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気が向いたときに気が向いた話題でつぶやきます

カンタータ BWV 117

2024-03-02 | つぶやき

「至高の善に賛美と栄光あれ」というタイトルの教会カンタータ。このカンタータのメッセージは、地球と人類を創造した神への賛美と栄光という、かなり一般的なメッセージであるそうだ。バッハがこのカンタータを書いた時期は1728-1731と推測されているが、それが祝祭的なものであったことは明らかという。結婚式や感謝祭の礼拝かもしれないそうだ。第7楽章のアルトアリア「Ich will dich all mein Leben lang」は、バッハの最もインスピレーションを受けた瞬間の1つと言われることがあるそうだ。 ⇒ Sei Lob und Ehr dem höchsten Gut – Bach (bachvereniging.nl)

Bach - Cantata Sei Lob und Ehr dem höchsten Gut BWV 117 - Sato | Netherlands Bach Society


お琴によるシャコンヌ

2024-02-22 | つぶやき

シャコンヌはピアノやギターなどいろいろな楽器で演奏されているが、お琴による演奏は初めて聞いた。

Chaconne J.S.Bach transcribed by Karl Scheit,supplemented by Maya Kimura koto


フランス組曲第2番 ハ短調(BWV 813)

2024-02-16 | つぶやき

「全ての音符を正しい位置に」は巨匠のトレードマークであるが、バッハと言えども、自分の音楽を完璧に仕上げるのに苦労していたそうだ。このフランス組曲第2番ほど、それが明白なケースはめったにないそうだ。特に、最初の2つの楽章、アルマンドとクーラントは4つまたは5つのバージョンが存在するそうだ。また、組曲全体の形式においても、バッハはいくつかのアイデア;メヌエットは1つ、2つ、それとも無し、の間で引き裂かれていたそうだ。最初のバージョンにはメヌエットはなかったが、後のソースでは第2メヌエットも収録されているものもあるそうだ。この組曲の初期のバージョンは既に優れており、最初に聴いたとしても、いくつかの音符が正しい位置にないとは決して思わないであろうという。 ⇒ 'French' Suite no. 2 in C minor – Bach (bachvereniging.nl)

Bach - French Suite no. 2 in C minor BWV 813 - Hantaï | Netherlands Bach Society

(関連:2022/6/17マイブログ


クリスマス・オラトリオより(BWV 248)

2023-12-16 | つぶやき

クリスマス・オラトリオは6つのカンタータで構成されており、この演奏は最初のカンタータ。イエスの誕生を祝う歓喜と、十字架上のイエスの運命を暗示する深刻で悲しい音色との間の完璧なバランスを達成しているそうだ。 ⇒ 喜べ、喜べ!クリスマス・オラトリオより – バッハ (bachvereniging.nl)

Bach - Jauchzet, frohlocket! from Christmas Oratorio BWV 248 - Sato | Netherlands Bach Society


幻想曲とフーガ イ短調(BWV 944)

2023-11-14 | つぶやき

この作品は、作曲家として、どこまでを固定し、何を演奏者に任せるべきかという問題を提起しているそうだ。ファンタジアの冒頭から、アルペジオの注釈付きで和音のみが書かれており、鍵盤奏者は一連の和音のアルペジオの種類、テンポ、その他の即興演奏について独自の選択をしなければならないそうだ。 ⇒ Fantasia and fugue in A minor – Bach (bachvereniging.nl)

Bach - Fantasia and fugue in A minor BWV 944 - Frankenberg | Netherlands Bach Society


The Beatles - Now And Then

2023-11-03 | つぶやき

最新テクノロジーが可能にした、ジョン、ポール、ジョージ、リンゴが共に制作する最後のビートルズ・ソング。

The Beatles - Now And Then (Official Audio)


パルティータ第4番 ニ長調(BWV 828)

2023-09-30 | つぶやき

イギリス組曲やフランス組曲などの初期の組曲と比較して、パルティータはよりシアリアスな性格を持っているそうだ。より円熟した年齢で、舞踏のリズムにはあまり興味がなく、聴衆と演奏者の両方を積極的に音楽に巻き込み、そして考える糧を与えるポリフォニック構造により興味があったようだという。これが、バッハが将来の世代に伝えたい類の音楽であるそうだ。 ⇒ Partita no. 4 in D major – Bach (bachvereniging.nl)

Bach - Partita in D major BWV 828 - Albach | Netherlands Bach Society

(関連:2022/8/20マイブログ


WTCⅡ第24番 ロ短調(BWV893)

2023-07-14 | つぶやき

平均律クラヴィーア曲集第2巻の最終曲は遊び心のあるデュエットと軽快なフーガで締めくくられるそうだ。 ⇒ The Well-Tempered Clavier II no. 24 in B minor – Bach (bachvereniging.nl)

Bach - WTC II Prelude and fugue no. 24 in B minor BWV 893 - Schornsheim | Netherlands Bach Society

All of BachのプロジェクトでWTCⅡの全曲を一人で演奏したチェンバロ奏者のChristine Schornsheimへのインタビュー・ビデオが公開されている。

Schornsheim on the Well-Tempered Clavier II BWV 870 - 893 | Netherlands Bach Society


MUSIQUAが7年ぶりにニューアルバム

2023-05-24 | つぶやき

MUSIQUAが7年ぶりに6枚目となるニューアルバム「CQ」を出すそうだ。(発売日は6月28日)
その中の、「すたーだすと」と「ANSWER」という曲のMVが公開されている。

J-POP 女性シンガー | MUSIQUA 「すたーだすと」 MV 【公式】

J-POP 女性シンガー | MUSIQUA 「ANSWER」 MV 【公式】

(関連:2016/6/13マイブログ


ブランデンブルク協奏曲第1番 ヘ長調(BWV 1046)「メヌエット」

2023-03-10 | つぶやき

バッハはブランデンブルク協奏曲を書く際、イタリアの協奏曲を取り入れたが、常に、それに彼自身のひねりを加えたそうだ。このブランデンブルク協奏曲第1番のメヌエットはその良い例だそうだ。 ⇒ Menuet from 'Brandenburg' Concerto No. 1 in F major – Bach (bachvereniging.nl)

Bach - Menuet from Brandenburg Concerto No. 1 in F major BWV 1046 - Sato | Netherlands Bach Society

(関連:ブランデンブルク協奏曲の過去記事


カンタータ BWV80

2023-03-04 | つぶやき

このカンタータは「 われらが神は堅き砦」というタイトルで、軍事的言及に満ちた戦闘的なカンタータであるそうだ。バッハの時代、三十年戦争は1648年に終わったばかりであり、この戦争のトラウマは誰の記憶にもまだ新鮮だったそうだ。詩編46に基づいてテキストが始まる戦争の比喩は、すぐにコラールを宗教改革の歌に変えたそうだ。従って、バッハの時代、ザクセン州の祭りであった宗教改革記念日(10月31日)に歌われたのも不思議ではないそうだ。●1730年にライプツィヒで演奏された初版はワイマール時代に作曲した音楽に基づいており、大規模なオープニングの合唱はまだなかったそうだ。それを伴ったカンタータは、1735年の新しい演奏のみであるそうだ。 ⇒ Ein feste Burg ist unser Gott – Bach (bachvereniging.nl)

Bach - Cantata Ein feste Burg ist unser Gott BWV 80 - Sato | Netherlands Bach Society


WTC II 第13番 嬰へ長調(BWV882)

2023-02-22 | つぶやき

第13番の前奏曲はWTCⅡの新しい始まりのように感じられ、一瞬、息をのむといいう。穏やかで、ダンシーでおそらく、キーが嬰へ長調のために、異常に「普通」であるそうだ。フーガはガボット形式で複雑な和声パズルであるそうだ。バッハの傑作という。 ⇒ The Well-Tempered Clavier II No. 13 in F-sharp major – Bach (bachvereniging.nl)

Bach - WTC II Prelude and fugue no. 13 in F-sharp major BWV 882 | Netherlands Bach Society

(関連:2023/1/28マイブログ


WTC II 第12番 ヘ短調(BWV 881)

2023-01-28 | つぶやき

この平均律クラヴィーア曲集第2巻第12番の前奏曲とフーガは、バッハが新旧のアイデア(バロック様式とギャラン様式)をエレガントに組み合わせた作品であり、1782年に、作曲家のヨハン・フリードリヒ・ライヒャルトは、この前奏曲とフーガを「最も深く、甘い悲しみの表現」と説明したそうだ。 ⇒ The Well-Tempered Clavier II No. 12 in F minor – Bach (bachvereniging.nl)

Bach - WTC II Prelude and fugue no. 12 in F minor BWV 881 - Schornsheim | Netherlands Bach Society

(関連:2022/12/31マイブログ


フーガト短調(BWV 1026)

2023-01-22 | つぶやき

このフーガは我々が知っているバッハのようには聞こえず、また、バッハによって書かれたという具体的な証拠がなかったため、長い間、バッハの作品かどうか疑われていたそうだ。しかし、2005年にドイツの音楽学者Peter Wollnyが、この作品は本当にバッハのものであるという証拠を思いついたそうだ。  ⇒ https://www.bachvereniging.nl/en/bwv/bwv-1026/

Bach - Fugue in G minor BWV 1026 - Sato and Ares | Netherlands Bach Society


WTC II 第9番 ホ長調(BWV 878)

2022-12-31 | つぶやき

この曲はシングルシンガーズのアルバム「ジャズ・セバスチャン・バッハ」(1963年)で使用されたそうだ。さわやかで軽い前奏曲で始まり、独創的に構築されたフーガが続く。 ⇒ The Well-Tempered Clavier II No. 9 in E major – Bach (bachvereniging.nl)

Bach - WTC II Prelude and fugue no. 9 in E major BWV 878 - Schornsheim | Netherlands Bach Society

●参考までに、シングルシンガーズのWTC II 第9番プレリュードを以下に引用する。

Prelude No.9 [The Well-Tempered Clavier - Book 2 BWV 878]