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気が向いたときに気が向いた話題でつぶやきます

テレビ囲碁アジア選手権、井山裕太九段が初優勝

2013-06-30 | つぶやき

その年のNHK杯・CCTV杯(中国)・KBS杯(韓国)で優勝・準優勝した棋士が一堂に会し、事実上の早碁世界一を決定するテレビ囲碁アジア選手権が28日から日本(@ホテルニューオータニ)で開催され、本日の決勝戦(Eテレが生放送)で井山裕太九段が韓国のパク・ジョンファン九段を中押し勝ちで破り、見事初優勝を飾った。日本人の優勝は8年ぶりという。 ⇒ http://cgi2.nhk.or.jp/navi/detail/index.cgi?id=08_0057
6/25のマイブログで、日本の囲碁が世界戦重視を打ち出したことを書いたが、早速、大きな成果が表れる形となった。

 


プルサーマル発電の非経済性

2013-06-28 | つぶやき

使用済み核燃料をフランスで再処理したMOX(プルトニウム・ウラン混合酸化物)燃料が27日、関西電力高浜原発に搬入され、プルサーマル発電が再開されようとしている。電力会社がプルサーマル発電に力を入れる背景は、使用済み核燃料の行き場を確保するための側面が大きく、経済的にはメリットが薄いそうだ。●2010年に高浜原発に搬入されたMOX燃料は1本あたり8.8億円で、これは通常使うウラン燃料の7~8倍という。また、日本原燃が計画する青森県六ヶ所村の再処理工場(97年に完成予定だったが19回も失敗し、未完成)での再処理事業は40年間で19兆円もかかるが、得られるMOX燃料は通常のウラン燃料の9千億円分の量にしかならないという。その巨額の費用は電気料金として国民が負担することになる。●各地の原発内のプールに保管されている使用済み核燃料は、11年9月時点で、合計1万4200トンあり、全体の容量の約70%を占め、満杯に近づいている原発もあるそうだ。また、六ヶ所村に保管されてる使用済み核燃料は2945トンで、ほぼ満杯(98%)という。再処理すれば使用済み核燃料を減らすことはできるが、今度は、それから取り出したプルトニウムが増える(既に海外で再処理した44.4トンがある)ことになる。さらにプルトニウムをウランと混ぜてMOX燃料に加工してプルサーマル発電をすれば、プルトニウムは減らせるが、今度は取り扱いが難しい使用済みMOX燃料が溜まることになる。結局、プルサーマル発電を行っても、使用済み核燃料の問題解決にはならず、リスクを高めて、問題を一時的に先送りしているに過ぎないようにみえる。 ⇒ 6/28朝日新聞
「3.11」での福島原発事故とその後の国内原発停止は日本の核燃料サイクルを抜本的に見直す絶好の機会であるにもかかわらず、安倍政権は従来路線の継続ありきで突き進もうとしているようだ。自民党支持=原発政策支持とは限らないと思うが。
(関連:2012/9/16マイブログ2011/6/18マイブログ


Raining Jane

2013-06-27 | つぶやき

1999年にUCLAの音楽シーンで出会った4人の女性で結成されたLAを本拠地とするフォーク・ロックバンド「Raining Jane」が、2008年にリリースした「Paper Nest」というEPアルバム全曲をYouTubeにアップしている。このバンドはindependentlyに活動しており、年間120ものショーを、全て自分たちで予約しているそうだ。 現在は、7月にLAで開催されるGirls Summer Campでの2つのセッションの準備で忙しいようだ。●メンバーの一人のMai Bloomfieldは、ソロ活動もしており、2011年のKerrville New Folk songwriting contestsでは、Megan BurttやGrace Pettisらとともにファイナリストになっている。
(関連:2012/7/1マイブログ


米大統領が「炭素汚染」決別へ決意表明

2013-06-26 | つぶやき

オバマ米大統領が25日、ワシントン市内で気候変動対策について50分近く演説し、米国で4割を占める発電所から出るCO2に排出基準を設けることや、中国やインドなどとも連携しながら「炭素汚染」を断ち切るために世界を先導する決意を述べたそうだ。●今月、ドイツで開催された国連気候変動枠組条約契約国会議の作業部会(20年からの新しい国際的な枠組みを議論)では、米国はすべての国が自ら目標を掲げて実行する(ボトムアップ型と呼ばれる)提案を行い、先進国の支持が集まったそうだ。一方、日本は、福島第1原発事故の影響で、温暖化対策をゼロベースで見直し中であり、米国案を支持するも、受け身に回らざるを得なかったそうだ。6年前に安倍首相は、2050年に世界の排出量を半減させる構想を呼びかけたそうであり、再登板の今回、日本の温暖化対策の立て直しに向け、リーダーシップが問われている。 ⇒ 6/26朝日新聞夕刊
米国が地球温暖化対策にプレゼンスを示し始めたのは良いことだが、京都議定書の生みの親である日本のプレゼンスが低下しているのは如何なものか。とは言え、温暖化対策のために原発を推進するという考え方も如何なものか。


日本の囲碁、世界戦重視へ

2013-06-25 | つぶやき

日本の囲碁界は世界戦重視を打ち出し、囲碁ナショナルチームを5月に発足させたそうだ。チーム発足後、最初の主要な世界戦の1つのLG杯が10日から韓国で開幕し、ベスト8に井山棋聖と高尾九段の2人が勝ち進んだそうだ。32人のトーナメントで、日本勢は他に河野九段と羽根九段が出場、韓国は14人、中国が13人、台湾が1人出場、ベスト8の残りの6人は全て中国勢が占めたそうだ。●ナショナルチームの初代監督の山城九段(日本棋院副理事長)は、今回の世界戦の舞台で、改めて、若手強化の大切さを感じたという。中国は10代が5人も出場し、14歳と18歳が勝ち残ったそうだ。着手にミスがなく正確、それが日本との違いだという。ナショナルチームの取り組みとして、今月から毎週、金曜と土曜にインターネット上で対局しているそうだ。10代が積極的に、井山棋聖、山下名人、張九段らに対局を申し込んでいるという。また、序盤研究に有益な棋譜データベースが活用できるよう作業を進めているそうだ。現在の日本は総合力で中国と韓国に水をあけられており、追いかけ、追い抜くスタンスで臨み、世界戦の優勝を目指すという。同時に若手が予選で常に勝ち抜けられることが目標という。 ⇒ 6/25朝日新聞夕刊
LG杯の準々決勝は11月予定とのことで、現在、本因坊タイトルを争っている井山、高尾両棋士が中国勢相手にどこまで勝ち上がれるか注目される。


仮想通貨、ビットコイン

2013-06-23 | つぶやき

ビットコインと呼ばれるネット上の仮想通貨が存在感を高めているそうだ。ビットコインは政府や中央銀行に管理されずに流通し、ユーザ同志が直接取引する。最大の利用価値は金の延べ棒のように、ビットコインの持ち主がその全価値を所有するため、詐欺に悩まされることがないことだという。●ビットコインは2009年に誕生し、サトシ・ナカモト(中本哲史)という正体不明の人物の論文に基づいているそうだ。ビットコインはあらかじめ決められたアルゴリズムに従って、ほぼ10分毎に25個発行され、現在出回っているコインの数は1100万ほど、最終的な供給量は2100万個に限定され、2021年にはその数に達すると予測されるそうだ。ビットコインを手に入れるためには、マイニング(採掘)と言って、コンピュータで暗号問題を解く必要があり、発行量が増えるほど暗号問題が難しくなるという。最近では専用ハードウェアでないと解けなくなっているそうだ。ビットコインを円やドルなどの実際の通貨と交換する取引所があり、交換レートは市場が決めるが、価格変動が激しいそうだ。世界最大の取引所は東京渋谷にある「Mt.Gox」(フランス人が所有)で、4月時点で63%の取引シェアがあるそうだ。●ビットコインの存在感が増すのに伴い、スタートアップ企業やベンチャー投資家の関心を集めており、ツイッターやキックスターターなどに投資しているユニオンスクエア・ベンチャーズという著名な投資ファンドはコインベースというスタートアップ企業に500万ドル(約5億1600万円)を投資したそうだ。また、ビットインスタントはウォルマートやセブンイレブン、ドラッグストアチェーンのCVSなど、全米70万か所で一般の人がビットコインを購入してeコマースに利用できるようにしたそうだ。●ただ、ビットコインの先行きは分からないようだ。「第三の通貨」説から「バブル崩壊」説、ただのコレクションという見方など様々あるようだ。また、マネーロンダリングなどに利用されるケースも後を絶たないため、米財務省傘下の機関が規制強化の指針を発表、FRBも仮想通貨の調査研究に着手、日本を含む主要国の金融当局も情報収集を進めるなど関心を寄せているそうだ。 ⇒ http://www.sankeibiz.jp/business/news/130520/bsj1305200502001-n1.htmhttp://diamond.jp/articles/-/35129http://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/fbi20130621001.html?fr=rk
●最近、テッド・ネルソンという米コンピュータ学者がYouTubeでサトシ・ナカモトが誰だか知っていると仰天発言したそうだ。 ⇒ 
http://media.yucasee.jp/posts/index/13459


中国のスパコンがトップに

2013-06-18 | つぶやき

恒例のスパコン性能ランキング「TOP500」が17日に発表され、中国国防科学技術大学が開発した「天河2号」が33.86PFLOPSの実効性能を記録し、2位の米オークリッジ国立研究所のクレイ社製「Titan」(17.59PFLOPS)に約2倍の差をつけてトップとなったそうだ。3位は前回2位の米ローレンス・リバモア国立研究所のIBM製「Sequoia」で17.17PFLOPS、前回3位の理化学研究所の「京」は、10.51PFLOPSで4位になったそうだ。中国のスパコンが世界一となるのは2010年の天河1号に続く2回目。天河2号は、米Intelのマイクロプロセッサ2個とコプロセッサ3個を搭載する1万6000枚のノードから構成され、総コア数は312万という。(2位のTitan のコア数は56万)
⇒ http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1306/18/news060.html

1位から4位までのスパコンの消費電力を見てみると、天河2号が17.808MW、Titanが8.209MW、Sequoiaが7.89MW、京が12.66MWとなっており、消費電力当たりの演算性能を計算すると、それぞれ、1.90PFLOPS/MW、2.14、2.17、0.83となり、計算効率ではSequoiaがトップで天河2号は3位となるが、それ程上位と差がある訳ではない。それに対して、「京」はトップ3と比較して2倍以上引き離されており、文部科学省有識者会議が5月に発表した2021年に世界一奪還を目指す次世代スパコン開発では計算性能とともに低電力化も課題と言えそうだ。因みに、天河2号の消費電量の約18MW(1万8000kW)は、標準原発発電量(100万kWh)の約2%、メガソーラの基準発電量(1MWh)の18倍であり、スパコンの電力消費が如何に大きいかが分かる。

(関連:2012/11/13マイブログ

 


歩幅と認知症リスクに関連性

2013-06-17 | つぶやき

東京都健康長寿医療センター研究所が群馬県と新潟県に住む70歳以上の666人を追跡調査(平均2.7年)した結果、歩幅と認知機能の低下に深い関連性があることが分かったそうだ。普通の速さで歩く時に、歩幅が狭い群は、広い群に比べて、認知機能が低下するリスクが3.4倍高く、特に女性ではその差が5.8になったそうだ。また、男性では速く歩いた時の差が大きく、狭い群のリスクは広い群の4.4倍になったそうだ。 ⇒ http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130617-OYT1T00662.htm?from=ylist

歩幅を広く歩くことを習慣にした方が良さそうだ。


MUSIQUAのMV

2013-06-12 | つぶやき

MUSIQUAが「世界の別名」というニューアルバムを今年2月にリリースしたようだ。タイトル曲のミュージック・ビデオ(MV)がYouTubeにアップされている。この曲自体は2010年12月のKDDIデザイニングスタジオでのライブでも披露されているので、新しくはないが、アルバム制作中にメンバー2人の脱退などの混乱があり、完成が遅れたようだ。このMVは渋谷区の表参道~セントグレース大聖堂に至るルートで撮影されている。Googleのストリート・ビューで辿ってみると分かるが、表参道から横に入った道はあまり広くはないが、このMVの映像はそれを感じさせない。広角レンズで撮影しているからであろう。それは兎も角、私にとって神宮界隈は懐かしい場所であり、そのこともあり、このMVは気に入っている。勿論、この曲も!
(関連:2012/5/7マイブログ)


ABBAが母国で再評価の動き

2013-06-04 | つぶやき

意外なことだが、ABBAは母国のスウェーデンでは長らく評価が低かったそうだ。メンバー(2組の夫婦)が下積み時代に暮らしていたバレントゥーナ市には記念碑も何もないそうだ。理由は、ABBAが全盛期の1970年代後半、スウェーデンでは左派の社会運動が盛んで、ラブソングを歌うABBAは商業主義と批判されたそうだ。●ABBAは両夫婦の離婚後、83年に事実上解散したが、90年代に国外でリバイバルブームとなり、92年に発売されたベスト盤「アバ・ゴールド」が全世界で2千万枚を超える売り上げを記録、99年にはABBAの曲で作ったミュージカル「マンマ・ミーア!」の公演がロンドンで始まり、08年には映画化された。●現在のスウェーデンは国を代表するブランドが次々と色褪せ(高級車ボルボが10年に中国企業の傘下になり、別の名車サーブは09年に経営破綻)、若者の4人に1人は職につけないなど、閉塞感が漂うそうだ。そのような中で、解散から30年経っても、世界で売れ続ける(アルバムとシングルの累積売り上げは3億7800万枚)ABBAが「国の誇り」と捉え直され、バレントゥーナ市でもABBAをたたえる噴水や階段の建設が検討されているそうだ。 ⇒ 6/4朝日新聞
(関連:5/8マイブログ
そういえば、美しいハーモニーを聴かせてくれるフォークデュオの「First Aid Kit」もスウェーデンの出身だ。


ご長寿商品

2013-06-01 | つぶやき

「森永ミルクキャラメル」が6月10日に発売100年を迎え、「ライオンこどもハミガキ」もこの冬で発売100年を迎えるそうだ。先輩商品としては、「三ツ矢サイダー」(129歳)、「エビスビール」(123歳)、「仁丹」(108歳)、「あけぼのさけ(缶詰)」(103歳)などがあるそうだ。明治大の斎藤孝教授によると、商品名だけで味が浮かぶ、五感との結びつきが100年も続く秘訣だそうだ。後輩商品には、「カルピス」(90歳)、「キューピーマヨネーズ」(88歳)などがあるようだ。ただ、昨今では長寿商品は生まれにくくなっているという。大手コンビニ担当者によれば、菓子だけでも毎年2千点もの新商品が出て、生き残るのは10品程度で、売れ筋にならないと直ぐに棚から外される。また、大手小売店では利幅の厚いプライベートブランドがはやることも要因のようだ。  ⇒ 6/1朝日新聞夕刊