が作成した案では、陸の保護区の面積は15%か20%かで未決着。海に関しては具体的な数値は示されていない。 ⇒ http://www.chunichi.co.jp/article/feature/cop10/list/201010/CK2010100902000211.html

「カルタヘナ議定書」

2010-10-10 | つぶやき
遺伝子組み換え生物(LMO:Living Modified Organism)が、生物多様性の保全と持続可能な利用に悪影響を及ぼすことを防止することを目的とした議定書で、LMOの輸出入に関するルールを定めている。1999年にコロンビアのカルタヘナで議定書作成の会議が行われたことに由来している。2000年1月にモントリオールで採択された。生物多様性条約第10回締約国会議(COP10;10/18~29)に先立ち、10/11~15に名古屋でカルタヘナ議定書第5回締約国会議(COP-MOP5)が開催される。6日から事前会合が行われ、LMOが輸入国で生態系に被害を与えた場合、国が事業者などに補償を求める権利があると明記することで合意したそうだ。輸出国の中南米諸国などと輸入国のアフリカ諸国などが対立していた。対象となる生物の範囲については、「LMOとその産品」と条文に明記することの合意は既になされているが、「産品」の解釈をめぐって、8日中に最終合意に至らず、会期を延長して調整が続いている。合意できればCOP-MOP5で正式採択し、COP10にも報告する。 ⇒ http://mainichi.jp/select/science/news/20101009ddm003040124000c.html

暗黒物質検出装置「XMASS(エックスマス)」

2010-10-09 | つぶやき
東京大宇宙線研究所の掲題施設が岐阜・神岡の鉱山跡にほぼ完成し、8日、報道陣に公開されたそうだ。暗黒物質は宇宙の構成物質の23%を占める(通常物質:4%、ダークエネルギー:73%)ことが観測から分かっているが、正体は不明で、最初に検出できればノーベル賞が確実視され、世界の研究機関が競っている。「XMASS」の性能は米や伊などにある施設の50倍ある。「XMASS」は、高さと直径が10mの水槽に、直径1mの球状の「液体キセノン検出器」を吊るした装置で、検出器の内壁には642個の超高感度のセンサーが取り付けられている。現在は検出器が水に浸る直前で、来春、観測を始めるとのことなので、どのような成果が得られるか今から楽しみだ。 ⇒ http://www.asahi.com/science/update/1008/TKY201010080453.html
TIPPS1)暗黒物質(ダークマター)は電磁波(光、X線、赤外線など)での観測では見ることができないため、そのように呼ばれているが、その存在は、渦巻き銀河の回転速度分布の観測や、非常に重い物質があると光が曲げられる「重力レンズ効果」から立証されている。また、観測事実から、性質として、(1)電荷を持たない、(2)非常に重い、(3)安定である、ことが推測されており、このような物質は既知の素粒子では説明ができないため、未発見の素粒子と考えられている。その候補の一つが「ニュートラリーノ」と呼ばれる素粒子。(ニュートリノとは違う)我々の身の回りにも、1リットル当たり約1個ほど存在すると考えられている。 ⇒ http://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/xmass/darkmatter.html
TIPPS2)「XMASS」の液体キセノン(約-100℃)検出器はダークマターがキセノン原子核と弾性散乱する際にエネルギーの一部を落とし、液体キセノンがエネルギーに比例して発光(シンチレーション光)するため、それを容器内壁の多数の光電子増倍管で捕らえる。液体キセノンを使うのは、(1)発光量が多い、(2)1トンクラスの大型化が容易、(3)液体、気体、固体の各相が利用できるためノイズの元であるウランやトリウムなどを極端に少なく出来るためである。この装置に特化した“極低放射能”光電子増倍管を開発し、既存実験の100倍の検出感度を持っているそうだ。 ⇒ http://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/xmass/detector.html

Judy Collins

2010-10-09 | つぶやき
ジョニ・ミッチェルの「青春の光と影」(原題"Both Sides Now")という曲をカバーして大ヒットしたことで知られるフォーク・シンガー・ソングライター。1975年のグラミー賞で "Send in the Clowns”(「悲しみのクラウン」)というカバー曲が最優秀楽曲賞(Song of the Year)を獲得している。1939年シアトル生まれ、今年71歳の現在も、現役で活動している。最近、Mountain Stageに登場し、 最新CDアルバム「Paradise」からの曲をライブ公演した。ジョン・バエズの"Diamonds and Rust"や "Weight of the World"、"Gauguin"、”Over the Rainbow"、"Who Knows Where the Time Goes"をピアノをバックに弾き語りしている。71歳とは思えない実に美しい素晴らしい歌声だ。 次のNPRサイトでライブ録音が聴ける:http://www.npr.org/templates/story/story.php?storyId=130352300、 また、"Both Sides Now"は次のWorld Cafeライブに収録されている。:http://www.npr.org/templates/story/story.php?storyId=128646326&ps=rs
尚、クリントン夫妻の娘(今年結婚した)の名前「チェルシー」は、ジュディ・コリンズがカバーした「チェルシーの朝」(ジョニ・ミッチェル作)に因んでヒラリー夫人(現米国務長官)が命名したというエピソードがあるそうだ。

専用メガネ不要の3Dテレビが登場

2010-10-08 | つぶやき
10/5から幕張メッセで開催中のエレクトロニクスの総合展示会「CEATEC JAPAN 2010」で東芝が専用メガネ不要の3Dテレビ「グラスレス3Dレグザ」を発表し、注目を集めた。開場後、僅か5分で2時間待ちの行列ができたそうだ。●従来の専用メガネを使う3Dテレビは左方向から撮影した映像と右方向から撮影した映像をテレビ画面上で交互に表示し、それに同期して専用メガネの左右のシャッターをON/OFF(片側60回/秒)させることにより、左(右)方向から撮影した映像が左目(右目)に届くようにする。(フレームシーケンシャル方式と呼ばれる)●これに対し、今回の東芝の裸眼3Dテレビは水平方向に視差を持つ1次元インテグラルイメージング方式と呼ばれる。水平方向に9つの視角からの映像画素を画面上に順に並べ、かまぼこ型のレンズを多数並べたような垂直レンチキュラーシートを液晶パネルに貼り付け、9方向に対応する視差のある映像が放射されるようにしている。それにより、左右の目に視差のある映像が届く。この方式の難点は、視聴者に見える画素数が1/n(今回の場合はn=9)に減少することであり、東芝は液晶ディスプレイの解像度を高め、20インチ型で、829万4400画素(フルHDの約4倍)の液晶パネルを開発し、表示画素数1280×720の映像を9方向から立体的に視聴できるようにした。56インチ型の試作機も参考出展。また、9つの視差のある映像を従来方式の3D映像からリアルタイムに生成するために、専用エンジンを搭載している。 ⇒ http://www.eetimes.jp/news/4309、http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1010/04/news096.html
見る角度によって異なる絵が浮き出てくる子供用の下敷きがあると思うが、目的は多少異なるが、基本的には同じ原理だ。3Dテレビの当面の主流はメガネ式であろうが、原理的に、眼が疲れると思われる。裸眼式が実用レベルになれば、当然、それが主流になるであろう。しかし、本当に3Dテレビは必要だろうか?という気もする。

囲碁名人戦、井山名人が初防衛

2010-10-08 | つぶやき
第35期囲碁名人戦七番勝負は井山裕太名人(21)が挑戦者の高尾紳路九段(33)に4連勝し、初防衛した。名人戦のストレート勝ちは10年振りという。井山名人は開幕戦(9/1,2)を先勝し、第2局は中盤の勝負勘が冴え、第3局は鉄壁の防御をみせて3連勝。第4局(10/6,7)は中盤の難解な攻防で判断ミスがあり、劣勢に立たされたが、鋭い手を繰り出しながら粘り強く打ち続け、両者、秒読みに追われながらの終盤で逆転した。井山名人は今年はは大事な対局で負けが続き、波に乗りきれていなかった。その「悩める名人」が、「気持ちを新たに戦う、盤に集中するだけ」と臨んだ防衛戦を圧勝した。高尾挑戦者は「七番勝負は力を出し切れたつもりだが、歯が立たなかった」と語り、井山名人は「4局を通して打ちたいように打てた。自分のスタイルを貫けたことが一番の大きな収穫」と語っている。 ⇒ (10/8朝日新聞朝刊)
(関連:8/25マイブログ) 波に乗りきれていなかった井山名人 vs 調子を上げていた高尾九段の七番勝負だっただけに、4連勝決着は意外だった。井山名人は今回の防衛戦を通して、一回り大きくなったのではないだろうか。今後の活躍が益々期待される。

一躍注目を集める「パデュー大学」

2010-10-08 | つぶやき
今回、ノーベル化学賞をW受賞した両教授はともにパデュー大学の同窓生だ。鈴木教授は1963年から2年間研究留学、根岸教授は66年から72年まで研究員として在籍、ともに有機ホウ素化学研究の権威でノーベル賞受賞者のH・C・ブラウン教授に師事している。日本でのパデュー大(@インディアナ州)の知名度は今ひとつだが、米国では名門校として知られているという。10学部、400の専門分野を提供するマンモス校で、合成化学や航空宇宙分野で高い実績を残し、OBにはアポロ11号の乗組員だったニール・アームストロング船長や、ノーベル物理学賞受賞者のE・M・パーセル氏などがいるそうだ。米経済誌WSJの今年の就職ランキングで全米4位に選ばれるなど、実学志向の学生に根強い人気があるそうだ。尚、根岸教授によれば、約8年前に恩師のブラウン教授が2人をノーベル賞にノミネートしたいと言ってくれていたそうだ。今回のW受賞にはそれなりの縁があったようだ。 ⇒ http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1010/07/news038_2.html