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気が向いたときに気が向いた話題でつぶやきます

世界の水資源、食糧生産倍増に十分

2011-09-27 | つぶやき

ブラジルで開催中の世界水会議で掲題の報告がされたそうだ。30カ国の専門家グループ「水・食糧チャレンジプログラム」が5年かけて世界10か所の流域を対象に調査した結果という。世界人口が現在の70億人から2050年までに95億人に増えると予想される中、食糧生産の倍増が最も切迫した課題であるが、水資源は十分な量が存在するそうだ。只、主要な流域の水が効率的かつ公正に使用されていないことが問題で、最終的には政治が取り組むべき課題という。特に、サハラ以南のアフリカ諸国の雨が豊富な地域で、雨水の大半が失われてるか、または全く使用されていないという。 ⇒ http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2831055/7839168


超光速ニュートリノを観測(part2)

2011-09-25 | つぶやき

22日にCERNのOPERA実験チームから発表された掲題実験結果が正しいかどうか判断するには、別のチームと手法による検証が必要とされている。●その一つに、日本の「T2K」と呼ばれる実験があるそうだ。茨城県東海村から295km離れた岐阜県飛騨市のスーパーカミオカンデに向けてニュートリノを飛ばしている。(関連:6/16マイブログ)現在は東日本大震災の影響で中断しているが、過去の蓄積データを解析することに決めたそうだ。但し、OPERAの730kmに比べて距離が短いことと、ニュートリノ数が数百個(OPERAは約15,000個)と少なく誤差の問題があるそうだ。実験再開後に高精度GPSを導入して時計を正確に決めれば検証できる可能性があるとのことだ。●もう一つは米フェルミ国立加速器研究所のMINOS実験。2005年からニュートリノを735km飛ばし、2007年に光より0.0051%早いとの結果を得たが、誤差が0.003%前後と大きく注目されなかったそうだ。只、その後も実験を続け、データを蓄積し続けているそうだ。 ⇒ 9/25読売新聞 (関連:9/23マイブログ

別の実験による検証が待たれるが、結果が判明するまでには時間が掛かりそうだ。


電子書籍の世界規格が日本語対応へ

2011-09-25 | つぶやき

欧米で事実上の世界標準となっている「EPUB(イーパブ)」という規格が10月に策定される「EPUB3」で日本語に対応するそうだ。現在の国内の規格はXMDFとドットブックの2種類(ソニーやシャープの端末が採用)があり、互いに互換性がなく、普及の妨げになっているようだ。EPUBはiPad(米アップル)やキンドル(米アマゾン)が採用しており、今後、EPUB3対応の日本語コンテンツが出てくれば、iPadやキンドルでも読めるようになる。電子書籍配信大手のソニーや楽天はEPUB3を採用する方針を示しているそうだ。利用者にとっては利便性が高まり、日本でも電子書籍の普及が加速する可能性がある。作家にとっても、世界市場に売り出すきっかけになりうる。一方で、電子書籍の普及で、出版業界は正念場を迎えることになりそうだという。 ⇒ 9/25読売新聞


電子1個だけの移動に成功

2011-09-24 | つぶやき

東京大の樽茶教授らのチームが半導体の基板上で、電子を1個だけ取り出し、その磁気の向きを維持した状態で別の場所に送ることに成功したそうだ。世界初の成果と言う。電子の磁気の向きで情報を表現して処理する量子コンピュータの実現に一歩近づいたという。 ⇒ http://www.asahi.com/science/update/0921/TKY201109210695.html


光より早いニュートリノを観測!、相対性理論と矛盾!

2011-09-23 | つぶやき

素粒子ニュートリノが質量を持つことの最終確認を目指す国際共同実験OPERA(オペラ)の研究グループが、ニュートリノの速度が光速より速いことを実験で見出したという。スイスのCERNから730km離れたイタリアのグランサッソ国立研究所へ、数十億のニュートリノ粒子を発射した結果、光の到達時間は2.3ミリ秒だったが、ニュートリノの到達はそれよりも60ナノ秒ほど早かった(誤差は10ナノ秒以下)という。ニュートリノの速度は毎秒30万6kmで、光速より毎秒6km速いことになる。発表までに、約6カ月かけて再検証や再テストを行ったという。結果が正しければ、相対性理論と矛盾し、物理学の根本法則が覆されることになる。只、研究者達は今回の結果に慎重で、世界中の物理学者に精査して貰うため、同日ウェブサイト上に全データを公開することにしたそうだ。 ⇒ http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2830135/7817623

事実であれば、驚きだが、事実であっても不思議ではないかもしれない。相対性理論が宇宙を造った訳ではないので、宇宙の全ての物質が、相対性理論に従わなければならない理由も無いとも言えるだろう。宇宙も以前は減速膨張していると考えられていたのに、観測で加速膨張していることが分かると、ダークエネルギーなる得体のしれないものを導入して、アインシュタインの宇宙項が復活したりしている。


Earth Overshoot Day、今年は9月27日

2011-09-23 | つぶやき

米環境NPOのGFN(Global Footprint Network)は、今年のEarth Overshoot Day(EOD)が9月27日に設定されたと発表したそだ。EODは「人類の生活が地球の生物生産力を超えてしまう日」つまりエコロジー的な収支バランスが赤字になる日と定義される。人類が現在のペースで消費を続ければ、2030年までには地球がもう一つ必要になるそうだ。世界一の環境赤字国は米国で、全世界が米国風のライフスタイルになると地球が5個分も必要になるという。一方、全世界が世界平均のインドと同程度にすれば、地球半分の生物生産力で暮らしていけるという。しかし、インドや中国などの新興国が猛烈なスピードで経済成長を続けているため、エコロジカル・フットプリントは大きくなるばかりのようだ。 ⇒ http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2829693/7809550

昨年のEarth Overshoot Dayが8月21日、一昨年が9月25日だったので、昨年より改善され、一昨年と同レベルに戻ったことになる。旭硝子財団が発表している環境危機時計も今年は18分挽回しているので、両指標は整合している。世界的な環境保全やCO2削減への取り組みが効果を上げているということだろうか。 (関連:2010/9/5、2011/9/8マイブログ)

 


地熱発電、東北で74万kW

2011-09-23 | つぶやき

日本地熱開発企業協議会の試算によると、東北地方の17地点で地熱発電の新規開発が可能で、出力は計74万kWに上るそうだ。この内、57万kW は自然公演の中にあり、規制緩和が必要という。条件が悪い地点も含めると、最大約546万kWの地熱資源量があるそうだ。現時点で開発できるのは、下北(1万kW)、松尾八幡平(最大3万kW)など6地点で、17万kWに留まるという。産業技術総合研究所によると、現在の全国の地熱発電出力は計約54万kW(原発1基の約半分)という。 ⇒ 9/23読売新聞

(関連:7/12、2010/6/19、2010/6/5マイブログ)

野田首相が22日、国連の原子力安全に関する首脳級会合で演説した内容では、原発の安全性を高めることを強調し、必ずしも再生可能エネルギーの活用を重視していないようなのが気になる。


ゲーマーが科学の難問を解決

2011-09-23 | つぶやき

科学者たちを10年もの間悩ませてきたヒト免疫不全ウイルス(HIV)様ウイルスの酵素のタンパク質の構造解析で「Foldit(フォールドイット)」というオンラインゲームの参加者が手柄を立てたそうだ。このビデオゲームは2008年に米ワシントン大の研究者が開発したもので、ゲーマーはグループに分かれ、タンパク質の構成要素であるアミノ酸の鎖の効率の良いたたみ方を競い合うものだそうだ。同大の教授らが同酵素を出題したところ、世界中の参加チームが次々と改良を重ね、正確な三次元モデルを僅か3週間で作り上げたという。同大によれば、「自動化による手法で解けなかった問題を、人間の直感が解決できるかを確かめたかった」そうで、「ゲームプレーヤーの創意工夫の能力は恐るべきもので、適切に指導されれば、幅広い科学的問題の解決に用いることができるだろう」という。今回の成果は科学専門誌の電子版で発表され、貢献したゲーム参加者2チームも共同執筆者として掲載されたそうだ。初めての事例らしい。 ⇒ 9/23読売新聞、http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/it/2828876/7797437

囲碁や将棋のゲームと同様で、全て場合を虱潰しで調べることができれば、コンピュータでも解は見つかるのだが、場合の数が多過ぎて現在の(将来的にも)計算能力では実用時間で解けないということだろう。このような問題に対する人間の直感(?)能力はどのように実現されているのだろう?これが解明できれば、真の人工知能への道も拓かれるのだろうが。


パリにレンタルEV網

2011-09-22 | つぶやき

渋滞緩和や温室効果ガス削減を目指し、パリとその近郊(約30km圏内、約40の自治体)で、24時間利用可能なEV(電気自動車)のレンタカー・サービス(「オートリブ」)が今年末にもスタートするそうだ。路上や地下の約1000か所(パリ市内は約700か所)に充電ができる無人貸出ステーションを設けるという。利用料は月額12ユーロ(約1250円)の会費と30分ごとに5ユーロの使用料からなり、旅行者も利用できる(費用は10ユーロ)という。当初は数百台を配備し、来年中に3000台に増やす計画という。●パリ市長は07年に市内の自動車交通量を20年までに01年の40%に減らす公約をしているそうで、07年には自転車レンタル制度を導入し、ステーション数は1800か所にまで増え、利用件数も1億回を超えたそうだ。オートリブは、この仕組みを自動車へ応用する試みという。 ⇒ http://www.yomiuri.co.jp/atcars/news/20110922-OYT8T00191.htm?from=os4

日本の大都市は、このような取り組みで遅れを取っているのではないだろうか。


吉田選手がレスリング女子・世界選手権9連覇

2011-09-16 | つぶやき

自身が持つ女子最多連覇記録の更新は勿論だが、ロシアのカレリンが持つ男子最多連覇記録にも並んだそうだ。五輪を合せた連続優勝記録は11となり、カレリンが持つ12の記録にあと1つと迫ったそうだ。ロンドン五輪で優勝して、12大会連続優勝記録の達成を期待したい。 ⇒ http://www.yomiuri.co.jp/sports/news/20110916-OYT1T00458.htm


東京都の「天然ガス発電所」計画

2011-09-15 | つぶやき

プロジェクトの概要が明らかになったそうだ。100万kW規模の発電所を第3セクターやPFI(民間資金を活用する)方式での事業を検討(総建設費は1000億円規模)、今回、建設場所として東京湾岸地区の都有地5か所を選定。今後、パイプラインや送電網、変電所などのインフラの近さ、地盤強度の観点などから絞り込むそうだ。電力の供給先は都営地下鉄や都立病院など都の施設(総電力消費量は80万kW強)が有力で、産業向けの販売も検討するそうだ。東京電力の送電網の「託送料」の支払いが生じ、電力料金が3割程度割高になるため、国に規制緩和を求める緊急要望を野田首相に提出したそうだ。自治体の天然ガス発電事業への参入は全国で初という。 ⇒ http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C889DE1E6E5E5E1E1EAE2E3E1E2EBE0E2E3E39EEAE1E2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E7

●プロジェクトリーダーの猪瀬副知事は、都が電力の地産地消の行動を起こし、電力事業への参入障壁を取り払い、弾力性のある電力市場にする先頭に立っていくと強調したそうだ。 ⇒ http://sankei.jp.msn.com/region/news/110914/tky11091420200013-n1.htm

●東京都が計画している「天然ガス発電所」は、コンバインド・サイクル発電と言われるもので、天然ガスを使ったガスタービン発電と、その排熱を利用した蒸気タービン発電を組み合わせたもので、発電効率が高く(約58%)、CO2排出量も石炭の半分程度に抑えられる。また、天然ガスの資源量は豊富で、可採年数は250年とも400年とも言われている。この方式の発電所は2008年に運転開始した川崎天然ガス発電所(2機で85万kW)がある。電力会社も老朽化した火力発電所を早急にこの方式の火力発電に更新するべきではないか。


セシウム137、20~30年で北太平洋を1周

2011-09-15 | つぶやき

気象研究所や電力中央研究所の研究チームの試算によると、福島第1原発で海に流出した放射性セシウム137は北太平洋を時計回りに循環し、20~30年かけて日本沿岸に戻ってくるそうだ。他に40年後に大西洋に到達する流れや赤道の南側に至るルートもあるそうだ。流出量は5月末までに海に直接出た量が3500テラベクレル(東電発表の3倍以上)、大気中から海に落ちた量が10000テラベクレルで総量は13500テラベクレルと見込まれ、これは過去に核実験で北太平洋に残留している量の10数%に相当するという。 ⇒ http://mainichi.jp/select/science/news/20110915k0000m040089000c.html

自然の状態で海に存在する量に比較すると、どの程度増やしたことになるのであろうか?


羽生二冠が三冠返り咲き、通算タイトル獲得数が史上最多に並ぶ

2011-09-13 | つぶやき

羽生王座・棋聖(40)が第52期王位戦で広瀬王位を4勝3敗で破り、三冠に返り咲くとともに、全7タイトルの通算獲得数が80期となり、故大山康晴15世名人の史上最多記録に並んだそうだ。通算タイトル獲得数の3位は中原16世名人の64期、4位は現役の谷川九段の27期。現在、渡辺竜王と王座戦を戦っており、防衛に成功すれば、タイトル獲得数の新記録を達成することになる。 ⇒ http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/20110913-567-OYT1T00829.html

タイトル獲得数が現役では断トツの強さだ。まだ、40歳と若いのでまだまだ記録を伸ばすことになるだろう。


東日本大震災から半年

2011-09-11 | つぶやき

死者不明者は19,800人、避難生活者は47都道府県で約82,000人(内、避難所生活者は約6800人)という。仮設住宅は9/5現在、必要個数の94%に当たる49,124戸が完成、入居率は84%という。がれきの撤去は環境省の9/6の纏めで、岩手、宮城、福島の3県で推定量約2300万トンのうち、仮置き場への撤去済みは54%に留まり、放射線物質に汚染されたがれきの処理方法や保管場所も決まらないままなど、多くの課題が残っているという。 ⇒ http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011091000293

●読売新聞が被災者500人に行ったアンケート調査によると、「復興できる」と答えた人は24%に留まり、時間の経過とともに減少しているそうだ。岩手、宮城両県で「復興できる」と答えた人は、発生1カ月後は53%、3カ月後は38%、福島県では1カ月後41%、3カ月後32%だったそうだ。 ⇒ 9/11読売新聞

復興の遅れが、被災者にあきらめの気持ちを広めつつある状況は憂慮される。重要閣僚の経産相が就任後僅か9日で不適切発言により辞任する事態になるとは、期待された野田内閣の先行きにも不透明感が漂う。


人工衛星の破片落下の注意報

2011-09-11 | つぶやき

1991年に打ち上げられ2005年に運用を終えた大気観測衛星(約6トン)が9月下旬~10月上旬にかけて大気圏に突入する見込みで、NASAが注意報を発表したそうだ。大部分は燃え尽きるが、26個の金属破片(計532kg)が800km平方に落下するという。この一つが世界の誰かに当たる確率は1/3200、自分に当たる確率は1/210000000000000(21兆)だそうだ。 ⇒ http://www.asahi.com/science/update/0910/TKY201109100155.html

日本人の誰かに当たる確率は210万分の1程度のようだ。